Vistaでどうなる?
FFベンチを題材に、ビデオカードの性能差と、それがどのようにあらわれるかを述べてみました。これまで一般ユーザーは、ビデオカードの性能にこだわる必要はありませんでした。カードの性能差でゲームの再現性に違いが出るとしても、メールやWebしかしないユーザーには、ほとんど影響がなかったからです。ですから、「ビデオカードにこだわるのは、ゲーマーやCG・映像クリエイターだけ」でした。
しかし、Windows Vistaの登場で、この状況は変わりそうです。Vistaの特徴である半透明のウィンドウや3D表示は、高性能なビデオカード抜きには体験できないからです。
Windows Vistaのベータ版を若干操作してみての印象ですが、ベータ版であるということを割り引いたとしても、VistaはWindows XPよりもかなり操作が重く、筆者が使用しているビデオカード(RADEON X300SE 128MB)では、「実用的でない」という印象です。Vistaを快適に操作するには、GeForce7300GS、またはRADEON X800相当以上のビデオカードが必要だという気がします(今回の記事の本旨ではないので、詳しくは述べません)。
PCの高速化に関心を持ち、「Vistaに備えたい」と思うユーザーの皆さんは、ビデオカードの増設・交換にチャレンジしてみてください。
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関連サイト
●ASUSTeK Computer Inc.●EN7300GS/HTD Series
●EN7600GT/2DHT/256M
●FINAL FANTASY XI オフィシャルベンチマークソフト3
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