小学校に通っていたときは、成績もまずまずで性格も明るく元気な子だったのに、中学校に進学したとたん、成績もふるわず元気もなくなってしまった。

このように何らかの原因で、中学校生活に馴染めない状態のことを「中1ギャップ」と呼んでいます。今回は、「中1ギャップ」に陥る原因、その傾向と対策について考えてみました。

「中1ギャップ」に陥る3つの原因

まずは、小学校生活と中学校生活で大きく異なる点を3つにまとめてみました。

・人間関係の違い(同級生、先輩・後輩、教師と関係)
・生活リズムの違い(部活等)
・勉強の仕方の違い

どれも気になることばかりですね。それでは、順番に紹介していきましょう。

同級生、先輩・後輩、教師との関係

中学校の多くは他の小学校からも新入生が入学してくるので、小学校時代と比べて同級生が増えることになるでしょう。この点に関しては、自分と気の合う同級生がいる可能性が高くなるので、メリットと言えるかもしれません。

中学校での人間関係でポイントになるのが、先輩・後輩関係です。思春期を迎えるにあたって、子どもの好みや感性も多様化します。ですから中学生になって、上下関係を意識し始める人が増えても不思議ではありません。いわゆる「目を付けられたり、いじめのターゲットになったり」ということにもならないように、わが子が日頃から節度ある言動ができるように気を配ってあげましょう。

教師との関係については、小学校教師は受容的な立場の指導が中心だったのに対して、中学校では評価的な立場の指導が中心になります。一言で言ってしまえば、中学校では厳しく指導されるケースが増えると言えます。

しかし、そうした経験が少ない子にとっては、なかなか馴染めない可能性があります。中には、ごくわずかではありますが、そういう中学校の雰囲気に馴染めないという理由で不登校になる子もいます。

ただ、最近になってようやく、このような小中学校間での指導のギャップを埋めようという動きもあるので、今後に期待しましょう。

次は、部活など、生活リズムの違い、です。