天ぷら、煮物、炒め物、パスタ、グラタン、サラダ、パイ、タルト、プリンなどなどかぼちゃを使ったおいしい料理は数知れず!
ずんぐりと大きく、ずっしりと重い。そして厚ぼったい皮の中に、ほっくりと甘い果肉が詰まっているかぼちゃ。火を入れた後の、やさしい甘みは、他の野菜にはない味わいですね。
かぼちゃは、1個あれば長く保存できる上に、皮も果肉も丸ごと食べることができます。食べ方も多く、天ぷら、煮物、炒め物、パスタ、サラダ、パイ、タルト、プリンなどなど……。こんなに用途が広くて、便利な野菜は他にはない! そんなかぼちゃの魅力に迫りましょう。
かぼちゃの栄養
かぼちゃは一度に食べる量が多いので、栄養の供給源としては理想的。美肌作りや生活習慣病予防に効果的なカロテン・ビタミンC・ビタミンEが豊富! その上、かぼちゃに含まれるビタミンは加熱しても壊れにくいので、効率的にビタミン補給ができます。食物繊維も多く含まれており、整腸作用や便秘予防にも効果的です。ちなみにかぼちゃには東洋種と西洋種があるのですが、西洋種の方が栄養価が優れています。栄養目的でかぼちゃを選ぶ場合は、西洋種を選んではいかがでしょうか。
食べるときは油を使う料理ならば、脂溶性ビタミンのカロテンやビタミンEの吸収がよくなるので、うまく食卓に取り入れてみてください!
よいかぼちゃの選び方
ヘタが枯れて乾いているものを選びましょう |
- 見た目より持った感じが重いもの
- ヘタの部分が十分乾燥しているものが完熟している目安になります
- ヘタの周りがくぼんでいるものを選びます。
- 表面の皮に色むらがなく、形が整っているものを選びます
- カットしているものは、果肉の色が濃く、種とワタの部分が崩れていないものを選びます
かぼちゃの保存方法
最近は1/4にカットされたかぼちゃが売られていますね |
- まるごとの場合は10℃前後の涼しくて、風通しのよいところで保存すれば1~2ヶ月もちます。
- カットしたものは、種とワタの部分から傷むので、スプーンでくりぬき、ラップをして冷蔵庫で保存すれば1週間もちます。