収納

ファイルボックス徹底比較!無印・ニトリ・カインズ

書類整理だけでなく、さまざまな物を収納するのに役立つファイルボックス。無印良品、ニトリ、カインズ、イオンなど、各社からファイルボックスが発売されていますが、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。今回は似ているようで、それぞれ特徴があるファイルボックスをご紹介し、徹底的に比較してみます!

鈴木 久美子

執筆者:鈴木 久美子

プチプラ収納ガイド

人気のファイルボックスを徹底比較! 無印・ニトリ・カインズ・イオンの各特徴は?

似ているように見えてそれぞれ特徴がある

似ているように見えてそれぞれ特徴がある

書類の整理だけでなく、ファイルボックスはさまざまな物の収納にとても役立つ人気の商品です。せっかくスッキリとした、美しい収納を目指すなら、同じ商品で統一したいですよね。

とはいえ、さまざまなメーカーからファイルボックスが販売されているので、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのでは。

そこで今回は、人気の無印良品、ニトリ、カインズホーム、イオンのファイルボックスを徹底的に比較し、その特徴をご紹介します。

【INDEX】
ポリプロピレン製のファイルボックス横型は収納に便利!
無印良品のファイルボックス
ニトリのファイルボックス
カインズホームのファイルボックス
イオン(ホームコーディ)のファイルボックス
各ブランドのファイルボックスの違いを検証
無印良品のファイルボックスの充実した別売りパーツ
ファイルボックス徹底比較まとめ
 

ポリプロピレン製のファイルボックス横型は収納に便利!

ファイルボックスには縦型(写真左)と横型(写真右)がある

ファイルボックスには縦型(写真左)と横型(写真右)がある

ファイルボックスとは、一般的にA4サイズの書類やファイルを収めることができるボックスのことです。横型タイプと縦型タイプがありますが、今回は使いやすい横型タイプをご紹介します。

素材は紙製の物やポリプロピレン製の物、木製の物などがありますが、日用品の収納にはポリプロピレン製がおすすめです。水に濡れても大丈夫なので、汚れてもお手入れがしやすいからです。また紙製よりも重たい書類にも耐えることができ、耐久性もあります。
 

無印良品のファイルボックス

無印のファイルボックス。写真左:スリム、写真右:ワイド

無印良品のファイルボックス(写真左:スタンダードのホワイトグレー、写真右:ワイドの半透明)

■スタンダード
サイズ:約幅10×奥行32×高さ24cm
価格:490円(税込)

■ワイド
サイズ:約幅15×奥行32×高さ24cm
価格:690円(税込)

■色
ホワイトグレー、半透明 

■特徴
なめらかな素材感、暮らしになじむ色(ホワイトグレー)が特徴的。ファイルボックス人気の火付け役でもあります。無印良品のさまざまな商品と統一感を持って使うことができます。なお、いずれも日本製です。
 

ニトリのファイルボックス

ニトリのファイルボックス(写真左:標準、写真右:ワイド)

ニトリのファイルボックス(写真左:標準、写真右:ワイド)

■標準
幅約10×奥行31.5×高さ24cm
価格:407円(税込)

■ワイド
幅約16×奥行31.5×高さ24cm
価格:649円(税込)

■色
ホワイト、半透明

■特徴
真っ白なオールホワイトは、今回ご紹介する4メーカーのうちニトリのみ。ホワイト好きな方から絶大な人気です。ワイドタイプは横幅が1番大きい16cm。側面がカットされた形状なので、書類やファイルを取り出しやすいです。なお、いずれも日本製です。
 

カインズホームのファイルボックス

カインズホームのファイルボックス。写真左:ワイド、写真右:スリム

カインズホームのファイルボックス(写真左:ワイド、写真右:スリム)

■スリム
約幅7.5×奥行34×高さ24.2cm
価格:598円(税込)

■ワイド
約幅11×奥行34×高さ24.2cm
価格:648円(税込)

■色
ホワイト、ブラウン

■特徴
前後に厚手のパネルが貼っているので強度がアップ。前後のパネルの分、奥行が大きくなっています。標準タイプが幅7.5cmと細く、ワイドで11cm。細かく分類したい方におすすめです。側面はカットされた形状で前後に丸い穴が開いています。なお、いずれも日本製です。
 

イオン(HOME CODY)のファイルボックス

イオンのファイルボックス。写真左:スリム、写真右:ワイド

イオンのファイルボックス(写真左:スリム、写真右:ワイド)

■スリム
サイズ:幅10×奥行32×高さ24cm
価格:404円(税込)

■ワイド
サイズ:幅15×奥行32×高さ24cm
価格:657円(税込)

■色
半透明のみ

■特徴
連結パーツが1つのファイルボックスに2つ付属されています。
イオンのファイルボックスに付属の連結パーツ

イオンのファイルボックスに付属の連結パーツ

連結パーツは、引出し内などで収納の仕切りとして使うときなどにファイルボックス同士がずれないよう、使用します。イオンのファイルボックスは、品質の割にお値段が安いと人気があります。なお、いずれも日本製です。
 

各ブランドのファイルボックスの違いを検証

どのファイルボックスもよく似ているようですが、実際に比べてみるとどこが違うのかご紹介していきます。

■奥行の違い
それぞれ奥行が少しずつ違う

それぞれ奥行が少しずつ違う(写真左からカインズ、無印、イオン、ニトリ)

まず一番気になるポイントは奥行の違いです。カインズホームの物は前後に厚手のカバーが付いているので、サイズ的には1cm大きいですが、内寸はほぼ変わらず3mmほど大きいです。

