マイナンバーとは?
マイナンバーとは、日本に住民票を有するすべての方(外国人の方も含む)が持つ12桁の番号です。海外にいる人は住民票を日本に移すと、付番されます。社会保障、税、災害対策の3分野で、個人情報が同一人物のものであることを確認するために活用されています。マイナンバーカードを作ってみましょう
マイナンバーカードの申請方法には、オンライン(スマホまたはPC)、郵送、証明写真機の3つがあり、いずれの場合も申請から1カ月程度で発行されます。発行されてからの引き渡しに少し時間がかかります。スマホやPCで申請するには、メールアドレスと顔写真を登録し、生年月日と電子証明書の必要事項を登録すれば、マイナンバーカード申請は終了です(マイナンバーカード総合サイト参照)。
「マイナンバーカード個人番号カード、申請可能」のステッカーが貼ってあれば、まちなかの証明写真機でもマイナンバーカード申請は可能です。
ただ、スマホもPCもまちなかの証明写真機でもすんなり申請できない場合は、お住まいの市区町村役場へ行けば郵送用のマイナンバーカード申請書が置いてありますので、申請窓口に聞いてみましょう。
マイナンバーカードをお得に活用
マイナンバーカードは運転免許証などと同じく、公的な身分証明書として利用できます。令和3年3月からは健康保険証とも兼ねられるようになる予定です。マイナンバーカードを作り、決済サービスを選んで申し込むとマイナポイントがもらえます。マイナポイントとは、マイナンバーカードを使いスマホやインターネットで事前に申し込むと、キャッシュレス決済サービス利用額の25%が買い物に使えるポイントとして、最大5000円分還元される制度です。
自分のスマホでもマイナンバーカードの引き渡し場所でもマイナポイントの申し込みができます。対象のキャッシュレスサービスをマイナポイントHPで確認してみましょう。マイナポイント5000円分に独自の上乗せポイントをくれるキャッシュレスサービスもありますよ。
マイナンバーカードがあれば、市区町村窓口に行けないときも、近くのコンビニで住民票の写しや各種税証明書、戸籍証明書、印鑑登録証明書など各種証明書を取得できます。コンビニ交付を利用できる市区町村も、マイナポイントHPコンビニ交付で確認できます。
マイナンバーカードがあれば、スマホからオンラインで行政手続きを行ったり、お住いの地域の子育て、介護、国保、防災、障碍者支援など行政サービスを検索することができます(マイナポータル ピッタリサービス参照)。
確定申告を青色申告で行う場合、マイナポータルを通して電子申告すると、郵送や窓口申告と比較して10万円多い65万円の所得控除を受けられます。
作ると便利なマイナンバーカードですが、普及率はまだ2割とのことです。マイナポイントの期限も半年間延長され令和3年9月までになりましたので、マイナンバーカードの作成をぜひお勧めします。
薬の服用履歴なども「マイナポータル」で閲覧可能になる?
政府ではデジタル庁を創設し、多くの手続きのデジタル化を目指しています。令和3年3月を目安に健康保険証や運転免許証などをマイナンバーカードと一体化してスマホで使えるようにする予定です。薬の服用履歴なども政府のオンラインサービスの窓口「マイナポータル」で閲覧可能になるでしょう。政府は新型コロナウイルスのワクチン接種の管理にもマイナンバーを使うことを検討しています。ただし、このワクチン接種については国民に割り振られているマイナンバーで管理し、マイナンバーカードを作成してなくても可能となる見込みです。
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【参考】
もっと便利に!マイナンバーカード
マイナンバーカード総合サイト
マイナポータル
内閣府 マイナンバーについて