シンガポールのショッピング

ショッピング天国シンガポール

「ショッピング天国シンガポール」というキャッチフレーズ、皆さんも1度は耳に目にしたことがあるかと思います。自由貿易港として古くから知られ、近年は国中が大セール会場となる『グレートシンガポールセール』を毎年5月末から7月末まで、約2ヶ月間にわたり国を挙げて開催するシンガポール。官民一丸となって観光の目玉にショッピングを掲げているシンガポールは、魅力的なお買い物ができる！とショッピングフリークにはたまらない国です。

高級ブランド品からアジアン雑貨まで、様々なジャンルのお買い物が楽しめるのも多民族国家シンガポールならでは。シンガポール旅行の際は是非とも足を運びたいおすすめのデパート、ショッピングセンター、免税店、スーパーマーケットをご案内しましょう。

シンガポールのデパート

シンガポールで今何が流行っているのか、どんなブランドが注目されているのかという事がいち早くわかるのが、デパート。日系デパート（伊勢丹スコッツ店、タカシマヤ）では、高級ブランドからローカルブランドまで売れ筋の人気テナントが軒を連ねています。地下には食料品売り場もあり、お土産探しにもおすすめです。

その他、イギリス系デパートのマークスアンドスペンサーやローカル系デパートのOG、タングス（CKタンとも呼ばれる）と様々なデパートがあるので、ショッピングの目的にあわせてお好みで選んでくださいね。

デパート1　伊勢丹スコッツ店

吹き抜けに沢山のエスカレーターが並ぶ伊勢丹スコッツ店。

レディスファッションに強い伊勢丹スコッツ店。決して広いとは言えない店内ですが、ローカルブランドから高級ブランドまでファッショナブルなウエアがセンス良く並ぶ店内は必見！ 特にシンガポール発のワールドブランド『alldressedup（オールドレスドアップ）』や中国発人気ブランドの『JNBY SINCE1994』など伊勢丹ならではのセレクトは日本人女性のファッションテイストともフィットします。

一方メンズウエアは、人気レディスブランド『MANGO』のメンズラインや日本未上陸ながら世界中に進出している『スプリングフィールド』など注目のスペインブランドでのお買い物がおすすめ。お土産は地下1階の伊勢丹スーパーマーケットへ。レジ付近にあるシンガポールのお土産コーナーでは伊勢丹イチオシのシンガポール土産が並んでいます。

＜DATA＞
■伊勢丹スコッツ店
住所：350 Orchard Road,Shaw House,Singapore 238868
TEL：65-6733 1111
営業時間：10:00～21:30
アクセス：MRTオーチャード駅直結

デパート2　タカシマヤ（ニーアンシティ）

赤い巨大な建物、ニーアンシティ。1度は足を運びたいスポットです。

オーチャードで一際目立つ存在のショッピングセンター『ニーアンシティ』。紀伊国屋書店、高級ブランド店、レストランなど数え切れないほどのテナントがあり1日いても飽きない巨大なショッピングセンターです。中でも半分の敷地を占める『タカシマヤ』はシンガポール随一の大規模百貨店。ローカル客の中に日本人観光客の姿も多く、見受けられます。ラップドレスでお馴染みの高級ファッションブランド『ダイアンフォンファステンバーグ』、ラグジュアリーシューズブランドの『ジミーチュー』などセレブ定番ブランドのテナントも多く優雅な気分でショッピングが楽しめます。

＜DATA＞
■シンガポール タカシマヤ（ニーアンシティ）　
住所：391 Orchard Road,SINGAPORE 238873
TEL：65-6738-1111
営業時間：10:00～21:30
アクセス：MRTオーチャード駅徒歩5分

デパート3　タングス（CKタン）

尖がったセンスでローカルデパートのリーダー的存在のタングス。

ハイセンスなローカルから支持を集めているデパートが『タングス（CKタン）』。クールなプライベートブランドのレディス、メンズウエアを提案しています。特にレディスシューズは大人気で専門のショップを他のショッピングセンターに出展するほど。ここに行ったら靴売り場は必ずチェックしてくださいね。その他、食器や雑貨などキッチン・生活雑貨にも力を入れていて、モダンエスニックなデザインから北欧ブランドまで幅広いテイストの様々なアイテムが揃っています。

