相槌や質問を上手にする方法8つ…聞き上手で居心地の良い男性になる
婚活現場では、男女ともに、聞き上手になる方法が気になる方が多いもの。男性は特に、コミュニケーション下手さんが多いので、しっかり身に着けておきたいところですね。質問や相槌のテクニックを交えて、聞き上手の特徴である「居心地の良い男性」になるための方法を紹介します。まず最初にお伝えしたいのは、「聞き上手」の意味をはき違えている人がいるということ。相手の話を真剣に聞くだけではダメ。「それでそれで?」と連呼すればいい、ということでもありません。やたらめったら質問を繰り返せばいいというものでもありません。
さて、真の聞き上手とはなにか? それは「相手の気持ち」を聞き出して、「この人と話しているとなんだか心地がいいなぁ」と思わせること。今回は8つの聞き上手ポイントと、その解説をお届けします。
<目次>
聞き上手ポイント1:女性の話は「最後まで」聞く
女性の話は、男性にとって理解不能なことがあります。話すテーマがどんどん変わって、また戻り。男性からすれば、「えっとこれ、何の話だっけ?」の連続です。でも、これが女性の心地よい会話のリズムなんです。それを尊重するつもりで、会話を楽しくするためにも女性の話をまずは最後まで聞いてみましょう。これが鉄則です。たまにいるんですよね、話を遮ったり横取りしたりする男性。女性の脈絡のない話にムズムズするのはわかりますが、ぐっとこらえて、ニコニコしながらうなずいてみましょう。
聞き上手ポイント2:否定やアドバイスの前に、まず「共感する」
次に大事なのが、女性の気持ちに寄り添うこと。ここでも「それは違うでしょ」と否定してから自分の意見を言うのはNG。アドバイスしたい、言いたいことがある、というときは「わかる、そうだよね、なるほど、そっか~」などの同意と、相手の言葉のオウム返しから始めてください。例えば、「そうか~、上司にそんな嫌なこと言われたんだ。それは気分も最悪だよね……」とまず受け止める。その上で「もし僕が君の立場だったら、こんな風に対応するかな。もちろん、時と場合によるとは思うけど!」とアドバイスや意見を挟み、相手の行動を責めないようにフォローしましょう。
聞き上手ポイント3:女性の「気持ち」を聞いて寄り添う
男性は「女性の気持ち」と聞くだけで難解で、理解できないと思うかもしれません。でも、本当に些細なことでいいのです。今その瞬間に感じている相手の気持ちをどんどん聞いていきましょう。「お腹空いていない?」「寒くない?」「暑くない?」「疲れてない?」……こうしてとにかく相手の思っていることを引き出しましょう。聞きすぎかなと思ってもだいたい大丈夫。男性は自分が思っている以上に、相手の気持ちを聞いていません。
女性から時間が経ってから「あの時、本当はこうしてほしかったのに!」と言われたことはありませんか? そして「言ってくれなきゃわからないよ。あとから蒸し返すなよ!」と思ったことはありませんか? これは女性の気持ちを聞けていないから。
相手がなかなか答えない消極的なタイプだった場合、自分で自分の気持ちを答えましょう。「お腹空いちゃったなぁ。映画の前に、カフェかイタリアンで軽く食べたい気分なんだけど。甘いものでもいいな~どう? お腹空いていない?」こんな感じです。そうすれば「いいですね、私も同じ気持ち!」と言いやすくなりますね。
返事がしやすいというのは、居心地の良さです。また会いたい、一緒に居たいという気持ちに繋がりやすくなります。
聞き上手ポイント4:相槌は「あいうえお」と「はひふへほ」
せっかく気持ちよく話しているのに、「ふーん」と白けた返事をされたら誰だって気分がいいものではありません。楽しい会話には、テンポとリズムが不可欠です。女性側の相槌には「合コンさしすせそ」と呼ばれる「さすが」「知らなかった」「すごい」「センスいい」「そうなんだ~」の5つが重宝されます。男性の場合はこんな風な相槌が使いやすいでしょう。
まずは「あいうえお」。「あぁ~(共感)」「いいね(肯定)」「うん?(聞き返す)」「ええ!(驚く)」「おお~(感嘆)」。そして、「はひふへほ」。「はぁ~!(感心)」「ひゃー!(驚く2)」「ふーーん!(深く頷く)」「へえ~!(感心2)」「ほお!(納得)」。これらを当てはめていけば、どんなシーンでも使えるはずです。
