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よろこぶ顔がみたいから!心のこもった「金封」で祝う

春が訪れると入学・入園や就職などのお祝いに現金を贈ることも多いのでは? そんなとき、現金をそのまま渡すのはアウト。金封(ご祝儀袋)に入れて贈りたいところです。春にぴったりの素敵な「金封」をビジネスマナーガイドの寿さんがご紹介します。

寿  マリコ

執筆者:寿 マリコ

ビジネスマナーガイド

金封さくら水引1

嵩山堂はし本の「金封 さくら水引」(3枚入り 17×8.5cm)。職人が木版摺りから製包までひとつひとつ手仕事でていねいにつくっている。

お祝いの心や感謝の心をこめて現金を贈るときに使う「金封」。大切な相手に気持ちを伝えるときは、どんな金封に入れるかもこだわりたいですよね。

そこで今回イチオシするのが、職人さんが木版摺りから製包まで手間暇かけて仕上げた、技と思いが伝わる京都・嵩山堂はし本さんの「金封 さくら水引」です。

   

お祝いシーズンの必需品「金封」

お祝いシーズンになると、入園や入学祝、就職のお祝いなどで現金を贈ることも多いでしょう。お祝いの現金は、そのままではなく金封に入れて渡します。

金封とは、和紙でつくられた現金を入れる封筒や包みで、用途に応じて"水引"や"のし"がついています。

日本にはお祝いの品を白い和紙で包み、水引をかけるという風習があります。水引には大切な品物やお金を清める、という意味があり、贈り主の心が宿るとも言われています。また、のしには相手の健康長寿を願うという意味が込められています。

金封は、単に現金を入れるためのものというのではなく、相手をお祝いする心や感謝の心を形として表し伝える大切な役割があるのです。
 

喜ぶ顔がみたい!心のこもった「金封」で祝う

家族や親しい人にお祝い金を渡すときには、心が伝わる金封を選びたいですよね。とはいえ、どんな金封を選べば喜んでもらえるのか悩むところです。

そこで私がイチオシしたいのが、京都に本店を構える嵩山堂はし本さんの「金封 さくら水引」です。

嵩山堂はし本は、1953年創業の和紙によるオリジナル和文具を扱うお店。広く一般的に販売されている金封とは違い、嵩山堂はし本の「金封 さくら水引」は職人さんが木版摺りから製包までひとつひとつ手仕事で仕上げたものです。

木版摺りの版木はとても丈夫な桜の木を使い、一色ごとに摺られています。摺り終わると1枚ずつていねいに糊付けされ、手早く貼りあわせ包装されている金封は、職人さんの技と思いが伝わる逸品です。
金封さくら水引2

さくら部分はエンボス加工により、花びらが立体的に浮き出ている。
 

エンボス加工によりふっくらと膨らみ、さくらの花びらが浮き出ているところはとてもおしゃれな演出です。

暖かみのある和紙は手触りがとてもよく、お祝いを受け取った相手も思わず笑顔になること間違いなし! 手間暇かけてつくられた「金封 さくら水引」で、お祝いの気持ちを伝えてみてはいかがですか。
 

DATA
嵩山堂はし本│金封 さくら水引

内容物:3枚入
サイズ:17×8.5cm
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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