DIY・日曜大工

塗るだけでアンティーク調!ターナーのオールドウッドワックス

おしゃれな雰囲気を演出できるアンティーク調のインテリア。DIYアドバイザー兼木工デザイナーの番匠さんが「初心者でも簡単に扱える」とイチオシしてくれたのが、ターナーの「オールドウッドワックス」です。塗るだけで保護と着色が同時にできるんだとか!

番匠 智香子

執筆者:番匠 智香子

DIY・日曜大工ガイド

ターナー色彩 オールドウッドワックス

塗るだけで深みのあるアンティークな雰囲気に


ご自宅の家具を「おしゃれにリメイクしたい! 」と思っても、DIY初心者さんだと上手くできるか不安ですよね。私がイチオシするのは、ターナーの「オールドウッドワックス」。このワックスは、白木に塗るだけで深みのある古材のような仕上がりになり、アンティークな雰囲気を楽しめます。

難しいテクニックも必要なく、スポンジや布で塗り込むだけで雰囲気良く仕上がり、保護と着色が同時にできるのも手軽でいいところ。色はブラウン系、グレー系、ホワイトなど全10色。

他のワックスではなかなかないグレー系が4色揃っているので、よりご自宅のインテリアにマッチするカラーを選べます。
   
 

初心者でも簡単アンティーク調仕上げ


クリーム状で塗りやすいワックス

クリーム状で塗りやすいワックス


そもそもワックスは、ペンキなどに比べて扱いが簡単なので、DIY初心者や塗装が苦手という方にもおすすめです。

なかでも「オールドウッドワックス」のおすすめポイントは、まず臭いが少ないこと。臭いがキツイとそれだけで作業するのが嫌になってしまったり、臭いを嗅いで具合が悪くなってしまうことがありますよね。そういったトラブルもなく、最後まで快適に作業できるのはありがたい!

そして、次に乾きが早いこと。乾きが遅いとしばらくべたついたり、仕上がりに時間がかかってしまいますが、こちらのワックスは1時間程度で乾くので、そういったストレスを感じずに作業がおこなえます。色を濃くしたい場合は、重ね塗りすることで色味の調整も可能。

伸びが良く、塗りやすいソフトタイプなのも高ポイント。クリーム状のワックスは、気温によって変化が起こりにくく、どんな季節でも活躍します。

 

汚れる範囲が少ないのも嬉しいところ


缶オープナーがあると便利

缶オープナーがあると便利


DIYアドバイザーとして木工講座をおこなうとき、液状の塗料を扱うとなると、周囲が汚れてしまうため広い養生が必要だったり、刷毛や塗料皿を用意したりと大変です。

しかし、ワックスを使った講座では、用具も少なく後片付けも楽ちん、そして何より初心者の受講生でもほとんど失敗がありませんでした。白木に塗るだけでいい雰囲気に仕上がったので、皆さん、「こんな簡単に出来るんだ!」と感動してくれました。

1枚の板を塗る際、塗料の場合は乾燥待ちの面が出てくるので、それだけ場所が広く必要になりますが、ワックスは全面に塗れて、周囲を汚しづらいので養生も簡単です。

塗料の耐久性やカラーバリエーションの多さににはかないませんが、1度塗るだけで保護と着色がおこなえるため、手軽にアンティーク風の雰囲気を演出したいという方にぴったりのアイテム。

堅いブラシでツヤを出したり、釘やのこぎりでわざと木にダメージを与えたりとプラスの楽しみ方が出来るのもワックスの面白いところ。気軽にDIYを楽しみたい方の第一歩としてもイチオシします。
 
DATA
ターナー ┃ オールドウッドワックス

容量:350ml
塗装面積:10~15㎡(350mlあたり/1回塗り)
乾燥時間:1~2時間(硬化乾燥1週間)
性質/成分:油性/ろう(蜜蝋・マイクロクリスタリンワックス)・有機溶剤(イソパラフィン)・合成樹脂(アルキド・テルペン)・顔料
カラー:1ジャコビーン、2チューダーオーク、3ラスティックパイン、4ウォルナット、5チーク、6アンティークグレー、7チャコールグレー、8スモークグレー、9ベージュグレー、10ホワイト
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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