きゅうりの旬っていつ?
きゅうりが最もおいしい時期を迎えるのは、夏真盛りの7月~8月です。特に太陽の光をたっぷり浴びて育つ、露地栽培のきゅうりは、きゅうりならではの青臭さと香りが漂い、絶品と言えます。現在は、技術が向上し、ハウスにて年中おいしいきゅうりが作られています。さて、きゅうりの主な産地と時期は次の通りです。
- 夏秋きゅうり(7月~11月):岩手県、福島県
- 冬春きゅうり(12月~6月):茨城県、千葉県、高知県、宮崎県
- 通年:群馬県、埼玉県
きゅうりの種類と時期について
ブルーム付きのきゅうりを買ったことはありますか? 白っぽい粉が付いていて、農薬のように見えるかもしれませんが、きゅうりはブルームによって、水分蒸発を防いでいます。
ブルームレスきゅうりは見た目もよくておいしいですが、ブルームがついているものは、種も小さく歯切れのよいので、おすすめです。
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イボの色が白い、白イボきゅうりです |
きゅうり:きゅうりには白イボきゅうりと黒イボきゅうりがありますが、国内では皮が薄く、鮮やかな緑色をしている白いぼきゅうりが多く出回っています。カリッと歯切れがよいのが特徴で、水分が多く、ジューシーです。
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太くて、皮が厚いので、剥いた方がおいしい「加賀太きゅうり」 |
加賀太きゅうり:加賀野菜のひとつで、直径8~10cmもある、太くて大きいきゅうりです。皮は厚く、固いので、皮を剥いてから食べる、加熱調理向きのきゅうりです。炒め物、煮物などにぴったりですが、生食にはあまり向いていません。しっかりと時間をかけて完熟させたものが市場に出回っています。
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ピンと張ったイボが痛いくらいの「ミニきゅうり」 |
ミニきゅうり:花が咲いてから、間もなく収穫した、若採りのきゅうりです。普通のきゅうりと比べると、細く、短く、イボがするどいです。もろきゅうとも呼ばれ、味噌をつけて、パリッと食べるとおいしいです。
四葉(スーヨー)きゅうり:折れやすく、日持ちが悪いため、作られている量は多くないですが、さわやかな香りとパリっとした歯ごたえが抜群のきゅうりです。イボがするどく、見た目は普通のきゅうりと同じです。生で味わいたいきゅうりです。