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メモリの相性や価格について メモリは難しい?

メモリは身近なようでややこしい存在です。激しく価格変動したり、同じ規格でも動いたり動かなかったり。

執筆者:中村 伸



メモリが安いので増やしたい

 関東圏に住んでいらっしゃる皆さんは、一度は秋葉原へおいでになったことがあるのではないかと思います。パソコンの部品、とりわけメモリを購入したことのある方は、お店で呪文のような言葉を聞いたことはありませんか?「相性の保障は出来ませんが宜しいですか?」

 メモリというパーツはPCのなかでも非常に重要な位置を占めています。最近「バルク」と呼ばれる、保障などが限定されたメモリが秋葉原などでは1MBあたり10円程度で売られていたりします。メーカー製の箱入りメモリと比較して2分の1から3分の1程度の価格だったりしますので、魅力を感じる方も多いことでしょう。そのような「バルク」メモリを購入しようとすると、先に述べたような呪文を聞く羽目になります。相性って何でしょうか?また、何故メモリの価格って見た目は同じようなのに同じ規格のものが2倍も3倍も値段が違ったりするのでしょうか。今回はメモリ周りのそのあたりの話題を取り上げていきます。

アズキか株か、はたまたメモリか?

 メモリの価格はまるで生鮮品のごとく上下します。まるで何か相場を操る男たち、そう、アズキや株などの状況に似ているかもしれません。週末の秋葉原などでは、最安値は時々刻々変わり、「相場師」気分になります。筆者も自家用のメモリをそれなりに安いタイミングで入手してきたと思っています。せいぜい高くても5%程度。クレジットカードで購入できたり、ポイント還元があったりしますので、実質最安値の場合と殆ど変わりません。

 一時、メモリの価格が異常に上下したとき、100万円儲けた、などという輩もいました。それほどまでに価格が上下してしまうのです。何故そのようなことがおきてしまうのでしょうか。
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