Wシリーズは新水冷機構を搭載、高い静音性を実現 |
VALUESTAR秋冬モデルが登場
NEC・VALUESTARの秋冬モデルは、W、N、Lの3シリーズ10機種をラインアップ。全体に「目玉」のある仕様変更がされています。まず、ワイド画面一体型の Wシリーズ4機種。最上位の VW790KG は 22型モニタ一体型で、1つのドライブで次世代DVDの Blu-ray Disc、HD DVD の両メディア再生が可能。Blu-ray Disc のみ書き込みにも対応しており、いちばんのオススメモデルです。以下、モニタやCPU、HDD、光学ドライブなどの違いで3機種を用意。次世代DVD再生機能が不要なら、すぐ下の VW770KG を選びましょう。
本シリーズは、新たな水冷システムで冷却と静音化を実現しています。従来の水冷システムは、CPU(ときにグラフィックスチップ)を冷却するのがもっぱらでしたが、Wシリーズで採用されたものは HDDも同時に冷やすのが特徴。HDDは高温下で使い続けると製品寿命が縮むとされていますので納得の措置。このシステムは日立製作所が製作したものですが、機会があれば別途レポートしたいと思っています。
ボード型のNシリーズには、17型モニタ一体型が登場 |
ただし、デュアルコアCPU(Turion 64 X2)を採用した VN750/KG にはテレビ機能がなく、シングルコアの Sempron を採用する中位の VN570KG に地デジチューナーを搭載するという、一種の「ねじれ」は今回も残されました。より大きくなった VN750/KG の画面でTVを見たいユーザーも多いと思われますので、次モデルでの検討をお願いしたいところです。
なお Nシリーズ各機は、キーボードに電池残量が表示されるなど、細かな使い勝手も向上しています。
L シリーズも大きく進化……>>NEXT |
CONTENTS
Page1:特色あるVALUESTARの秋冬モデル
Page2:セパレート型も性能アップ
Page3:着実に進化したSOTEC秋冬モデル
Page4:BTOも選択肢に