タイの気候と服装

ビーチリゾートは接している湾によって雨季の時期が異なるので事前にチェック!日本の夏休み時期はサムイ島がベストシーズン
1年を大きく、暑季、雨季、乾季と3つに分類できるタイの気候。時期によってベストシーズンのスポットも変わります。常夏のタイですが、1年の中で最も温度も湿度も高いのが4~5月の暑季。朝から晩までほとんど気温が下がることはなく、連日35度以上の猛烈な暑さが続きます。

6~10月までは長い雨季に入ります。雨季と言っても1日1回、1時間ほどスコールが降る程度なので、特に旅行には影響ありません。ただしスコールは日本の雨とは比べ物にならないほど強く降るので、外にいるとびしょ濡れ。スコールのときは無理して移動せず、デパートやレストランの中で降り止むのをのんびりと待つようにしましょう。

タイのほぼ全土が雨季の間、サムイ島だけはタイランド湾西部に位置しているという地理上の理由から雨があまり降りません(サムイ島の雨季は11~2月)。

11~3月は、1年の中で気温が下がり、湿気もなく涼しい日が続く乾季。12~1月に限っては気温が15度前後まで下がり肌寒く感じる日もあります。旅行者にとっては暑すぎず過ごしやすいということもありベストシーズン。また、涼しい気候がら、ゴルフや遺跡めぐりなどアウトドアのアクティビティを満喫してもらいたい時期でもあります。代表的なビーチリゾート(プーケット島やピピ島、クラビなど)も雨も降らないため海の透明度も増し、美しさでもベストシーズンを迎えます。

国民の95%以上は仏教徒のタイ。寺院では肌の露出を控えた格好を。女性は僧侶には触れたり話しかけたりしないこと(c)タイ政府観光庁
日本人にとってはどの時期に行っても暑いと感じるタイですが、室内はエアコンがかなり強くきいているのでストールや羽織ることができるものを1枚持っていくことをおすすめします。また、靴もカジュアルなサンダルだけでなく、ドレスコードのあるお洒落なレストランやバーに行っても恥ずかしくない靴(女性ならパンプス、男性なら革靴)を1足持っておくと便利。

また仏教国であるタイは、寺院へ行くときに肌の露出が多い服では入れないこともあります。暑くても短パン、ミニスカート以外の肌を覆うことのできる服も必携です。

 

タイの治安はどうなの?

せっかくタイに来たらヒップなバーやクラブも安全に気をつけながら楽しもう!
基本的にはタイは治安もよく、観光をするのには危険な国ではありません。しかし、不要なトラブルに巻き込まれないために気をつけておきたいことがいくつかあります。まず女性の場合、夜の一人歩きと一人でタクシーに乗り込むことは避けてください。残念なことですが、深夜のタクシートラブルは少なくありません。一人なら夜は、BTSや地下鉄などの公共交通機関を使うことをおすすめします。公共の交通機関は深夜12時頃まで走っています。また男性は歩いているだけで風俗店などの勧誘をされることもありますが、無視をするのが一番です。

 

タイ旅行のマナーとタブー

国王はタイ国民にとって絶対的な存在。街のいたるところで肖像画を見かける
また、外国人観光客として知っておきたいのはタイのマナーとタブー。まず国王、王族の批判はタブーです。君主制のタイで、国王や王族の人々は絶対的に尊敬され愛されている存在。外国人であっても批判的な言動をすれば不敬罪に問われます。

そして、タイは敬虔な仏教国であることも覚えておきたいこと。寺院で仏像によじ登ったり足を向けたり、仏像の近くでふざけたポーズで写真を撮ることは許されません。また僧侶は戒律で女性に触れてはいけないので、外国人であっても気安く声をかけたりするのは控えましょう。

その他、タイ人にとって足は不浄で、頭は神聖なところ。足を椅子や机に乗せるだけでなく、人に向けることもタブーとされています。また頭は神聖な場所なので子供、大人問わず冗談でも叩いたりしてはいけません。他に意外と知られていないのは、タイ人が音に対して非常に敏感だということ。その割にカラオケやバーでの大音量や、車のクラクションの騒音はあまり気にならないのは不思議ですが……、扉を閉める音や物を置く音に対しては過敏に反応します。あまりに強くタクシーのドアを閉めると、運転手から文句を言われてしまうこともあるので気をつけましょう。