ステーショナリー・文房具

あ! 中の手紙まで切っちゃった!がなくなるレターオープナー

封筒を開ける際は、中の書類を傷つけないように注意しなければなりません。フリマアプリ・ネットオークションガイドの川崎さちえさんも、封書で仕事の書類を受け取る機会が多いとのこと。簡単・安全に使えるレターオープナーをイチオシしてくれました。

川崎 さちえ

執筆者:川崎 さちえ

フリマアプリ・ネットオークションガイド

とてもコンパクトサイズだけれども、手紙開封の強い味方。左利きでも右利きでも使える

とてもコンパクトサイズだけれども、手紙開封の強い味方。左利きでも右利きでも使える
 

メールでのやり取りが多くなった昨今、手紙が送られてくる回数もずいぶん減りました。でも、自治体や仕事先からの支払い連絡は封書で送られてくることも少なくありません。そんなとき、封筒と手紙のサイズがジャストだと中身を一緒に切ってしまうことも……。

そんな「あ! 切ってしまった!」のトラブルをなくすために使っているのが、オート株式会社の「セラミックレターオープナーL&R」です。「切る」のではなくて「ポケットをつくる」。そんな感覚で使えるアイテムです。

フリマで買ったカードを危うく切るところだった

以前、手紙の封を開けるときには、普通にはさみを使っていました。手紙をトントンとして中身を下に落とせば、上に余裕ができます。そのためはさみを入れても中身を切ることはありませんでした。

でも、手紙と封筒のサイズがジャストだとちょっと面倒です。ギリギリを切らないといけないならば、いっそのこと封がしてある部分をビリビリにはがしてしまおうと考えたこともあります。しかし、そうすると保管しておく必要がある場合にはなんだか見た目が良くありません。

また、以前息子がフリマでゲーム用カードを複数枚買ったときのこと。キレイに並べられて梱包してあったので、はさみを入れて危うくカードを切りそうになったこともありました。「もっと安全に封を開けられないかな」と思っていたときに見つけたのが、この「セラミックレターオープナーL&R」だったのです。

 

切り落とさずポケットをつくって開封する

切れ目を入れて開封するイメージ

切れ目を入れて開封するイメージ
 

普通、手紙を開封するときには、端からはさみを入れていくので上の部分を切り落とすことになります。そのため中身まで切ってしまうことがあるのですが、この「セラミックレターオープナーL&R」の場合には、開封部分を切り落とすのではなく「ポケットをつくる」という感じです。

本体の溝に封筒を入れてさっと動かすと、上側に重なっている紙だけに切れ目が入ります。茶封筒のように薄い紙の封筒でなければ、下側の紙まで刃が到達しないので中身が切れることもありません。ということは、万が一封筒と中身のサイズがジャストであっても、中の手紙は切れないということです。
 

切れ端って意外とストレスだったことに気づく

端の部分を切り落とさなからゴミが出ない

端の部分を切り落とさなからゴミが出ない
 

封筒をはさみで開けると、切れ端ができます。全部を切り落とせばそれはゴミになりますし、かといって最後をちょこっとだけ残すと中身を出すときに邪魔になります。とても小さなことですが、意外とストレスになっていたことに気づきました。その点、「セラミックレターオープナーL&R」は切れ端が出ないので、このストレスがありません。

キレイにスパッと切れる。しかも、中身を傷つけない。そのメリットだけでなく、切れ端が出ないことに着目すると、お菓子の袋や冷凍食品もこれで開けられたら便利だなと思ったほど。今後の開発に期待したいですね。
DATA
オート┃レターオープナー

サイズ:W35×H50×D8mm
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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