GWに開催される、埼玉県の3つのユニークなイベント

GW中には全国各地で様々なイベントが開催されますが、埼玉県内では3つのユニークなイベントが開催されています。日程を調整すれば全てのイベントを体験することができるので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか? 今回はその3つのイベントの見どころをご紹介します。
毎年5月3日に加須市上空で遊泳するジャンボこいのぼり

毎年5月3日に加須市上空で遊泳するジャンボこいのぼり


ジャンボこいのぼり(加須市)

端午の節句を含むGW期間中は、市街地でもなびくこいの姿をよく見かけます。加須市を流れる利根川の上空には、毎年5月3日に巨大なこいが出現します。
利根川の上空に出現するジャンボこいのぼり

利根川の上空に出現するジャンボこいのぼり


全長約100メートルのジャンボこいのぼりは、周辺都市からも見ることができますが、真下から見上げると迫力満点です。遊泳時間になると利根川の河原には空を見上げる人で埋め尽くされます。
ジャンボこいのぼりが引き揚げられる利根川河川敷緑地公園

好きな場所にシートを敷いてお弁当が広げられる緑地公園


重さ約330キロの巨体はクレーンで空に引き揚げられます。直径約10メートルの口にロープにつなぐと、こいが呼吸を始めます。体が膨らむに従って、ゆっくりと空高くに引き揚げられていくのです。
クレーンで引き揚げられるジャンボこいのぼり

クレーンで引き揚げられるジャンボこいのぼり


上空の風を受けて体をくねらせるこいを眺めていると、加須市がこいのぼりの生産量日本一であることが思い起こされます。市内で提灯や傘を作っていた職人が、明治時代初期に副業でこいのぼり作りを始めたのです。それが1923年の関東大震災で品不足に悩んだ浅草橋の問屋を助けることになり、生産量が飛躍的に増加。

以来、加須市の伝統職人が精根を込めて作り上げた色鮮やかなこいが、毎年5月に大空で舞いを披露するのです。
利根川河川敷緑地公園に広げられたジャンボこいのぼり

利根川河川敷緑地公園に広げられたジャンボこいのぼり


【ジャンボこいのぼり】
会場:埼玉県加須市大越地先 利根川河川敷緑地公園
問合せ:0480-62-1111(加須市経済部商業観光課)
開館日時:2018年5月3日(木) ステージイベント9:00~14:30,ジャンボこいのぼり遊泳11:30及び13:30から各30分前後
アクセス: 東部伊勢崎線加須駅北口より臨時バス運行
駐車場:約3950台
公式ホームページ
地図情報

さきたま火祭り(行田市)

5月4日には毎年、埼玉県の歴史にふれるイベントが、県名の由来となった行田市埼玉(さきたま)で開催されます。
さきたま火祭りのオープニング・セレモニーしゅうばつの儀

さきたま火祭りのオープニング・セレモニー「しゅうばつの儀」


広大な敷地をもつさきたま古墳公園内には、午前中から数多くの露店が軒を連ねます。イベント広場の特設ステージでは10時から郷土芸能や舞踊、バンド演奏などが途切れなく続く一方で、広場周辺では火祭りの準備が着々と進められていきます。
さきたま古墳公園に軒を連ねる露店

さきたま古墳公園に軒を連ねる露店


火祭り前に稲荷山古墳の頂に集まる従者

火祭り前に稲荷山古墳の頂に集まる従者


メイン行事のさきたま火祭りは陽が西に傾く18時55分に始まります。しゅうばつの儀でお祓いをすると、300人近くの古代衣装を身につけた人々が、松明を掲げて行列を作ります。松明の炎の輪の中の産屋に火が放たれます。燃え盛る産屋の中で誕生した海幸彦、山幸彦の古事記の一説に基づく神話のシーンを描いているのです。
火祭り前半の「神話への誘い」での「松明行列」

火祭り前半の「神話への誘い」での「松明行列」


火祭り前半の「神話への誘い」での「産屋炎上」

火祭り前半の「神話への誘い」での「産屋炎上」


夜空を焦がす産屋の炎が勢いを弱めると、広場を見下ろす稲荷山と丸墓山の古墳の頂から御神火の列が降りてきます。200名を超える従者の松明の炎の帯は、溶岩の流れのように坂道を下るのです。フィナーレの花火の打上げまで、会場には古代のロマンが漲ります。
火祭り後半の「古代のロマン」での「御神火降り」

火祭り後半の「古代のロマン」での「御神火降り」


火祭り後半の「古代のロマン」での「松明行列」

火祭り後半の「古代のロマン」での「松明行列」


【さきたま火祭り】
会場:埼玉県行田市埼玉 県立さきたま古墳公園
問合せ:048-559-0047(さきたま火祭り実行委員会事務局)
開催日時:2018年5月4日(金) ステージイベント10:00~18:55,火祭り18:55~20:00過ぎ
アクセス:JR北鴻巣駅よりシャトルバス運行
臨時駐車場:古代蓮の里(会場まで無料シャトルバス運行)約500台
公式ホームページ
さきたま古墳公園の詳細はこちら

大凧あげ祭り(春日部市)

凧あげは正月の風物詩ですが、春日部市の江戸川の上空では毎年5月の3日と5日、大凧が風に舞います。
毎年5月3日・5日に春日部市の上空で舞う大凧

毎年5月3日・5日に春日部市の上空で舞う大凧


江戸川は江戸時代には盛んに水運に活用されていました。春日部市西宝珠花では、繭をはじめとする物産が船積みされていたのです。1841年、浄信という巡礼僧が数十個の凧をあげて繭の豊作を占ったことが、大凧あげ祭りの起こりと伝えられています。
大凧あげ祭りの会場となる江戸川河川敷

大凧あげ祭りの会場となる江戸川河川敷


大凧のサイズは年を重ねるにつれて大きくなり、現在では縦横、約15、11メートル、重さは800キロにも及びます。大凧を揚げるには百数十人が息を合わさなければなりません。大凧の他にも、小凧、女凧、コマーシャル凧などが次々に土手から上空に舞い上がります。
江戸川の土手に移動する大凧

江戸川の土手に移動する大凧


土手から風を受けて舞い上がる大凧

土手から風を受けて舞い上がる大凧


【大凧あげ祭り】
会場:埼玉県春日部市西宝珠花地先 江戸川河川敷
問合せ:048-736-1111 (春日部市観光振興課)
開催日時:2018年5月3日(木)・5日(土)
アクセス:東武スカイツリーライン春日部駅より朝日バス関宿中央ターミナル行きで約30分、大凧会館入口停下車
駐車場:5ヶ所約2000台(無料)
公式ホームページ
地図情報


以上、埼玉を代表するGW期間の名物イベントを3つご紹介しました。どのイベントでも会場には露店が多く出ているので、ちょっとしたお祭り気分を味わいに出かけてみてはいかがでしょうか?

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