時間に余裕がある時こそ、フリマの準備をしよう
外出自粛中に、家の片付けをしたという人も多いのではないでしょうか? 株式会社キュラーズの「休校措置やテレワーク等によって変化した自宅での過ごし方に関するアンケート調査」では、約24%が片付けや掃除をしたと回答しています。 使わない物や不要な物が出たら、フリマなどで売ることを検討する人も多いのではないでしょうか。時間に余裕がある時に準備しておくと、スムーズに出品できますよ。そこで今回は、フリマの準備ポイントを5つに絞って紹介します。【動画でも解説!】
1.出品するものを探す
まずはフリマアプリに出品する物を探します。家の中をぐるっと見渡すと、本棚に入れっぱなしの本やDVD、タンスの中の洋服、ほこりをかぶった置物などがあるのではないでしょうか。しばらく使っていない物はこの先も出番はほぼないと思って、これを機にフリマアプリで売ってみましょう。 例えば、文庫本の場合は同じ作家さんでまとめ売りするのも1つの方法です。状態や人気度にもよりますが15冊で1700円から3000円程度で売れることもあります。漫画も同じです。1冊あたり200円くらいになるケースも。キッチン用品も使わないなら売りましょう。私の経験になりますが、新品のフライパンを7800円で売ったこともあります。
商品をチェックするときの1番のポイントは、ダメージです。どこにどんな汚れや傷があるのかを必ず確認し、あまりにも状態が悪いようならば出品を見送るのもアリだと思います。
ダメージの受け止め方は人それぞれです。「それほどのダメージではないかも」と思っていても、実際には「すごくダメージがあった」とマイナス評価になる可能性もあるからです。
2.写真が参考になる出品者を見つける
フリマアプリでは物を直接見ることができないので、買ってもらえるかは写真にかかっていると言ってもよいでしょう。特に1枚目の写真は商品への入り口になるので、伝わりやすく見栄えのいい写真を使います。どういった写真がいいのかというと、自分が「これはいいな」と思った写真を参考にするのがよいと考えています。たくさんの出品物の中から目を引くような写真は必ずあります。それを真似すればよいのです。
3.商品説明の雛形を作る
商品の状態などを伝えるのは、商品説明です。文章で書くことになるのですが、ポイントを抑えた雛形を作っておくと便利です。ほとんどの商品において抑えるポイントは以下です。- ブランド名やメーカー名(検索に引っ掛けるため)
- 傷や汚れなどのダメージ
- サイズ
■洋服の場合
洋服のサイズは、同じMでもメーカーや服のデザインによっても違ってきます。そのため自分の体型で着心地を書くと伝わりやすくなります。例えば「身長160センチ、痩せ型の女性が着て、少しゆとりがあります。丈はお尻が半分隠れる程度です」とするとイメージしやすくなります。
自宅で洗濯ができるのかを気にする人もいるので、クリーニング表示などを撮影しておくとよいでしょう。
<洋服など衣類の場合の雛形>
- ブランド名:
- 傷や汚れについて:
- 購入時期:
- サイズ:
- 色:
- 素材:
- クリーニングタグ:写真を掲載していますので、ご確認ください。
バッグは持ち手や底の部分にダメージが出ることが多いです。また金具に傷がつくこともあります。バッグのサイズは具体的な数値よりも、「500mlのペットボトルが6本入る」「A4のファイルが入る」「長財布がギリギリ入る」など、物で示した方が伝えやすくなります。
<バッグの場合の雛形>
- ブランド名:
- 購入場所:
- 購入時期:
- ダメージ:
- 付属品など:
本やDVDの場合にはバーコード出品ができるので、それを利用しましょう。自動的にタイトルなどを入力してくれるので楽です。参考書などは発行年を気にする人もいるので、写真に撮って掲載しておくといいと思います。
<本やDVDの雛形>
- タイトル:
- 書き込みなどダメージについて:
- 発売時期:
お皿やグラス、ちょっとしたキッチングッズの場合は、サイズを気にする人が多いです。ペットボトルと並べたり、スマートフォンと比べるとサイズ感が伝わります。またレンジやオーブン、食洗機、鍋の場合には、IHで使えるかを気にするユーザーさんもいます。
<食器やキッチン用品の雛形>
- ブランド名:
- ダメージ:
- サイズ:
- レンジやオーブン、IHの使用について:
化粧品は新品よりも使用途中のものがたくさん出品されています。残量がどのくらいあるのか、いつ購入したのかがポイントです。また型番で検索する人も多いので、必ず書いておきます。
<化粧品の雛形>
- ブランド名:
- 商品の状態:
- 残量:
- 購入時期:
- 型番:
4.梱包セットを作っておく
商品が購入されたら梱包して発送します。この流れをスムーズにするために、前もって梱包セットを作っておくとよいでしょう。・ビニール袋や紙袋
・テープ類
・メジャー
・エアクッション
梱包資材がないときには、コンビニなどでも買うことができます。また、宅急便コンパクトやゆうパケットプラス、レターパックは専用の梱包材が必要になります。前もって購入しておくと梱包・発送がスムーズです。
5.ルールやマナーを再確認する
フリマアプリには出品禁止となっている商品や、やってはいけない禁止行為があります。例えば商品券、制服、レシートは、出品禁止物に当たります。また、現在フリマアプリは複数ありますが、同じ商品を同じタイミングで他のフリマに出品する「二重出品」を禁止するケースも少なくありません。もしルールに違反すると、アカウント停止などのペナルティーを受ける場合もあります。普段は細かく確認ができないルールを再確認をしておくと、新たな発見があるかもしれませんね。
ここで紹介した5つのポイントをしっかり抑えることで、出品がスムーズになると思います。時間に余裕がある時に、フリマアプリのルールやマナーを再確認し、準備しておきましょう。
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