＜DATA＞
■タングス（CKタン）／TANGS
住所 ：310&320 Orchard Road,Singapore 238865
TEL ：65-6737 5500
営業時間：10:30～21:30
（金曜は23:00まで営業、日曜は11:00～20:30）
アクセス：MRTオーチャード駅直結
※ヴィヴォシティにも支店あり

デパート4　マークス＆スペンサー

サイズ展開が豊富なマークス＆スペンサー。ゆったりサイズも揃っています。

シンガポールはかつてイギリスの植民地だった影響もあり、デパートやブランドなどイギリス系のショップが特に目立ちます。有名デパート『マークス＆スペンサー（Marks & Spencer）』もその一つ。食料品からアパレルまでオリジナル商品の品揃えが豊富です。ここでのガイドのおすすめはボディケア用品。品質はもちろん、容器が美しく香りの良いローションや石鹸などはマークス＆スペンサーらしいアイテムです。その他、紳士服コーナーではノーアイロンで着られるワイシャツもおすすめ。生地がよくデザインも豊富に揃っているのでお土産にも是非！

＜DATA＞
■Marks & Spencer Centrepoint （マークス＆スペンサーセンターポイント店）
住所：176 Orchard Road,#02-50 Centrepoint,Singapore 238843
TEL:65-6734 1800
アクセス：MRTサマセット駅徒歩3分
※Paragon店やRaffles City店などシンガポール内だけで7店舗あり

シンガポールの免税店 DFSギャラリア・スコッツウォーク

高級ブランドがすらりと並ぶ店内。休憩スペースも多くくつろげます。

シンガポールの免税店といえば『DFSギャラリア・スコッツウォーク』。オーチャードロードと交差するスコッツ・ロードに面する大型店です。高級感あふれるラグジュアリーな店内には、時計、化粧品、バッグなど世界中の高級ブランド品が一堂に会しています。中には日本では手に入らない限定商品もあるので要チェックですよ。その他、チャンギ空港内にもDFSがありますが商品数や規模は圧倒的に『DFSギャラリア・スコッツウォーク』が勝っていますので、ブランドショッピングが目的ならこちらでの買い物をお忘れなく！

＜DATA＞
■DFSギャラリア・スコッツウォーク
住所：25 Scotts Road,Singapore 228220
TEL:65-6229 8100
営業時間：10:00～22:00
アクセス：MRTオーチャード駅から徒歩5分

シンガポールのショッピングセンター（SC）

シンガポールには数え切れない数のショッピングセンターがあります。ローカル系からラグジュアリー系まで、一言でショッピングセンターと表現しきれない幅の広さです。観光客が足を運ぶようなお洒落系のショッピングセンターには割合同じ感じのテナントが集まっていますが、もちろん少しずつ違いや特色があります。お目当てのブランドやショップ、アイテムがある人は、それぞれのショッピングセンターの特長やショップリストを事前に調べておくと効率良くお買い物が楽しめるでしょう。

SC1　サンテックシティ＆マリーナスクエア

マリーナエリアのショッピングセンターは敷地が広いのでどこもゆとりが感じられます。

マリーナエリアの大型ショッピングセンター『サンテックシティ』と『マリーナスクエア』は広いスペースを活かしたゆとりのあるフロアが特長。この2つのショッピングセンターは2階部分がブリッジでつながっていて一体感があります。

『サンテックシティ』でのおすすめショッピングアイテムはスポーツ用品。アディダス、ナイキなどのブティックはもちろん、有名スポーツブランドのシューズやウエアのディスカウントショップもいくつかあるので、最新アイテムからアウトレット商品までいろいろと見比べてからお買い物をすることができます。一方『マリーナスクエア』では、TOPSHOPやMANGOなどのカジュアルブランドからWAREHOUSE（UK）、マッシモドゥッティ（スペイン）、MAKE UP STORE（スウェーデン）など日本未上陸未店舗のブランド、コスメショップが勢ぞろい。手ごろな予算でお洒落なショッピングが満喫できます。

＜DATA＞
■SUNTEC CITY MALL（サンテックシティ）　
住所：3 Temasek Boulevard,Singapore 038983
TEL：65-6825 2667　
アクセス：MRTシティホール駅から徒歩10分以内
営業時間：店舗によって異なる