無印良品とイオンはほとんど同じサイズで、1mmほど無印良品が大きいです。
わずか5㎜の差で、書類ファイルが入りにくい

わずか5mmの差で、書類ファイルが入りにくい

1番違いがあるのはニトリのファイルボックスです。他のファイルボックスとは違い、内寸が5mmほど小さく、この5mmの違いでポケットファイルや個別フォルダ―などが入りにくい(無理やり押し込むと何とか入る感じ)という結果になってしまいます。

素材の厚みの違い
素材に厚みがあると、その分しっかりと強度も上がってきます(厚みは私が計測したので誤差があるかもしれません)。
  • 無印良品→2mm
  • ニトリ→1.8mm
  • カインズ→2.8mm
  • イオン→2mm
微妙な差でありますが、カインズが1番厚みがあり、ニトリが若干薄いです。

■歪みの違い
ファイルボックス同士が直線的でピッタリ

ファイルボックス同士が直線的でピッタリ(無印良品のファイルボックス)

ちなみに、無印のファイルボックスは我が家で2年程度使用したものですが、たわみや歪みがなくピシっと直線です。他のメーカーは、新品のときでも若干の歪みが見られます。
ファイルボックス同士の間にわずかな隙間ができている

ファイルボックス同士の間にわずかな隙間ができている

もちろん、若干の歪みがあっても全く使用に問題はなく、いずれの商品もしっかりとした作りになっています。

■色やバリエーションの違い
ファイルボックス4つのブランド

4ブランドでファイルボックスの色が違う

  • 無印良品→ホワイトグレー・半透明
  • ニトリ→ホワイト・半透明
  • イオン(HOME CODY)→半透明のみ
  • カインズ→前後部分、ホワイト・ブラウン、側面、半透明

無印良品はブランドのイメージカラーといっても過言ではない、オリジナルのホワイトグレー。真っ白ではない色ですが、暮らしの中になじむ色として、とても使いやすいです。

真っ白が好き!という方には、ニトリのオールホワイトがおすすめです。

カインズは棚に置いたときに見える前後の部分のみ、ホワイトとブラウンの2色展開です。ブラウン系のファイルボックスはありそうで少ないので、シックな雰囲気がお好みならカインズがいいですね。

イオンは現在、半透明のみの取り扱いです。

ファイルボックスの裏面の違い
無印良品のファイルボックスの裏側

無印良品のファイルボックスの裏側

ファイルボックスを購入するとき、底面までチェックしている人はいらっしゃるでしょうか?

ファイルボックスには重たい書類や洗剤などを入れて、引き出して使用することが多いので、引き出しがスムーズな物がおすすめです。写真のように底面が丸い突起が付いていると、スムーズに引き出しやすいです。

無印、ニトリ、イオンともに丸の突起ですが、私の感覚では無印が一番、重い物を入れてもスムーズに引き出せます。
カインズのファイルボックスの裏面

カインズのファイルボックスの裏面

カインズのファイルボックスように、角の突起が付いていると丸よりは、若干引き出しにくいですが、スタッキング(重ねること)ができるようになっています。
 

無印良品は付属パーツが充実している

無印良品にはたくさんの別売りパーツがある

無印良品にはたくさんの別売りパーツがある

最近無印良品では、ファイルボックスに使える別売りパーツが続々と登場してきました。また、ファイルボックスの高さが2分の1のハーフタイプも登場し、ますます、ファイルボックスが幅広い用途で便利に使えるようになってきました。

以下写真の物です↓
  • ファイルボックス・スタンダードタイプ(ホワイトグレー1/2):350円(税込)
  • キャスターもつけられるフタ(幅10cm用ホワイトグレー):290円(税込)
  • ポリプロピレンファイルボックス用ポケット:190円(税込)
  • ポリプロピレン収納用キャスター4個セット:390円(税込)
フタを使うとファイルボックス同士を重ねる事ができる

フタを使うとファイルボックス同士を重ねることができる

フタを使うことでファイルボックス同士を重ねて使うことができます。
フタの裏にはキャスターが取り付けできる

フタの裏にはキャスターが取り付けできる

また、このフタの裏側にはキャスタ―を取り付けることができます。キャスターはファイルボックスのフタ以外にも、ポリプロピレン収納ケースやキャリーボックス、ダストボックスなど、無印良品のたくさんの商品に共通で使えるキャスターです。
キャスターを取り付けて収納ワゴンに

キャスターを取り付けて収納ワゴンに

フタにファイルボックスを乗せると、スリムな収納ワゴンになります。ちょっとした隙間やデスク下などでも活躍しそうですね(ファイルボックス用ポケットを引っ掛けて取り付けています)。こちらは幅10cmタイプですが、幅が15cmのワイドタイプのフタもあります。
 

ファイルボックス徹底比較・まとめ

今回は人気の4メーカー(無印良品、ニトリ、カインズ、イオン)全8種のファイルボックスを比較してご紹介しました。

それぞれ特徴があるので、どれが1番いいとはいえませんが、個人的には、パーツもさまざまあり、ホワイトグレーの色が好きなので、お値段が少し高めですが無印良品のファイルボックスがお気に入りです。

みなさんのご希望に合うファイルボックスはあったでしょうか? 1度使うと、長い間使う物になるので、ぜひしっかりと検討して選んでください。お気に入りのファイルボックスで統一して、美しい収納を目指してみてくださいね。

【関連記事】
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で人気の収納用品を見るAmazon で人気の収納グッズを見る
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます