お風呂上がりのストレッチ、柔軟性があがるのはなぜ?

お風呂上がりのストレッチ

心身ともにリフレッシュできるお風呂上がりのストレッチ。体が柔らかく感じるのはなぜ?


疲れたときに大きく伸びをするように、私たちは知らず知らずのうちに筋肉を伸ばしてストレッチを行う習慣があります。そして運動後や入浴後はストレッチがしやすいことは、経験則として知っている方も多いかもしれません。

筋肉は、筋肉自体の温度(筋温)が低いよりも高い状態で伸びやすくなります。そのため体温があがっているときは、筋肉の柔軟性も高まっているタイミング。お風呂上がりにより高いストレッチ効果が期待できると考えられているのはこのためです。

アスリートに入浴後のストレッチを実践してもらうと、開脚しやすくなったり、長座の姿勢で今まで届かなかったところまで手が届いたりするようになり、パフォーマンスアップにつながったケースも少なくありません。  
 

お風呂上がりのストレッチの効果・メリット

お風呂上がりのストレッチは、運動後の筋肉痛を和らげたり、筋肉の柔軟性を高めて「関節可動域」を拡げたり、さらには全身の血流改善を促したりと、短い時間で体のコンディションを良い状態に保てるメリットがあります。

そもそもお風呂上がりのストレッチが、他の時間帯よりもうまくできるのは、冒頭で触れた通り、体が温まっていることで筋肉の柔軟性が高まっているためです。筋肉は筋線維が束になって構成されていて、ゴムのように伸び縮みをすることで力を発揮しています。筋温が高い状態の方が筋肉の収縮性がより大きくなるため、ストレッチ効果も高まるのです。
 

お風呂上がりのストレッチ効果をあげる入浴のコツ

基本的なことですが、重要なのは「体をしっかり温める」ことですので、シャワーだけで済ましたりせず、しっかりと湯船に浸かることが大切です。もしシャワーしかない環境であれば、首の後ろや膝裏などの大きな血管がある部分を中心に温めながら、手や足などを積極的に動かすことを心がけましょう。また、長時間湯船に浸かっていると湯あたりしてしまいますので、体が中からポカポカと温まったと感じたら入浴を終え、ルームウエアなどで体が冷えないように保温をしてストレッチを行うようにします。

また足首が硬いと感じる人には湯船の中で正座をすることをオススメしています。陸上とは違って水中では浮力が働くため、正座をしやすく、足の甲部分の筋肉を伸ばすことができるためです。続けて行っていると足首の柔軟性改善が期待できます。

毎日の入浴とセットにすれば習慣化もしやすいお風呂上がりのストレッチ。短い時間でも心身のリフレッシュにもなります。入浴中にしっかり筋温をあげることを意識して、無理のないところから少しずつ、ぜひ続けてみてください。
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