今回はこんな質問が届きました
「アイシャドウパレットを使い切りできません。いつも派手な濃い色が残ってしまいますので、派手色の活用法が知りたいです」
Q. アイシャドウパレットで無難な色だけ減ってしまい、使い切りができません。いつも派手な色が残ってしまうので、捨て色の活用法が知りたいです。例えばターコイズなどが残ったらどう使えばいいですか?(30代・会社員)
A. 今こそアイシャドウの派手色を使うといい! 今春はきれい色がトレンド
アイシャドウパレット、入っている色は全部使い切らなくちゃいけないなんてことはもちろんありませんよ~。でも気分的に使いにくい色が残ってしまうと、何かもったいないな~ってなっちゃうのかも。パレットによっては「この色どこに使うの?」って思う派手色が入っていることもありますよね。でも、実はこの派手色が使えるんです! 特に今シーズンは冒険色をうまく取り入れるとステキ! カラーを使った大人のメイクが楽しめるんです。
ターコイズはデニムに映える使いやすい万能カラー
例えば今回ご質問のターコイズカラー。実は使える派手カラーの代表選手でもあります。ほらターコイズカラーって陽に焼けたテラコッタ肌との相性が抜群でしょ。しかもデニムにも映えるの! オシャレなイタリアンマダムの定番カラーでもあるターコイズは、日本人にもアクセントカラーとしてとっても取り入れやすいんですよ。ブラウンとも相性がいいので、春夏こそぜひ取り入れてみましょう。派手色アイシャドウの塗り方! アイラインの上からポイント的に引くと洗練された目元に
使い方は簡単。要はターコイズのような派手色カラーは、小さなアクセサリーだと思えばいいの。小さな石のついたイヤリングやピアス……そう思えばハードルが低くなります。ターコイズに限らず派手色をアイメイクで使うときのコツは、入れる範囲を大きくし過ぎないこと。“ちょこっと”入れる。アイメイクでも二重全体に入れる必要はなくて、目尻にポンと効かせるとかアイラインのようにラインで魅せるとか。
特にアイランとして狭い範囲に細く使うのは誰がやっても失敗しなくておすすめ。黒のアイライン引いた上に細いチップの先端に取り、派手色を細く短くライン状に引けばOK。目を伏せたときにアクセリーのようにチラっと色が感じられる程度がステキです。
派手なアイシャドウを入れるタイミングは、ファンデーションがなじんでから
入れるタイミングもポイントに。派手色ってね、なぜかメイクしたてのときよりファンデーションやアイカラーが肌になじんだ頃につけると、しっくりなじむんです。これ不思議なんだけど。仕事帰りとか、ちょっとおしゃれしたいなとか気分を変えたいなってときにトライしてみて。普段のメイクとはちょっとこなれ感のあるメイクが楽しめます。もちろん朝から使いたいって場合も大丈夫。派手色を最初につけて、その上から肌になじみのよい色を重ねると、派手色がなじんで楽しめますよ。最近のアイシャドウは適度に透け感があるので、いい感じにはやりのくすんだターコイズカラーに!
ちなみに派手色を目元に持ってきた場合、口元やチークのカラーは控えめに。メイクは引き算も大事です。派手色といっても入れる場所と量によって印象は変わるもの。強い印象を与えずそれでいて普通になり過ぎない。いつも違うメイクが楽しめる派手色カラー、せっかくだからこの機会にセンスよく取り入れてみて下さいね!
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ヴィンテージカラーのくすんだベージュと鮮やかなターコイズの組み合わせ
深い風合いとにぶい光沢感のあるヴィンテージカラーで目のフレームを立体的に際だたせ、アクセントとなる派手色のターコイズで抜け感を。今までと違う大人の洗練された目元に。ケイト ヴィンテージモードアイズBU-1/1200円(編集部調べ)/カネボウ化粧品
山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。