小学校/不登校・登校しぶり

「学校に行きたくない」子どもを親は許すべき?正しい対応とは

「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき、親としてどんな言葉をかけ、どのような対処をすればよいのでしょうか。入学後、新学期、長期の連休明け……様々なタイミングで子どもが「学校に行きたくない」という原因と親としてとるべき対策をまとめました。

執筆者:All About 編集部

「学校に行きたくない」と言う子どもの心のサインを見逃さないために

「学校に行きたくない」と子どもに言われた時に親がすべき対処法

「学校に行きたくない」と子供に言われたら……「登校しぶり」がやがて「不登校」に

「登校しぶり」とは、子どもが何らかの理由で学校に行きたがらない状態のことです。順番として「登校しぶり」があり、その状態が続くことで「不登校」に移行していくというのが一般的です。

文部科学省から2018年の秋に出された統計によると、小中学校における不登校児童生徒数は、144,031人(前年度133,683人)であり、不登校児童生徒の割合は1.5%(前年度1.3%)とされています。「不登校」は単にその時期に学校に行くことができないという問題だけでなく、それが長期化し「引きこもり」へとつながっていく可能性のあるものと認識する必要があります(参考記事「学校行きたくない…子どもの5月病「登校しぶり」対策」)。

子どもが発した「学校に行きたくない」という言葉は、見逃してはならない心のサイン。親が子どもにかけるべき言葉、対処法についてまとめました。
     

子どもが「学校に行きたくない」原因

子どもが「学校に行きたくない」原因

子どもが「学校に行きたくない」原因は主に2つ考えられます

子どもが「学校に行きたくない」原因として以下のようなことが考えられます。

1.学校生活における心配事
学習のこと、友達との関係、教師との関係などにおける小さな不安のようなものが、特に連休など学校に行かない期間に少しずつ大きくなってしまうことが多いです。
子どもにも「学校は行くものだ」という考えが根底にあり、「学校に行かないこと」に罪悪感のようなものを抱いています。子どもは、不安が大きくなり、「学校に行きたくない」と思うギリギリの状態まで、我慢してしまうことが少なくありません。

2.生活リズムの乱れ
生活リズムの乱れとは、連休に限らず通常の週末でも、遠出をしたり、スポーツを頑張り過ぎたことなどが原因で睡眠のリズムが崩れたり、疲れが残っている状態にあることです。寝る時間が遅くなると、それに伴って起きる時間も遅くなりがちです。そういった要素も子どもの登校しぶりに関係があります。

参考記事
学校行きたくない…子どもの5月病「登校しぶり」対策
 

学校に行きたがらない子どもの言葉以外のサイン

「学校行きたくない」 登校しぶりの症状と対処法

「登校しぶり」の症状……家庭だけでなく学校で体調不良を訴えることも

悩みやストレスが大きくなると、様々なサインが現れます。心のSOSは睡眠、食欲、体調、行動の4つの面に出てくることが多く、「今まではこんなことなかった」「普段の様子と違う」など、いつもと違うことへの親の気づきが大切です(「こころのSOSサインに気づく」/厚生労働省)

「登校しぶり」の具体的な症状としては、漠然とした不安や腹痛や頭痛などの身体の不調を訴え、登校できなくなるのが一般的です(「ひきこもりや不登校」というサイン/厚生労働省)。

家庭で朝からこのような体調の不良を訴えることもあれば、学校で体調不良を訴え、保健室などで休みたがることもあります。
 

学校へ行きたがらない子、不登校への対策

■対策1:生活リズムを整え、学校に行くストレスを軽減
子どもに限らず大人にも当てはまることですが、体が疲れていると、気力がわかなくなり、楽しいことに目を向けにくくなります。

子どもが「学校に行きたくない」と言うようになったら、睡眠と食事をチェックしてみましょう。夜更かしがくせになっていて睡眠時間が短くなっていたり、夜中に何度も目を覚ましているなど、睡眠の質が落ちている様子はないでしょうか。また、食欲は落ちていないでしょうか。

子どもも大人も、心の不調は、まず睡眠と食事に現れます。心と体は連動しているため、まずは体を元気にすることが、はるかに簡単で効率的です。学校でもよく言われる「早寝・早起き・朝ごはん」などはこういったことをベースとしているものです。家庭でも早寝早起きなどのリズムをしっかりと整えていくことで、学校に通う際のストレスが軽減されると考えられます。

■対策2:学校の様子を把握する
「学校行きたくない」 「不登校」対策

学校の状態が分かってくることで、自分の子どもの話を理解できるように

授業参観やボランティアなど学校に行く機会を利用して学校や学級の様子を見る、保護者同士で何かあった時に連絡ができるような人を作るなど様々な形で学校の様子を知ることは、自分の子どもと関わる時にプラスに働きます。

学校(学級)の状態が分かってくることで、自分の子どもの話をより深く理解することができるようになります。学級の状況が悪いようであれば、それは自分の子どもだけの問題ではないので、担任の先生や学校の管理職と相談をすることが必要になってくることもあります。

また、自分の子どもの思い違いであるようなケースが分かれば、それを子どもに伝えることもできます。親が実際に学校の状況を見ることで、その状況に適したアドバイスがしやすくなります。

参考記事
学校行きたくない…子どもの5月病「登校しぶり」対策
すわ、不登校?!「登校しぶり」が始まったときに
 

入学直後の「学校に行きたくない」は子どもの生まれ持った性格をまず理解

入学直後の「学校に行きたくない」小1・中1

幼稚園・保育園から小学校へ、小学校から中学校へ、入学直後は大きな環境の変化を伴う

幼稚園・保育園から小学校へ、小学校から中学校へ、大きな環境の変化を伴うステップで見られる「学校に行きたくない」は、友人関係やいじめ、学業困難などの外の理由よりも、内気な性格、引っ込み思案、新しい環境への不安感など、理由が内にあるパターンが多いようです。
  • 内気で引っ込み思案
  • 新しいクラスに慣れるのに時間がかかる
これらはもともとの気質です。性分的に変化を好まず、「いつも通り」が好きな子どもがいます。

心理学的に、学校に行きたくない子どもに「頑張って」と励ましても、親の気持ちは届きにくいものです。気質的に引っ込み思案な子、ゆっくり適応する子には、その言葉はむしろ「突き放された」ように伝わるかもしれません。
  • 「他の子が馴染んでいるのだから」
  • 「パパやママだって小さいころ出来ていたのだから」
という理由で、
  • 「だから大丈夫、○○ちゃんなら出来る」
というわけにはいかないことを十分に理解しておく必要があります。急かしてしまうと、本当に学校嫌いになってしまいかねません。

ゆっくり適応する子は、概して、身の回りの変化にとまどい、不安を感じやすい傾向があります。そして、その不安は親に甘えることで解消していきます。子供にとって、親は安全基地。いつもよりエネルギーを使う入学や新学期は、いつも以上に親に甘えることを必要としています。

無理やり慣れさせるのではなく、その子のペースで慣れていくのを見守っていきましょう。その傾向は今後も続きます。年齢が上がっても、分かりやすい愛情表現を心がけ、安心させて送り出してあげましょう。

参考記事
新学年、子供が学校に行きたくないと言ったら?
 

小学1年生の「小1プロブレム」:小1の子どもの不安と対策

小学1年生の「小1プロブレム」

「小1プロブレム」幼稚園・保育園と小学校との段差で小1の子どもが抱える不安

また「小1プロブレム」と言われる、幼稚園・保育園などと小学校の間の段差によって生じる様々なトラブルもあります。

小学校の入学時における子どもが抱えている不安について調べた研究によると、入学時に感じていた学習面の不安は6月、9月に入ると大幅に減っていきます。実際には、学習面よりも生活面での不安が大きく、中でも通学、給食などがきっかけとなり、小1プロブレムにつながることが調査により分かりました。
 
■小1プロブレム対策1:登下校の不安を減らす
登下校は子どもが大きく不安を抱いている要素です。入学前に親ができるサポートとしては、自宅から小学校までの道を実際に歩きながら危険箇所などを確認していき、その道をはじめは親子で危険箇所を確認しながら歩きます。もし何かあった際に助けを求める所(コンビニや110番の家など)を確認しておくことも大切です。

■小1プロブレム対策2:給食での不安を減らす
小1プロブレム対策・給食での不安を減らす

幼稚園でお弁当だった子どもは、小学校の給食に不安を抱えることも

給食ではなく、お弁当の幼稚園に通っていた子どもは、入学時に小学校の給食でつまずくリスクが高くなります。家庭では、入学前に少しずつ意識して多様な食べ物をチャレンジさせていくことが大切です。比較的余裕がある週末の食事などに、多様な食べ物に触れることができるようにしていきましょう。

その際、無理をさせないことが大切。焦らず時間を掛けて、ゆっくり取り組んでくいくようにしましょう。「苦手としているものを食べた」という経験は次に生きてくるはずです。

■小1プロブレム対策3:時間の区切りを意識する
小学校に入学した子どもが苦労することの1つは「時間で区切る」ということです。
学校生活の状況を踏まえ、家庭では様々な場面で「時間の区切り」を意識させていくことがとても有効です。例えば、「ゲームの時間は15分」、「おやつの時間は10分」というようにです。大切なことは「決めた時間できちんと終える」ということ。経験を繰り返す中で、「時間での区切り」の意識が小学校入学前の子どもに少しずつ培われていき、小学校入学後に成果を発揮していきます。

