「1日修理」を保証する在庫パーツ群
「1日修理」サービスを保証するには、交換用のPCパーツを豊富に用意しておかなければなりません。エプソンダイレクトでは、「3年間部品保証」というサービスを標準で用意しているだけに、なおさらです。修理用パーツが、所狭しと棚に並べられている |
エプソンダイレクトの修理拠点には、マザーボード(M/B)、電源、HDD、メモリ、ビデオカードなどのパーツを十分にストックしています。各パーツは、緩衝材などにくるまれた上で段ボールに保管されています。当然ながら、パーツ類が並ぶさまは、自作PCマニアには「涙もの」。棚の様子は、まるで秋葉原のパーツショップのようですね。
旧PC用メモリまで、修理用の在庫は幅広く準備する |
交換用パーツの中で在庫を揃えるのが難しいものの一つが、メモリです。メモリにはさまざまな規格があり、互換性がない場合もあるためです。現在、エプソンダイレクトでは、PC66 SDRAM(Synchronous DRAM、1999年頃のもの)以降のものを揃えていますが、ほんの一時期しか使われなかったRIMM(Rambus Inline Memory Module)という規格のものは、パーツの確保が大変だそうです。
交換されたHDDは、データが完全に消去される |
HDDの場合、PCにもともと搭載されていたHDDの容量が在庫があるHDD以下の場合には、アップグレード交換となります。
また、交換されたHDDのデータは完全に消去されます。消去は単純なフォーマットではなく、HDD全体にある特定のデータをまんべんなく書き込み、もとのデータを完全に上書きするという方法を使います。企業からのデータ漏れが大きな社会問題となっているだけに、法人ユーザーの多いエプソンダイレクトは、このあたりへの配慮にも抜かりがありません。
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