31歳からの恋愛相談室/島田佳奈さんの回答

ママ社員のフォローで多忙。婚活する暇がありません

【31歳からの恋愛相談室/アドバイザー:島田佳奈】子持ち社員は早退したり突然休みをとったりしがちなので、その穴を埋めるべく、朝から晩まで働いている相談者さん。婚活も転職活動もする余裕がなく、悩んでいるそう。そこで今回は、仕事が忙しすぎて婚活する余裕がない女性がトライしてみるべきことについてお話しします。

執筆者:All About 編集部

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31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は島田佳奈さん

「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、島田佳奈さんです

「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、島田佳奈さんです

オトナ女子の恋活・婚活にまつわる悩みにお答えする、その名も「31歳からの恋愛相談室」。今回の回答者は「島田佳奈さん」が担当します。


■島田佳奈さんプロフィール
今回の回答者:島田佳奈さん

今回の回答者:島田佳奈さん

「本能のままに恋愛を楽しもう」がポリシー!奔放な恋愛経験を元に語る“女豹”ライター

モデル・OL・キャバ嬢・バイヤー・広告代理店・SE等多彩な経歴ののち、作家に転身。『人のオトコを奪る方法』『アラフォー独女の生きる道』他著作多数。奔放な恋愛経験と独自の恋愛観が好評。

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twitter:@shimadakana
 

お悩み:ママ社員のフォローで忙しく、婚活する余裕がありません

お悩み:ママ社員のフォローで忙しく、婚活する余裕がありません

お悩み:ママ社員のフォローで忙しく、婚活する余裕がありません

■ナミさん(29歳、経理)のお悩み
職場のチームで、私以外は全員、子持ちの女性社員です。彼女たちは育児を理由に早退したり休んだりすることも多く、そのしわ寄せが私に来ています。

おかげで、平日は朝から晩まで仕事、休日は家事と睡眠で終わる日々。将来的には結婚したいとは思うものの、まったく婚活をする余裕がありません。

マッチングアプリに登録してみたものの、やりとりする気力もなく、放置しています。

同僚のママ社員のことは、正直うらめしく思います。上司は「みんなで力を合わせて頑張ろう」としか言いません。でも今の仕事を辞めても、より条件のいいところが見つかる保証もないし、転職活動する暇もないので、とりあえず転職は考えていません。

このままずっと、ママ社員のフォローをしている間に、婚期を逃すのかな……と思うと落ち込みます。どうしたらいいでしょうか。
 

アドバイス1:ママ社員に率直な気持ちを伝えてみるのも手

アドバイス1:ママ社員に率直な気持ちを伝えてみるのも手

アドバイス1:ママ社員に率直な気持ちを伝えてみるのも手

ナミさんとしては、ママ社員たちだけがおいしい思いをしているように感じるのですね。かつ、自分の頑張りがママ社員たちに伝わっていないのでは……とも思ってらっしゃるのでは。その状態では、心の余裕もなくなってしまいますよね。

きっとママ社員たちは、ナミさんにものすごく感謝していると思います。でも、そこまで追い込まれていることは、気づいていないかもしれません。

私がナミさんの立場だったら、思い切ってママ社員たちに、今の率直な思いを吐き出してみると思います。あくまで明るく、ですよ。

たとえば「みなさんの仕事のフォローするのは、まったく問題ないんです。でも正直、朝から晩まで仕事だと、プライベートの時間がぜんぜん取れなくて。このままじゃ、出会いもなく年老いてしまいそうで……(泣)。誰か良い人紹介してください!」くらいの感じです。

もともとのママ社員たちとの関係性次第でもありますが、少なくとも話す以前よりは、気遣ってくれるようにはなると思います。恋愛の相談に乗ってくれるなど、精神的なサポートをしてくれる可能性も。
 

アドバイス2:会社よりも誰よりも、自分自身を大切にして

もちろん、ママ社員たちとの仲が良くない場合は、無理に打ち明ける必要はありません。打ち明けたとして、ママ社員たちも「そんなこと私に言われても困る。仕方ないじゃない」と感じてしまい、余計にギクシャクしてしまう可能性もあります。

ここまでお読みになって、「ママ社員たちと腹を割って話すなんてできない、上司に頼ったところでわかってもらえない、条件のいい会社に転職できる保障もないし、暇もない……。ほらやっぱり、解決策なんてないじゃない」、そう思われたかもしれませんね。

たしかに、八方塞がりに思えるかもしれません。でも、そうやって「できない」「無理」を探して、自分自身を「ないないづくし」と思い込んでしまうのは、自ら幸せから遠ざかっているようなものです。

いっそのこと、他の人のサポートを断るのも手かと思いますよ。たとえばママさん社員のやり残した仕事があったとしても、定時になったら手を付けずに、さっさと帰るんです。

それで仕事がうまく回らなくなったとしても、それはナミさんが気にすることではありません。現場がうまく回るように考えるのは、上司の役割なのですから。

どうしても抵抗があるなら、転職しましょう!

さきほどもお伝えしましたが、「転職活動をする暇もない」というのは、ナミにさん自身が決めつけて、諦めてしまっているだけ。仕事を休んで面談に行ったって、いいじゃないですか。きっと有給休暇も残っているでしょうから、遠慮なく使いましょう。

自分の人生は、自分で切り拓かないと。上司もママ社員たちも、ナミさんの人生の責任を取ってはくれません。

この際、仮病でも何でも使って3日くらい休んでみてください。自分がいなくてもどうにかなることがわかれば、多少気が楽になるはず。

またそうすることで、いかにナミさんがいてくれるとありがたいか、ママ社員たちや上司も気づくことでしょう。ちょっとは会社の空気も変わるかもしれませんしね。

そこまでやっても何も変わらないようなら、「こんな会社、辞めてやる!」と、気持ちの区切りもつけられるのではないでしょうか。
 

アドバイス3:職場の人間関係と働きやすさは関連性大!

どれだけ心地よく働けるかは、仕事内容そのものよりも、人間関係の良し悪しに左右されるもの。

どんなにやりたかった仕事でも、人間関係が悪いと悩んでしまいます。逆に、お給料のためだけに働いている仕事でも、人間関係が良好だと、居心地が良くて辞められなくなるものです。

ナミさんは、経理のお仕事をなさっているんですよね。経理のスキルは、どこの会社でも通じます。きっと、転職もうまくいくと思いますよ!

幸いにして今は、何事もオンラインで完結できる時代です。「自宅からオンラインで面接」なんてことも、どんどん当たり前になってきています。そういった仕組みをうまく活用すれば、転職活動もきっと「無理」ではなくなるはず。

どんな状況下でも、「できない」にとらわれず、「できる」ことを探してみてください。その先にきっと、今よりずっと居心地のいい職場や、素敵な男性との出会いがあるはず。応援しています!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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