■MARINA SQUARE （マリーナスクエア）
住所：6 Raffles Boulevard,Singapore 039594
TEL：65-6339 8787
アクセス：MRTシティホール駅から徒歩10分以内
営業時間：店舗によって異なる

SC2　セントラル

クラークキーの象徴となったショッピングセンター、セントラル。

MRTクラークキー駅直結のショッピングセンター『セントラル』。パルコが運営する若者向けのブティックが多く入店しています。原宿がコンセプトというこのショッピングセンターは、通路が迷路のようになっていて歩いているだけで楽しめてしまう造りが魅力。日系の飲食店も多く、中には日本の食材やお菓子を売るショップもあります。ここは日本？シンガポール？と不思議な感覚が味わえるショッピングセンターです。

＜DATA＞
■Central（セントラル）
住所：6 Eu Tong Sen Street, Singapore 059817
TEL：65-6532 9922
営業時間：11:00～22:00
アクセス：MRTクラークキー駅直結

SC3　ウィスマ・アトリア

ウィスマ・アトリア内はスタイリッシュなテナントが多いので、お洒落に敏感な方におすすめです。

カジュアル系ブランドがお好みなら、オーチャードのウィスマ・アトリアへ。話題のファスト系ブランドFOREVER 21や日本未上陸のハイストリートブランドも沢山入店しています。またウィスマ・アトリア内にある伊勢丹オーチャード店では、CKカルバンクライン、DKNY、TOPSHOPなど厳選されたスタイリッシュなブランドショップでお買い物を効率的に楽しむことができます。最上階にはクラシックな雰囲気の個性的なフードコートがあるので食事や休憩に利用してみてくださいね。

＜DATA＞
■Wisma Atria（ウィスマ・アトリア）　
住所：435 Orchard Road,Wisma Atria,Singapore 238877
TEL：65-6235 8177
営業時間：店舗によって異なる
アクセス：MRTオーチャード駅すぐ

SC4　ヴィヴォシティ

お買い物だけでなく、観て遊んで美味しい、家族皆が満足できるヴィヴォ シティへ是非！

MRTハーバーフロント直結、2006年10月7日にオープンしたシンガポール最大級の超大型商業施設『Vivo City（ヴィヴォ シティ）』。いつも世界各国からの観光客や買い物客で賑わっているショッピングセンターです。明るく開放感がある建物は、日本を代表する人気建築家、伊藤豊雄氏の設計。地上3階、地下2階建ての低層で、ウォーターフロントの素晴らしい景色を取り込んだ設計は、これまでの商業施設には無い斬新な造りです。

注目のテナントはUKカジュアルブランド。リバーアイランド、ウエアハウス、TOPSHOPなどのブティックは店舗面積も広くゆったりとしていて、商品数も豊富です。その他、スーパーマーケットや家電ショップ、各国料理のレストラン、デパート、ナショナルジオグラフィックのアジア初店舗などなど、1日ではまわりきれないほどの規模があるので、是非時間に余裕を持ってお出かけください。

＜DATA＞
■Vivo City（ヴィヴォシティ）
住所：1 HarbourFront Walk,Singapore 098585
TEL：65-6377 6860
営業時間：10:00～22:00
アクセス：MRTハーバーフロント駅直結

シンガポールのスーパーマーケット ムスタファセンター

滞在中必要な物やちょっとしたお土産を買いたい時に便利なのがスーパーマーケット。町でよく見かけるのは、コールドストレイジやNTUCフェアプライス、といったチェーン店だと思います。価格は若干ですが、NTUCフェアプライスの方が安いので、少しでもお得にお買い物をいたい人はこちらをおすすめします。瓶入りグリーンチリの酢漬け、インスタントラーメン、チキンライスなどローカルフードのあわせ調味料、お菓子などお土産用としてカゴいっぱい買っても予算オーバーの心配が無いのが嬉しいですよね！

時間がある場合には、リトルインディアにある24時間営業のバラエティーショップ、ムスタファセンターにも是非足を運んでみてください。インドワールドが満喫できる店内は食品から家電までバラエティーに富んだ品揃え。お土産探しにも最適です！

＜DATA>
■Mustafa Centre（ムスタファセンター）
住所：145 Syed Alwi Road, Singapore 207704
営業時間：24時間
電話：65-6295 5855
アクセス：MRTファーラーパーク駅徒歩5分

■コールドストレイジ

■NTUCフェアプライス