フレンチ/東京のビストロ

東京ミッドタウン日比谷のおすすめフレンチランチ3選

2018年3月29日にオープンした「東京ミッドタウン日比谷」にはショップやレストランなど、約60店舗ほどのテナントが入っています。そのなかでもランチにおすすめのフレンチのレストランをご紹介します。

岩谷 貴美

執筆者:岩谷 貴美

グルメガイド

東京ミッドタウン日比谷でおすすめのフレンチランチ3選

東京ミッドタウン日比谷おすすめレストラン「ブヴェット」

東京ミッドタウン日比谷のフレンチランチ3選!

2018年3月29日(木)にグランドオープンを果たした東京ミッドタウン日比谷。クオリティの高い店舗が多く入っています。そこで、注目のフレンチ3軒をご紹介します。

<INDEX>
Restaurant TOYO Tokyo(レストラン トヨ トウキョウ)
morceau(モルソー)
Buvette(ブヴェット)


Restaurant TOYO Tokyo /3F

まず1軒目は、日本初上陸となる「Restaurant TOYO Tokyo(レストラン トヨ トウキョウ)」。

熊本県出身の中山豊光オーナーシェフは1994年に渡仏し、フランチレストランや日本料理店を経て、日本が誇る世界的なデザイナー・高田賢三氏の専属料理人に。2009年、フレンチの影響を受けた和食をフレンチスタイルで提供する「Restaurant TOYO」をパリにオープンしました。西洋と東洋の融合と調和を感じさせる、唯一無二の究極のフレンチが話題となり、連日満席になるほどの人気を博しています。

東京ミッドタウン日比谷おすすめレストラン「TOYO」

レストランの入り口には、世界的なデザイナー・高田賢三氏が描いた中山豊光オーナーシェフの肖像画

私も2017年6月に訪問しましたが、日本人だけでなく、フランス人の常連も多く、すっかり人気店になっていました。

そんなパリの人気店が逆輸入の形で、「Restaurant TOYO Tokyo」として日本初上陸。中山シェフのその想いを受け継ぐのは、同じく熊本県出身でパリ本店で彼に師事してきた大森雄哉シェフです。

「Restaurant TOYO Tokyo」のシェフお二人

左、中山豊光オーナーシェフ、右、大森雄哉シェフ

その日に入荷した食材次第で内容は日々変わるお任せランチは、アミューズ、前菜2品、メイン料理、デザート、食後のドリンクで¥5,000のコース。

東京ミッドタウン日比谷レストラン トヨのアミューズ

ガラスの器に盛り付けた美しいアミューズ

アミューズは、季節の根菜3種を、それぞれの素材に適した方法で調理したもの。シェフ達の出身地である熊本の紫人参や白人参、里芋にミモレットチーズを散らしたもの。

東京ミッドタウン日比谷レストラン トヨのスープ

前菜1つめのボリュームのあるスープ

続いて、前菜1つ目はスープ。この日はバターピーナッツの甘さを生かしたもので、揚げたゴボウが乗っています。

Restaurant TOYO Tokyoの前菜

前菜2つ目は、温泉卵を絡ませながら食べるイカ

前菜2つ目は、軽く炙っただけのとっても柔らかなイカ。白アスパラガスやユリ根が添えられ、パルメザンチーズを散らしています。バターソースに橙(だいだい)で香りを付けているので、意外な爽やかさが印象的。

Restaurant TOYO Tokyoのメイン料理

シェアしたハーフサイズのメイン1つ目のホタテのお皿

メインは3種類からチョイス。この日は2名で伺ったので、ハーフサイズを2種類頂きました。1つ目は、ホタテのすり身の中に、ホタテを入れ、バターソースが添えられたもの。

Restaurant TOYO Parisでもお馴染みのメイン料理

シェアしたハーフサイズのメイン2つ目のブイヤーベースのカレーライス

もう1つは、パリ本店でもお馴染みの甲殻類の香りが贅沢なブイヤーベースのカレーライス。カマスのフライやブロッコリーなどが添えられています。

Restaurant TOYO Tokyoのデザート

3つの味を楽しめるデザート

デザートはチョコレートのパルフェ。器の中は数種類の柑橘入り。バターリッチなミニフィナンシェとチーズをまとわせたいちごも、添えられています。

世界中のセレブリティを顧客に持ち、鳴り物入りで初上陸を果たした名店。どんなに敷居が高いかと思われがちですが、中山豊光オーナーシェフの素朴なお人柄そのままの店作りは、居心地もコスパも抜群。誰からも愛される店としてオープン初日から満席でスタートしています。

ちなみにこちらはパリ本店の様子。
Restaurant TOYO Paris外観

予約が取りにくいパリ本店

Restaurant TOYO Parisのアミューズ

2017年6月パリ本店の訪問時に頂いた根菜のアミューズ

Restaurant TOYO Parisの前菜

同じく、2017年6月訪問時に頂いた子牛を使った前菜


SHOP DATA
Restaurant TOYO Tokyo(レストラン トヨ トウキョウ)
東京ミッドタウン日比谷 3F
TEL:03-6273-3340
営業時間:ランチ 11:30~14:30、ディナー 17:30~23:00
無休
席数:20席


morceau(モルソー)/2F

次に紹介するのは、目黒から移転オープンした人気ビストロ『morceau(モルソー)』。
東京ミッドタウン日比谷おすすめレストラン「モルソー」

温かみのある木目のエントランス

女性シェフ・秋元さくらさんが腕をふるう、繊細さとダイナミック感を兼ね備えたお皿は、クラシックな王道のビストロ料理です。ソムリエでもある夫・秋元史彦氏がセレクトするワインにもファンが多いのです。