聞き上手ポイント5:「感嘆詞」「オーバーリアクション」を使い分け
女子会に慣れていると、女性たちは男性のリアクションが薄すぎて、「ちゃんと話を聞いているの?」「デートがつまらないのかしら」と不安になります。ですから、男性の場合、自分が思っている以上にオーバーリアクションを心がけてください。さらに、女子会トークは感嘆詞のオンパレード。「え~~!」「なんで?」「ホントに?」「やばい!」「うそ!」「すごい!」なんて、相手が話したことに対して次々と大げさなリアクションを繰り出すのが当たり前のルールになっています。
男性は自分で思っているよりも、リアクションが薄いもの。静かなところで大声を出すのは子供っぽいですが、女子会をイメージしてほんのちょっとオーバーリアクションをしてみましょう。
聞き上手ポイント6:会話が途切れたら「実況中継」
最初はテンポよく話していたのに、だんだんと話題がなくなってシーンとして、なんとなく気まずい。こういう場面ってよくありますよね。そんなときは、とりあえず、目の前にあるものを実況中継しましょう。レストランにいるときなら、「これ、おいしいね。なんのソースだろう」「このワイン、○○って書いてある。フランスの地名かなぁ?」。外を歩いているときなら、「ちょっとこのお店、寄ってみていい?」「こういうインテリアっていいよね、どれが好き?」という風に会話につなげます。
会話が軌道に乗れば、また女性のほうも話しやすくなりますから、相槌やリアクションを交えて、聞き役に戻ればいいのです。
聞き上手ポイント7:しゃべりやすい「場」や「雰囲気」を選ぶ
しゃべりやすい場、居心地の良い場を作るのに大事なのは、「話の内容と場所」、「ファッションと場所」のマッチングです。簡単に言えば、「話のトーンに合った場所や静かさで、「女性のファッションに合わせた場所」に連れて行くこと。まず、前日などデートの前にどんな服装で来るか聞いてみてください。婚活や恋愛初期のデートでしたら、「花柄のワンピースとパンプスかな」などややドレッシーで女性らしい服装が多いでしょうから、落ち着いた明るいカジュアルレストランを選べば問題ないでしょう。ちょっと色っぽいムードを出したければ、バーや個室ダイニングでもいいでしょう。
いずれも、雰囲気に飲まれやすいのが女性というもの。あえてざわついた立ち飲みバルなどで距離を縮めるのも上級テクニックとしてはおすすめですが、単にうるさい客層の若い(悪い)お店だと白けてしまうこともあるので避けたほうがいいでしょう。
聞き上手ポイント8:女性の機嫌が悪くなったら「さっさと帰る」!
どんな話題を出しても会話が続かない、という場合、すでに失言をしている可能性があります。リカバリーしないと女性がふとしたタイミングで怒りだし、不機嫌になり、デートが突如険悪なムードに包まれることがあるかもしれません。女性は感情の生き物です。ここは慌てず騒がず、謝罪と同意で場を収めましょう。「ごめんごめん(謝罪)、怒らせるようなことしちゃったよね。俺、鈍感だから、気付けなくて!」。もし教えてくれたら、反論せず、素直に自分の非を認めます。「そっか(同意)、無神経だったよね……本当にごめん。これからはそんなことがないように気を付けるよ」といった具合。あくまで軽やかに謝り、穏やかに接すること。一緒になって怒ってもいいことナシです。
ただ、中には何度聞いても理由を答えてくれない、ヒステリックに怒鳴り散らす、無言で不機嫌なままという女性もいるかもしれません。そうなったら、正解は「さっさと帰る」です。いつまでもご機嫌取りをしていても、お互い時間のムダ。そういう女性は引っ込みがつかなくなっているので、一度冷静になってもらうしかありません。怒りには同調しない、かといって、相手にすり寄りすぎないのがポイントです。
以上、聞き上手になるコツをお伝えしました。これができれば、あなたの婚活はハイスピードで進んでいくに違いありません!
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