小1プロブレムに関連し、小学校入学前に保護者が家でできるサポートは大きな役目を果たします。多くの子どもがどんなことに不安を持っているのか、小学校の仕組みはどうなっているのか、などを親が知ることで、家庭でできるサポートが増え、スムーズな小学校生活の始まりにつながるでしょう。

また、小学校生活が始まってからでも、家庭での取り組みによって「小1プロブレム」は解消されていきます。

参考記事
小1プロブレムとは?学校に馴染めない原因と家庭での対策3つ
 

中学1年生が「中1ギャップ」に陥る原因と対策

中学1年生が陥る「中1ギャップ」の原因と対策

中学校に進学したとたん、成績もふるわず元気もなくなってしまった……「中1ギャップ」とは

小学校に通っていたときは、成績もまずまずで性格も明るく元気な子だったのに、中学校に進学したとたん、成績もふるわず元気もなくなってしまった。このように何らかの原因で、中学校生活に馴染めない状態のことを「中1ギャップ」と呼んでいます。

■「中1ギャップ」に陥る原因と対策1.同級生、先輩・後輩、教師との関係
中学校での人間関係でポイントになるのが、先輩・後輩関係です。思春期を迎えるにあたって、子どもの好みや感性も多様化し、中学生になって上下関係を意識し始める人が増えても不思議ではありません。「目を付けられたり、いじめのターゲットになったり」ということにならないように、わが子が日頃から節度ある言動ができるように気を配ってあげましょう。

教師との関係については、小学校教師は受容的な立場の指導が中心だったのに対して、中学校では評価的な立場の指導が中心になり、厳しく指導されるケースが増える場合があります。そうした経験が少ない子にとっては、なかなか馴染めない可能性があります。誰との関係に対して戸惑いを感じているのか、子どもに話してもらい、小学校との違いを伝えてあげましょう。

■「中1ギャップ」に陥る原因2.部活など、生活リズムの違い
小学校生活と中学校生活で大きく異なる点の一つに、部活動などによる生活リズムの違いが挙げられます。季節によっては、家に帰ってくるのが夕方7時頃なんてこともあり、その後で学校の課題をやったり塾へ通ったりと、なかなか大変なスケジュールをこなす中学生も少なくありません。

とはいえ、中学生くらいになってくると、だんだん夜型の生活ができるようになるようです。ただし、どんなに遅くとも、夜12時前には寝させるようにしましょう。

■「中1ギャップ」に陥る原因3.学習面でのつまずき
「中1ギャップ」に陥る原因 学習面でのつまずき

「中学に入ったとたんに成績が悪くなった」と思う前に知っておきたい事情

「中1ギャップ」に関して、最も関心が高いのが勉強についてです。「中学に入ったとたんに成績が悪くなった」と思う前に知っておきたい事情があります。それは、小学校と中学校で成績のつけ方に大きな違いがあることです。

小学生の間は「◎」や「○」という無難な評価で済まされてきた可能性があり、つまずきがあったとしても見逃してしまいます。一方、中学校では、5段階で容赦なく「2」や「3」の評定が付けられます。学校によっては点数順に順位が出るところもあります。

つまり、小学校ではつまずきに対してオブラートに包むような無難な評価がなされることが多いのに対して、中学校では容赦なく「がんばりましょう」という評価が下されることが多いのです。この評価の違いこそが、勉強面での「中1ギャップ」の隠れた原因と言えるかもしれません。
中学校から突然変わる評価の違いに過敏に反応せず、学習面に関しても冷静に対策を立てていきましょう。

「中1ギャップ」は、中学入学後でも適切に対応すれば、難なく克服できる問題でもあります。まずは、子どもがどこで馴染めず、つまずいているのかを観察し、一緒に克服していきましょう。

参考記事
中学校生活でつまずく「中1ギャップ」 その原因と対策
 

長期休み明けの「学校に行きたくない」への対処法

長期休み明けの「学校に行きたくない」子どもへの対策

長期の休み明けは「学校に行きたくない」子どもが増加する注意すべきポイント地点

ゴールデンウイークや夏休みなど、長期の休み明けは「学校に行きたくない」子どもが増加する注意すべきポイント地点です。

長い連休明けは、親も子どもも、そして教師も余裕がなくなってしまいます。

特にゴールデンウイーク明けは、新学期から1ヶ月程の間に作り上げ、できるようになっていたものが元に戻ってしまうような場合もあり、親も教師もカリカリとしてしまいます。小学1年生の場合、4月の末にはできていたものが、休み明けにできなくなってしまうようなこともあります。

