DT-H50/PCIは、PCIスロットに増設するチューナー |
内蔵・外付け、どちらがベター?
バッファローからは、USBポートに接続する外付け式の DT-H30/U2 と、PCIスロットに接続する内蔵式の DT-H50/PCI という2つの地デジチューナーが発売されています。両製品とも、Celeron D など、非力なシングルコアCPUでも地デジ放送を視聴できます。これは、製品に搭載された ViXS 社製チップによるハードウェアトランスコード機能が働くため。ただし、この場合は画質がやや落ちます。実売価格は、両製品とも 17,000円~20,000円です。
性能面での違いは、DT-H30/U2 が BD-RE(書き換え可能なBlu-ray Disc)への番組保存ができない(CPRM 対応の DVD-RW、DVD-RAM には可)ことですが、Blu-ray Disc ドライブはまだ普及していませんので、さほどのマイナスポイントではありません。初心者~中級ユーザーには、むしろ DT-H30/U2 がオススメです。
理由は……
- 外付け式なのでケースを開ける必要がなく、増設が簡単
- ノートPCや、スリム型PCでも使える
- USBポートから給電できるので、ACアダプタが不要
もちろん、UHFアンテナが必要であるなど、地デジ放送を受信する際の条件は、薄型TVなどと同じ。なお、CATVパススルー対応のマンションでは、アンテナは不要です。
マイPCの対応を調べる
DT-H30/U2 を使うには、PCやモニタの対応が必要です。著作権保護に対応したビデオ機能と HDCP対応モニタ、Intel 945 以降のチップセットなどの条件があります。なじみのないユーザーには判定が難しいでしょうから、バッファローのサイトを使って、自分のPCが DT-H30/U2 に対応しているかどうかを判別します。バッファロー・ストリームテスト for 地デジ をダウンロード/インストールして検証するか、同じページの「地デジチューナー対応検索」から、PCメーカーと型番を頼りに調べてみましょう。
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