蝶々結び(リボン結び)の正しい結び方と、子どもへ教え方のコツ
靴紐や綴じ紐、はちまきやエプロンの紐を結ぶ、リボンで蝶結びをする……など、小学校では紐を結ぶ機会が多くなってきます。園ではお母さんや先生が手伝ってくれていましたが、小学校ではそうはいきません。
小学校入学までに必ずマスターしなければいけないとは限りませんが、やはり自分のことは自分で出来るように教えてあげたいですね。そこで今回は、楽しみながら学ぶ紐の結び方を紹介をします。
牛乳パックとリボンを使い、紐の結び方を子どもと練習しよう!
牛乳パックにリボンを貼り付けて、蝶々結び(リボン結び)や片結びなどを練習してみよう! 色違いの平らなリボンを使うと分かりやすいですよ
牛乳パックを開いて切ったものを使用し、リボンをマスキングテープで貼り付け固定してから始めましょう。慣れないうちは、牛乳パックを机に貼り付けてから行いましょう。
まずは片結び・真結びを練習
まずリボンを交差します。まず2つのリボンを交差します。
逆の方向にリボンを通して、リボンの下をくぐります。
逆の方向にリボンを通して、リボンの下をくぐり、もう一度交差させます
リボンの両端をぎゅっと引っ張ります。片結びの出来あがりです。
片結びの最後は、リボンの両端をぎゅっと結びます
正しいリボン結びを覚えよう! 蝶々結びのやり方
蝶々結び(リボン結び)はまず、りぼんを交差してから、ピンク色リボンで輪を作ります。この時、左手で輪を作りましょう。次に、右手で持った茶色リボンを、輪にしたピンク色リボンの外側からぐるっとかけ、出来た真ん中の穴に、茶色リボンの輪を通します。蝶々結び(リボン結び)でまず作る輪っかはあまり大きくならないようにね
最後は、ピンク色リボンと茶色リボンの輪を両端に引っ張ると蝶結びの出来あがりです。最後に形をきれいに整えましょう。
蝶々結び(リボン結び)の最後は、きれいに形を整えよう
蝶々結び(リボン結び)が、縦結びにならないように!
きれいな蝶々結び(リボン結び)ではなく、縦になってしまう場合があります。縦結びは見栄えが悪いだけではなく、ほどけやすいので、特に靴紐には注意したいですね。【縦結びになってしまうケース】
リボンを交差し、結び目の下になったピンク色リボンを輪にします。ここまでは蝶結びの工程と同じです。次に、茶色りぼんをピンク色リボンの内側からぐるっとかけ、穴に入れると……
あれ?横向きにならないぞ!蝶々結び(リボン結び)が縦結びにならないように!
縦結びになってしまいました。蝶々結び(リボン結び)が縦結びにならないようにするには、右手で持った茶色リボンを、輪にしたピンク色リボンの外側からぐるっとかけ、出来た真ん中の穴に、茶色リボンの輪を通しましょう。
蝶々結び(リボン結び)を子どもに教えるコツ
蝶々結び出来るかな?
2.蝶々結び(リボン結び)の練習で使う、紐やリボンの長さにも気をつけましょう。30cmくらいがベストです。
3.ゆっくりと「輪にして」「穴をくぐって」など、言葉がけしながら蝶々結び(リボン結び)の練習を進めましょう。
4.巧緻性を高めるためにも、蝶々結び(リボン結び)や片結びなどの紐結びはとても良い作業ですが、まだ手先が十分に発達していない年齢の子には難しい作業です。無理なく紐結びの練習に挑戦しましょう。
5.蝶々結び(リボン結び)や片結びなどの紐結びは、小学校入学までの習得カリキュラムではありません。楽しく遊びながらやりましょう。
蝶々結び(リボン結び)など紐結びの練習用の知育玩具や絵本も便利
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■靴ひもとおし・ちょうちょ結びの練習ができる知育玩具
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よくある質問
Q. ほどけない、くずれない蝶々結びのコツはありますか?
Q. 左右対称にきれいになる蝶々結びのコツはありますか?
Q. 子どもは何歳頃から蝶々結びを教えるべきですか?
Q. 蝶々結びの呼び名の起源や意味って?リボン結びとの違いはありますか?
蝶々結びは、紐の端と端をつなげる結び方のひとつで、「花結び」ともいわれています。語句は伝統工芸の飾り結びを指すのにも用いられました。リボン結びは一般的に蝶結びのことを指しますが、表裏のあるリボンを結ぶ際、結んだ時に左右とも同じ面が上に出る結び方のことをいいます。
Q. 裏表のあるリボンの蝶々結びで向きを間違いないための方法は?
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