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成功する男性がデートで割り勘しないワケ

男女交際において時々話題になる「ワリカンか男性が全額払うか」というテーマ。しかし成功する人、富裕層になる人は、好きな女性や付き合う可能性がある女性との食事でワリカンをすることはありません。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

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成功する男性は、デートで割り勘をしない!?

男女交際において時々話題になる「割り勘か男性が全額払うか」というテーマ。 先日、20代女性向け雑誌の取材を受けたとき、編集者から「今の若い男女の間では、デート代は割り勘が当たり前ですよ」という話を聞きました。

中には「男女対等なんだし、おごる必要はない」という価値観の男性もいて、割り勘を受け入れている女性もいるようです。 確かに若い頃はお金もないので、デートの度に自分が全額払うのは痛いかもしれません。

相手も働いているなら、平等に割り勘でいいじゃないか、という考えもわかります。 しかし、成功する人、富裕層になる人は、好きな女性や付き合う可能性がある女性との食事で割り勘をすることはありません。
 
成功する男性がデートで必ずおごる理由とは

なぜ成功する男性は、デートで割り勘をしない?

 

成功する男性が、デートでおごる2つの理由

私の周りでもそのような人はいないですし、経営者仲間での飲み会でこの話題を振ると、やはり全員「女性にお金を出させることはない」という回答。 理由は2つあります。 1つは、「あなたことを大事に思っている」という気持ちを、口で言うと空々しいセリフになりますが、おごることによって効果的に伝えられる点。

もちろん、経済力を見せつけたい多少の見栄もありますが、財布の中が厳しくてもおごるのは、相手に金銭的負担をかけさせず、楽しんでもらいたいという気持ちから。つまり、彼ら流の相手に対する思いやりであり気配りなのです。

もう1つの理由は、目当ての女性を射止めやすい点です。 たとえば、写真が好きならインスタントカメラではなく一眼レフなど高性能カメラを買いますよね。それと同じく、大事だからこそお金をかけるわけで、どうでもよければ出費をケチるでしょう。

それは、女性の方も敏感に察知します。つまり、「割り勘ということは、私にお金をかけたくないということね」、つまり「優先順位が低い人」と思われてしまうわけです。 同じようなスペックの男性が2人いて、片方はいつも割り勘、もう一方はいつもおごってくれるとしたら、どちらにより好感度を抱くでしょうか。
 

デートでの気配り力は、ビジネスにも生きる

割り勘する人を「金銭感覚が堅実」と受け止める人もいるとは思いますが、それは友人知人との飲み会で発揮すればよく、大切な人をもてなす気持ちを示すなら、やはりおごりです。

そして、たとえば食事が終わろうとしているタイミングを見計らい、「ちょっとお手洗いへ」と席を立ったときに会計を済ませ、席に戻ってくる。そうやって女性に財布を取り出させることなく、涼しい顔で店を出るのです。

こうした姿勢を身につければ、尊敬する人や重要な人を誘ったときの上手なおもてなしにもつながります。「お金の使い方がきれい」「この人は見どころがある」と思わせ、チャンスを引き寄せられることもあるのです。

仕事ができる人は女性にモテる。モテる人は仕事もできる。それは気配りの技術が対人関係の全方位に効果を発揮するからであり、デートで女性におごることも、その技術が表面化した1つの例に過ぎません。

つまり、相手の男性が大成する可能性があるかどうかは、デートでのお金の使い方にも表れるということです。
 

男女問わず、気配りができる人は成功をつかむ

ただし、女性側にも注意点があります。 それは、ポーズでもいいので、必ず財布を出すしぐさをしながら、「おいくらでしたか?」とか「私も少し持つから」と支払う素振りを見せることです。

2人の女性がいて、一方はいつも「おごられて当然」ふうでスタスタと店を出る。 もう1人は、「いつもありがとうございます。ごちそうさまでした」とか、「いつもありがとう。でも無理しないでね」と、お礼やねぎらいの言葉を言ってくれる。どちらにより好感を持つでしょうか。

そしてもう1つ、相手の懐具合を考慮しつつ、「安い店でもいい」と匂わせることです。 最初のデートは高級店だったとしても、次は「今日は焼き鳥屋に行かない?」などと、堅実さをアピールするのも手です。

高い店ばかりだと男性は、「自分にこの人を支え続けられるだろうか」と、経済感覚の違いに不安になったり、「この人は僕のお金目当てなのか」などと警戒したりしますが、「安い店でもあなたとなら楽しめる」というアピールは、安心感を与えるからです。

また、多くの男性は「女性は高級店の方が喜ぶはず」「安い居酒屋なんて嫌だろう」と思っていますから、そのギャップから親しみを感じてくれることもあるでしょう。

たとえば、「存在感のない人だと思ってたのに、カラオケに行ったら感動的に歌がうまくて酔いしれてしまい、見る目が変わった」という話があるように、「ギャップ萌え」を演出する効果があるのです。

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