大人は子どもに対して、もう一度4月の初めの時期に戻った気持ちで一つ一つやっていくイメージを持つといいでしょう。親が精神的に余裕を持って子どもに接することを意識することが大切です。出来ていたことが出来なくなることで、叱責してしまうと逆効果です。

子どもに体の不調があれば、それをいたわりながら、それとなく不安なこと、困っていることがないかなどを聞いていくようにすれば、自然と子どもも落ち着いてくるでしょう。
 
参考記事
学校行きたくない…子どもの5月病「登校しぶり」対策
 

子どもを「学校には行かせない」という選択

「学校行きたくない」子どもを学校には行かせないという選択

夏休み明けのいじめ再開を苦に、子どもの自殺は9月1日に集中する(出典:白書、年次報告書/厚生労働省)

メディアでも報じられるようになった「9月1日問題」。夏休みが明けるタイミングに、子どもの自殺は増加してしまいます。

「学校に行きたくない」原因がいじめであったり、教室にはもう通わない方がいいと判断されるような場合、親は「学校には行かせない」という選択をする必要もあります。子どもがいじめ被害にあって「学校に行きたくない」場合、親はどのように対応すればいいのか、「学校に行かない」選択肢について考えます。
  

「学校に行きたくない」子どもの避難先

「学校に行きたくない」子どもの避難先

もとの学校に通えるようになるとしても、一時的な避難場所は必要

■義務教育期間中の子どもが「学校に行きたくない」と言った場合
義務教育期間中は、塾やフリースクールで学習を進めることができます。高校受験生は、高校出願時に、出席日数について説明を求めるところもありますので事前に確認が必要です。学校説明会などに参加して準備しましょう。
また、転校という選択肢も視野に入れることができます。校長先生がいじめが原因である旨を認めてくれれば、教育委員会に申し立てて転校できます。

■義務教育期間を終えた子どもが「学校に行きたくない」と言った場合
  • フリースクールに通う
  • サポート校に通う
  • 通信制高校に通う
  • 高等学校卒業程度認定試験を受ける
などの選択ができます。本人の相性や環境に応じて考えましょう。

もとの学校に登校を再開するという可能性が残されていたとしても、いずれにせよ一時避難は必要です。学校を休ませるという選択に、第三者からは「子供のためにならない」「辛いことは乗り越えるべきだ」という苦言もあるかもしれません。子どものことを心配してくれているのだという気持ちだけ受け取って、相談先はいじめ事情に詳しい専門機関などを探しましょう。
 

子どものいじめ被害を相談できる専門機関

子どものいじめ被害を相談できる専門機関

子どもがいじめ被害に遭った時、相談に乗ってくれる専門機関

 子どもがいじめ被害を話し、つらい気持ちを相談できる専門機関をご紹介します。

■子どもの人権110番
全国共通の番号で、どこからかけても近くの法務局・地方法務局につながり、担当者がいじめなど人権に関する悩みの相談に乗ります。フリーダイヤルで、電話料金はかかりません。
電話番号:0120-007-110
受付時間:平日 8:30~17:15
     ※土・日・休日は受付なし ■子どもの人権SOSミニレター
法務省の人権擁護機関から、学校などを通じて配られています。小学生用と中学生用があり、いじめなど人権に関する悩みごとをミニレターの便せん部分に書いて裏面から切り取った封筒部分に入れて封をし、ポストに投函すれば、切手を貼らなくても近くの法務局・地方法務局に届き、担当者が手紙や電話などで相談に乗ります。
学校などで配られた際、保管が呼びかけられてはいますが、失くしてしまった場合は「子どもの人権110番」に電話して送ってもらうこともできます。 ■インターネット人権相談受付窓口
いつでもメールで相談できます。担当者がメールや電話で相談に乗ります。
インターネット人権相談受付窓口/法務省 ■24時間子供SOSダイヤル
いじめ相談や、子どもの安全にかかわる悩みを、24時間いつでも電話で相談できます。電話をかけた所在地の教育委員会の相談機関につながります。子ども本人以外に、親からも相談も受け付けています。 ■参考リンク
「いじめ」しない させない 見逃さない/政府広報オンライン

参考記事
9月1日問題とは 夏休み明けの始業式に自殺をする子どもたち
いじめられた子が学校に行きたくないと言った場合
 

「不登校」は、取り巻く環境によっては、どの子どもにも起こりうるものです。そして「不登校」は決してその子ども自身の問題行動ではありません(「フリースクール・不登校に対する取組」文部科学省)。

子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、まずはその言葉を受け止め、子どもの今の気持ちに寄り添うこと。原因を考え、親として適切な対処を心がけましょう。

親と社会は子どもの「不登校」に対して、その子どもの最善の利益を最優先に行うことが求められます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます