平均貯蓄額は1139万円、前年より減少

二人以上で暮らす世帯の平均貯蓄額は1139万円。前年より減少しました。中央値(多い順または少ない順に並べたときの真ん中)も419万円で前年(500万円)より減少しています。「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯)」のデータで、2019年6月から7月にかけての調査です。もう少し詳しく見ていきましょう。

 
気になる平均貯蓄額

気になる平均貯蓄額

 

貯蓄ゼロ世帯は23.6%で前年より増加

数年前から話題になっているのが貯蓄ゼロ世帯です。冒頭の調査では、平均貯蓄額(金融資産の平均値)は1139万円、一方で貯蓄ゼロ世帯は23.6%。前年(22.7%)より少しですが増えています。
 

1139万円は貯蓄ゼロ世帯も含めた平均値

そして、1139万円という平均値は貯蓄ゼロの人も含めたものです。ゼロ円と回答した人が2割強いるのですから、これを加えるのは当然ですが、ゼロ円の人が2割ほど入っているということは、金融資産を持っている人だけの平均値はもっと高いということです。
 

保有世帯の平均値は1537万円、中央値は800万円

保有世帯の平均値は1537万円で前年(1559万円)より減少、中央値は800万円で前年(800万円)と同しです。
 
保有世帯の年代別の平均値、中央値は以下の通りです(年代は世帯主の年齢)
 

 20代 

平均値220万円、中央値165万円
 

 30代

平均値640万円、中央値355万円
 

40代

平均値880万円、中央値550万円
 

50代 

平均値1574万円、中央値1000万
 

60代

平均値2203万円、中央値1200万円
 

70歳以上

平均値1978万円、中央値1100万円
 
平均値も中央値も年齢が上がるにしたがい高くなります。ちなみに金融資産の中身は、預貯金が42.7%、株式や投資信託などの有価証券が19.6%、生命保険が23.3%。2014年から始まったNISA(少額投資非課税制度)を保有している世帯の平均値は226万円となっています。
 
*データはいずれも金融広報委員会「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯)2019年」によるものです。

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