運動と健康

足と靴の専門家が息子に履かせていたベビーシューズはコレ!

足と靴の健康ガイドの村山孝太郎さんが、自分の子供にベビーシューズを色々と履かせてみた結果、足のために一番良いと判断してずっと履かせていた靴。その靴のおススメポイントを紹介します。

村山 孝太郎

執筆者:村山 孝太郎

足と靴の健康ガイド

ベビーシューズ、アサヒ健康くんB01

ベビーシューズ、アサヒ健康くんB01


お子さんの足の健康のためにはどの靴が良いのだろうと、お悩みの親御さんは多いのではないでしょうか。私は靴と足が専門で、小さなお子さんのいるお父さんお母さんや、保育士さんなどからもよくおすすめの靴を聞かれます。

そのときに紹介している靴が、アサヒシューズの「アサヒ健康くんB01」です。この靴は、私が自分の子供に色々と履かせてみた結果、一番良いと思い履かせていた靴。残念ながら14.5cmまでしかないので、うちの子の場合は2歳半までしか履かせられませんでした。今は3歳ちょっとですが、サイズがあればまだまだ履かせたい靴です。私がそれほどまでにイチオシする3つの理由を紹介しましょう。
   

この時期の蹴る力に合った絶妙なソール

 
返りが良いのにしっかりとしたソール

返りが良いのにしっかりとしたソール


2歳では、地面を蹴る力も弱く、素足に近い足の動きができないと、靴が歩き方に影響して、ぎこちない歩き方になってしまうことがあります。子供の自然な足運びのために良いのは、靴のソールの返りが良いことです。

ただ、返りが良くても、薄いソールで足裏にストレスを伝えてしまう靴はNG。「アサヒ健康くんB01」は、返りの良い柔らかいソールなのにしっかりとしていて、地面の凸凹を足に伝えにくくなっているのです
 

1歳児でも頑張れば自分で履ける

 
足をしっかり支える太いベルトががばっと開くから履かせ易い履き易い

足をしっかり支える太いベルトがガバッと開くから履かせやすい


イチオシする2つめの理由は、履き口がガバッと開いて、ベルトが戻り難いことです。これは、親が子どもに履かせやすいのはもちろん、子どもが自分で履こうとしたときにも頑張れば履けてしまいます。留めるときは太いベルトで足をしっかりと押さえてくれます。

 

足指にストレスを与えない木型

 
指にストレスをかけないつま先の形状

指にストレスをかけないつま先の形状

3つ目は、足の指が全部開いて、靴の中で自由に動くことができるつま先の形です。歩き始めの子どもはまだバランスが悪く、すべての指を使ってバランスを取っているので、足指の動きを邪魔しない靴を履くことはとても大事。その上、アッパー素材も柔らかいので、靴に足指が触れても動きに影響が少ないのではないかと思います。
 
自然に歩けているかは、靴を履いていないときの歩き方と同じように歩けているかを目安にすると良いでしょう。かわいいお子さんに、さまざまなデザインの靴を履かせてあげたい気持ちもよく分かります。しかし、機能を子ども向けに作っていないため、あまりオススメできない靴もなかにはあります。

ようやく歩けるようになって、これからどんどん歩く楽しみが広がっていく時期、ぜひ歩きやすい靴を履かせてあげてください!
 
DATA
アサヒシューズ|アサヒ健康くん B01-JP

サイズ:12.0cm~14.5cm
カラー:レッド、ネイビー、グレー
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます