31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は澤口珠子さん
「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、澤口珠子さんです
■澤口珠子さんプロフィール
今回の回答者:澤口珠子さん
理想のパートナーを引き寄せる、外見・マインド作りのプロフェッショナル。自身が3カ月で104人の男性とデートした経験を元に「ネット婚活のノウハウ」を提供中。レッスンやコンサルには全国各地・国外から申込が集まる。『はじめてのネット婚活』他著書多数。
HP:オフィシャルホームページ
twitter:@tamakosawaguchi
お悩み:どの恋愛アドバイスを信じればいいのかわかりません
お悩み:どの恋愛アドバイスを信じればいいのかわかりません
再婚したいと思い、昨年の秋から婚活をはじめました。マッチングアプリや婚活パーティー、結婚相談所など、ありとあらゆる婚活手段を利用しています。そのため、出会いがまったくないわけではないですが、少しクセのある男性とばかり出会ってしまうことが多く、うまくいきません。
うまくいかない原因を探るために、時間の許す限り、ネットで恋愛や婚活について書かれているコラムを読んでいます。すると、執筆者によって、意見がまったく異なることに気づきました。
たとえば、Aさんは「婚活中は◯◯なファッションをすべき」とおっしゃっているのに、Bさんは「無理をして慣れない服装をするよりも、自分らしい服装のほうがいい」とおっしゃっていたりします。
こうなってくると、何を信じて、何を信じないほうがいいのか、判断が本当に難しいです。自分に合う恋愛アドバイス、またはアドバイザーの見つけ方というのはあるのでしょうか。もしあれば、ぜひ教えてください。
アドバイス1: 否定的なアドバイスには要注意!
アドバイス1: 否定的なアドバイスには要注意!
恋愛・結婚アドバイザーって、私もそうですが(笑)、ピンキリで、いろいろな方がいますからね。振り回されてしまうのもよくわかります。
結論から言うと、アドバイスに正解も不正解もありません。どのアドバイスも正解、と言ったほうが正確ですね。
ただ個人的には、不安や恐れをあおったり、あなたを否定したりするようなアドバイザーは避けてほしいと思います。なぜなら、そんなアドバイスばかりを聞いていると、自己肯定感がどんどん低くなってしまうから。
自己肯定感の低さは、相手に伝わります。「私は価値のないダメな女だから……」と思っていると、相手も「ああ、この人は価値のない女性なんだな。大事に扱わなくていいんだな」となってしまうものなのです。恐ろしいでしょ!?
実際、私の元に相談にいらっしゃる女性で「私はいつも男性から大切にされない」とお悩みの方は、自己肯定感の低さが原因でそうなっているというパターンがとても多いです。
アドバイス2:しっくりくるアドバイスが、あなたにとっての正解
私の生徒さんに、美大出身で個性的なファッションを好む女性がいました。とてもスタイリッシュで素敵な女性なんですよ。彼女は私のところに来る前、結婚相談所に登録していて、「結婚したいのなら、もっと男ウケのするコンサバな女子アナ系ファッションのワンピースを着なさい!」というアドバイスを受けてきたそう。
たしかに、女子アナ系ファッションを嫌いな男性ってほぼいません。でも彼女は個性を殺すことがストレスで胃を痛めてしまい、結局、いい相手にも出会えなかったのです。王道を行くことだけが正解ではない、という一例です。
ちなみに私は、婚活ファッションについて、王道をベースに、自分の個性や好みに寄せてみることをおすすめしています。個性はギフトだから否定する必要はありませんし、無理をしすぎたところで続きませんからね。
あるいは、最初のデートは王道女子アナ系、次のデートからは自分らしい服装で、とアクセントをつけるのもいいと思います。
彼女は私のアドバイス通りに、初回のデートは王道系、2回目のデートは自分の好きなファッションでネット婚活にトライし、見事!クリエイターの彼氏ができました。
大切なことは、彼女のように自分がすんなりと受け取れるアドバイスを選ぶこと。何かしらの違和感を感じるようなら、そのアドバイスはあなたに向いていない可能性が高いのです。
もちろん、アドバイスの中には耳が痛い内容もあると思います。それでも「たしかに、そうだよな……」と納得できる部分があるのなら、受け取る価値はあるでしょう。
アドバイス3:アドバイザーのキャッシュポイントに注目
あとは、アドバイザーのビジネスモデルにも注目してみてください。どこがキャッシュポイントになっているのかを見るのです。結婚させることで成婚料というお金が入るビジネスモデルなら、お尻を叩いて早く結婚させたがるでしょうし、結婚してもしなくても毎月定額のお金が入る月額定額制なら、なるべく会員のままでいてくれた方が売り上げが上がるので、逆に急かされることもないでしょう。でも、月額定額制の場合は、熱心な勧誘の後に放置される恐れもあります。
正直、それぞれのアドバイザーのビジネスモデルによって、アドバイスの方向性が変わってくる場合もある、という不都合な真実があるのです。
ネットや雑誌で恋活・婚活相談に答えているアドバイザーについても、その人のビジネスモデルを調べることで、見えてくるものがあるはずです。
ものすごくぶっちゃけたお話をしてしまいましたが(笑)、あなたにとって一番しっくりくるアドバイスやアドバイザーに出会えるよう、心からお祈りしています。
■関連記事
Q.週1しか返信のない、連絡不精な彼に片思いしています
Q.付き合う前に「結婚したら◯◯して」と言われるとモヤモヤします
Q.婚活で出会う男性は可もなく不可もない人ばかり。好きになれません