「外の空気」でリフレッシュ! 外気と太陽の光の心地よさ
外の空気と太陽の光で、心身をリフレッシュ!
朝、ゴミ出しなどで外に出ると、気持ちよさを感じるもの。洗濯物や布団を干すときに屋外の空気に触れると、何となく大きな深呼吸をしたくなることはありませんか? 室内の空気とは違った新鮮な空気を大きく吸い込むと、体全体がすっきりとした感覚になると思います。天気のいい日は日光を浴びることで頭と体が覚醒モードになり、前向きな気持ちで一日を過ごすことができます。
屋外運動の3つの効果・メリット
同じ運動をする場合、室内でも屋外でも期待できる運動効果に顕著な差があるわけではありません。しかし屋外で行う運動には、以下のような3つのメリットがあります。- 自然光を浴びることで、体が覚醒モードに入りやすくなる
- 日光を一定時間浴びることで、ビタミンDの合成が促される
- 屋外の景色を眺めることで緊張がほぐれ、心身のリフレッシュ効果が期待できる
まず、自然光による覚醒は体内リズムを整えることに役立ちます。もちろん室内でカーテンを開けるだけでもその効果は期待できますが、部屋の電気をつけて明るくするだけでは自然光ほどの効果は得られません。寝室からいきなりまぶしく感じるほどの場所に出てしまうと刺激が強すぎるので、少しずつ目をならしながらベランダなどに出ると、自然光とともに屋外の空気に触れてすっきりと覚醒することができるでしょう。これは晴れた日だけではなく、曇りの日でも実践したいところです。
また、ビタミンDは体を支える骨格を維持するために必要な栄養素の一つで、骨粗鬆症の予防にも推奨されていますが、食物から摂取するだけでなく、日光を一定時間浴びることで体内でも合成されます。ビタミンDには、食物からのカルシウム吸収を促し、血液中のカルシウム濃度を一定の濃度に保つ働きもあります。
さらに屋外の景色を眺めることもよい影響があります。室内では近くにあるものばかりが目に入りますが、屋外の運動では遠くの景色も見ることになるので、目の周りの筋肉をはじめ、顔面付近の筋緊張をゆるめることにもつながります。思わずその場で体を伸ばしたくなることもあるでしょう。しばらく屋外の風に当たっていると顔に当たる風や環境音など、さまざまな感覚も刺激され、心身のリフレッシュ効果が期待できます。
手軽に始めたい人におすすめ! ベランダエクササイズの方法と注意点
運動不足を解消したいけれど、屋外でのウォーキングやジョギングを始めるのはハードルが高いと感じる人は、まずはベランダに出て、外の風を感じながら運動をしてみてはいかがでしょうか。両手を組んで頭の上にあげる「背伸び」は、比較的やりやすいエクササイズの一つです。肩が痛いという方はムリをせず手を下ろした状態から後方に少しあげて、胸を伸ばすストレッチなども良いと思います。この状態で首を左右に軽く曲げると、首から肩にかけての筋肉も伸ばされて、デスクワークで硬くなりがちな筋肉をゆるめることができます。また同じ姿勢で腕を内・外とひねる動作も肩周辺の筋肉を適度に動かすエクササイズとしてオススメです。
注意点としては、痛みがある動作は行わないこと。またベランダで足元に不安があるような場合は、転倒予防のためにまずは必ず足元を安定させてから行うことを心がけましょう。