Twitterアカウントが乗っ取られたときのツイートの特徴
Twitterが乗っ取りにあったらどうする?
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ところで、どうしてTwitterのアカウントは乗っ取られてしまうのでしょうか。その原因と、乗っ取られたときの対処法、そして予防策を紹介します。
原因はパスワード突破とアプリ連携
アカウントが乗っ取られる原因は主に2つあります。ひとつはパスワードが突破されたとき。もうひとつは、連携したアプリから勝手にツイートされたときです。・パスワードが突破される
Twitterからパスワードが流出したという事件はありませんが、他のサイトで同じパスワードを使い回していて、そこから流出したとき、Twitterにログインされる可能性があります。また、極端に短いパスワードやわかりやすい言葉(123456など)は、プログラムによるしらみつぶしで突破されるリスクが高くなります。
特にTwitterの場合、ログインするためにメールアドレスが必須ではなく、公開されているアカウント名(例: @allabout_news)とパスワードが一致していればログインできてしまいます。そのため、乗っ取り犯が狙いやすいSNSといえます。
・連携したアプリが勝手にツイートする
診断系アプリなどを使うとき、Twitterのデータを連携することがあります。このとき、アプリ側に「書き込み」を許可すると、アプリ内でコメントしたときに自動でツイートできます。これを悪用すると、アプリ側が勝手にツイートできてしまいます。
乗っ取られたときの対処法
自分のアカウントが乗っ取られた、つまり知らないうちにツイートされていたときには、上の2つの原因に合わせて次のように対処します。どちらが原因か特定するのは難しいので、両方やっておきましょう。・パスワードを変更する
パスワードを突破された可能性を考えて、パスワードを変更します。方法は次の記事をご覧ください。
Twitterのパスワードを変更・リセットする方法
・連携したアプリのアクセス権を取り消す
普段から使っていて信用できるもの(大手通販サイトや動画サイトでログインするために使うものなど)以外は一旦すべて解除しましょう。必要なときには再び連携できるので、躊躇する必要はありません。
スマートフォンで解除するには、次のように行います。
パソコンの場合は、次のように行います。
この画面のアクセス権に「書き込み」や「読み書き」とあるものは、アプリ側からツイートできるものです。信用できるもの以外は一旦解除しましょう。
2段階認証とアプリ連携解除で乗っ取りを予防する
乗っ取りの2つの原因に合わせて、事前に予防しておくことも大切です。・2段階認証を設定する
他のサイトのパスワードを使い回さず、長いものにしておきます。これにプラスして、2段階認証を設定しておきましょう。パスワードを突破されても、手元にある携帯電話に送られるコードがなければ、他人はログインできなくなります。
Twitterの2段階認証で安全性を強化!設定・解除方法
・不審なアプリと連携しない
診断系アプリを使うとき、Twitterとの連携を求められるときがあります。怪しいものとは連携しないようにすることも予防策のひとつです。また、定期的に見直し、日常的に使うもの以外はアクセス権を取り消しておきましょう。