平均貯蓄額は1436万円、前年より増加

二人以上で暮らす世帯の平均貯蓄額は1436万円。前年より増加しました。中央値(多い順または少ない順に並べたときの真ん中)も650万円で前年(419万円)より増加しています。「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯)」のデータで、2020年8月から9月にかけての調査です。コロナ禍の中、調査方法を郵送のみとし、回収率は大幅に低下しました。その影響を受けているかもしれません。もう少し詳しく見ていきましょう。
気になる平均貯蓄額

気になる平均貯蓄額

 

貯蓄ゼロ世帯は16.1%で前年より減少

数年前から話題になっているのが貯蓄ゼロ世帯です。冒頭の調査では、平均貯蓄額(金融資産の平均値)は1436万円、一方で貯蓄ゼロ世帯は16.1%。前年(23.6%)より減っています。
 

1436万円は貯蓄ゼロ世帯も含めた平均値

そして、1436万円という平均値は貯蓄ゼロの人も含めたものです。ゼロ円と回答した人が一定数いるのですから、これを加えるのは当然ですが、ゼロ円の人が入っているということは、金融資産を持っている人だけの平均値はもっと高いということです。
 

保有世帯の平均値は1721万円、中央値は900万円

保有世帯の平均値は1721万円で前年(1537万円)より増加、中央値は900万円で前年(800万円)よりやはり増加しています。
 
保有世帯の年代別の平均値、中央値は以下の通りです(年代は世帯主の年齢)
 

 20代 

平均値350万円、中央値235万円
 

 30代

平均値644万円、中央値423万円
 

40代

平均値1177万円、中央値686万円
 

50代 

平均値1955万円、中央値1000万円
 

60代

平均値2154万円、中央値1465万円
 

70歳以上

平均値2208万円、中央値1394万円
 
平均値も中央値も年齢が上がるにしたがい高くなります。ちなみに金融資産の中身は、預貯金が47.2%、株式や投資信託などの有価証券が20%、生命保険が19.5%など。2014年から始まった一般NISA(少額投資非課税制度)を保有している世帯の平均値は161万円となっています。
 
*データはいずれも金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯)2020年」によるものです。

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