東京ミッドタウン日比谷「モルソー」のテラス席

緑豊かな日比谷公園をのぞむ店内にはテラス席も

新しい店舗では待望のランチがスタート。ランチコースは2種類あり、今回は時間がそんなに無い時にも嬉しい¥2,800のコースを頂きました。内容は、前菜、メイン料理、デザート、ドリンク。

東京ミッドタウン日比谷おすすめレストラン「モルソー」の前菜

前菜は繊細で美しい盛り付け

前菜は、自家製ジャンボンブランとmorceauサラダ。前菜からしっかりボリュームがあるのも、こちらならでは。

東京ミッドタウン日比谷「モルソー」のメインの肉料理

メインは短角牛サーロインステーキをチョイス

「モルソー」刻印入りのパン

店名の刻印入りパンは、館内のパン屋さんに特注したオリジナル

メインは2種類からチョイス。この日は、短角牛サーロインステーキにグラタンドゥフィノワを添えて。柔らかな赤身は、とってもジューシー。マスタードを添えてビストロらしく。

東京ミッドタウン日比谷おすすめレストラン「モルソー」

まさに春を満喫出来るデザート

デザートは、SAKURAカステラ抹茶アングレーズ。桜色のカステラは、フンワリ軽い食感。

モルソーのオーナーシェフ、秋元さくらシェフ

カウンター席は、秋元さくらシェフとの会話も楽しめる特等席

手際よく料理をしながらも、常に笑顔を絶やさない秋元夫妻を見ているだけで、元気になれるフランス家庭料理とワインのお店。唯一の難点は、味もコスパも良過ぎるので、またまた予約困難になりそうなところ。とびっきりの美食と笑顔に会いたくなったら、早めに予約を!

SHOP DATA
morceau(モルソー)
東京ミッドタウン日比谷 2F
TEL:03-6550-8761
営業時間:ランチ 11:00~15:00(L.O.14:00)、ディナー 18:00~23:00(L.O.22:30)
無休
席数:42席


Buvette(ブヴェット)/1F

最後に紹介するのは、1Fの正面玄関の隣にある「Buvette(ブヴェット)」。ニューヨーク、パリに続く世界3号店として日本初上陸のお店です。
東京ミッドタウン日比谷おすすめレストラン「ブヴェット」

エントランスからアンティーク感たっぷり

今、もっとも注目されている女性オーナーシェフのジョディ・ウィリアムズが、2011年にニューヨークのウエストヴィレッジに1店舗目をオープン。好きな時に好きな使い方で楽しめる“街の小さな食堂”として絶大な人気を集め、2013年にはパリ店をオープン。

東京ミッドタウン日比谷「ブヴェット」

ヨーロッパ風の古き良き時代のカフェが演出されている

「カジュアルなワインバーと古き時代のヨーロッパのカフェの融合」がコンセプト。

Buvette(ブヴェット)のクロックムッシュ

フランスの伝統的な料理を小さなお皿に凝縮させるスタイル

Buvette(ブヴェット)のクロックムッシュ

クロックムッシュ の断面

ランチタイムにピッタリのメニューなのが、クロックムッシュ ハム グリエール¥1,800。生クリームベースのベシャメルソースとイタリアのハム、チーズの組み合わせ。

Buvette(ブヴェット)のチョコレートムース

フォークを刺した大胆な盛り付け

デザートは豪快な盛り付けに驚かされるチョコレートムース¥800。セミスウィートのチョコレートをつかった濃厚なムースに、無糖の生クリームがたっぷり。

Buvette(ブヴェット)のスコーン

軽食代わりになりそうなスコーン

デザートは、他にもタルトタタンやスコーン、マドレーヌがあるので、何人かで行って色々な種類をシェアすると楽しそう。

東京ミッドタウン日比谷「ブヴェット」

アンティークに囲まれた居心地の良いノスタルジックな空間

「Buvette」のロゴマークの下にも示されている“ガストロテック(Gastrotheque)”とは、朝から晩まで一日を通して食べたり飲んだりできる喜び、場所や環境を表すジョディ・ウィリアムズ氏による造語だそうです。

Buvette(ブヴェット)のテラス席

お店の外にはテラス席も。爽やかな風を感じられる

朝8:00からオープンしているので、シーンに合わせて様々に使い方ができそうなのも嬉しいですね。

SHOP DATA
Buvette(ブヴェット)
東京ミッドタウン日比谷 1F
TEL:03-6273-3193
営業時間:平日 8:00~23:30(L.O22:30)、土・日・祝 9:00~23:30(L.O22:30)
無休
席数:99席


<東京ミッドタウン日比谷関連の記事>
東京ミッドタウン日比谷のおすすめスイーツ店リスト
東京ミッドタウン日比谷、女性必見の7店&全テナント情報
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます