そこで急遽、年末年始のあいさつをする方法を3つお伝えしておきます。
最も簡単なのが、(1)「あけおめ!」を友だちに一斉に送る方法。そして、(2)LINEの年賀スタンプを自作して送る方法。さらに、(3)年賀状風の画像を制作して送ったり、実際に郵便局から届けてもらう方法です。
さっそく一つずつ解説していきます。
(1)「あけおめ!」を友だちに一斉に送る方法
複数の友だちに、同じメッセージを一斉に送りたい場合の方法です。送りたい友だちを集めた「グループ」を作っても良いのですが、それでは個別に送っているというプレミアム感が、相手に伝わらないかもしれません。そこで、あたかも個別に送っているかのようにメッセージが送れて、実は手間は一度で済ませられるという方法です。ちょっとズルい気もしますけどね……。
複数人に個別でメッセージを送るには、「転送」機能を使います。
まずは一斉に送りたいメッセージの文言を、友だちの1人に送ります。送ったメッセージを長押ししして、出てきたポップアップメニューの中から「転送」を選択します。「送信先を選択」の中から、送りたい友だちを選択して、「送信」すればOKです。「送信先の選択」画面には、直近で送った友だちのみが表示されますが、「もっと見る」を選べば、別の友だちも選択できますよ。
・メッセージを長押ししてメニューから「転送」を選ぶ
・メッセージを送りたい友だちを選ぶ
(2)LINEの年賀スタンプを自作して送る方法
単なる文字メッセージを送るよりも、特別感が演出できるのが、お年賀用のLINEスタンプを自作して送る方法です。でも、LINEスタンプを作るのって難しそう……そんな風に思ってしまう気持ちも分かりますが……実はとっても簡単なので、チャレンジしてみてください。
まずは、LINEスタンプを制作販売できる無料アプリ「LINE Creators Studio」をスマートフォンにダウンロードしてください。既にLINEアプリを使っている場合は、会員登録などの面倒な手続きもなく、スムーズに使い始められるはずです。
この「LINE Creators Studio」では、オリジナルの年賀状スタンプが簡単に作れる「年賀フレーム」が用意されています。この「年賀フレーム」に、例えば子どもやペット、自撮りした写真などを収めて、それをスタンプ化していきます。
この中に「年賀フレーム」だけでも24種類が用意されています。好きな写真と組み合わせていくだけなので、最短5分で年賀用LINEスタンプのデザインが完成します。
・「LINE Creators Studio」をダウンロードする
無料アプリ「LINE Creators Studio」をダウンロードして、「スタンプをつくる」を選択。下段にある「+」ボタンを押すと、新規スタンプの制作が始まる。アルバムから使う写真を選択し、「デコフレーム」を選ぶ
・24種類のフレームから好きな絵柄を選ぶ ・8種類以上のスタンプが作れる
同じ要領で、少なくとも8つのスタンプを作りましょう。するとスタンプを申請して、無料で使うことも、または販売することも可能になります。なお、申請から審査完了までは約2日かかるので、正月に自作スタンプを送りたい人は、早めに作っておきましょう。
(3)年賀状風の画像を作って送ったり、そのまま年賀はがきにして“届けて”もらう方法
お年賀といえば、やっぱり年賀状でしょう! とい人にオススメなのが、日本郵便が無料で提供している「ぽすくま(ぽすくま 森の年賀状屋さん)」サービスです。LINEで郵便局の公式アカウント「ぽすくま」を「友だち登録」して、好きな画像を送ると、年賀状のようなデザインを作ってくれるというもの。同アカウントでは、荷物の追跡や再配達なども行なえるので、これを機会に入れておけば、便利ですよ。
年賀状デザインを作る……といっても、「ぽすくま」の「トーク」画面を開いたら、画像を送るだけです。スマートフォンのアルバムから写真を選んでもいいし、その場で撮った写真を送ってもかまいません。そして、家族の写真やペットの写真などを送ると、数秒後には年賀状デザインの画像が送られてきます。
送られてきた画像を保存して、お正月に友だちにメッセージとして送ると、オリジナリティのある新年のあいさつになるはずです。
・「ぽすくま」を「友だち」に登録する ・使いたい写真を選ぶ ・送った写真を組み合わせた年賀状デザインの画像が送られてくる
2021年の年賀状デザインは、100種類以上あるといいます。写真を送るたびに異なるテイストのデザインを作ってくれるので、何度も送ってみるのもいいでしょう。
また「ぽすくま」で作ったデザインを、そのままリアルな年賀状に印刷してくれるサービスもあります。一貫して郵便局のサービスを使いたければ、無料アプリ「はがきデザインキット」をダウンロードして、発注しましょう。もちろん、この画像を使って他の印刷サービスでも年賀状を作れるはずです。
なお「ぽすくま」の公式サイトによれば、年賀状の注文は「2021年1月8日までご注文いただけます」とあります。年賀状を送っていない人から届いた時に、年賀状を追加で発注する際の、選択肢の一つにもなりますね。
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