預金・貯金/貯金ができない人が参考にしたい記事

何もしなくても、お金がどんどん貯まるワザ

一度、仕組みを作ったら、忘れていても貯まっていくのが銀行の自動積立定期です。ラクして貯めるには、給与振込口座にセットするのがコツ。

坂本 綾子

執筆者:坂本 綾子

預金・貯金ガイド

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1回1000円から積み立てできる銀行も 

毎月、決まった日に、一定額を定期預金に預けてくれる銀行の自動積立定期。活用していますか? 手間をかけずにお金を貯めたい人に、おすすめです。
手間をかけずにお金を貯める

手間をかけずにお金を貯める

1回あたりの最低積立額は、銀行により、1000円以上だったり、5000円以上だったり、1万円以上だったり。最初は無理をせず、これくらいなら大丈夫という金額で始めましょう。コツコツ続けるうちに少しずつ貯まっていきます。たとえば、毎月1万5000円の積み立てなら5年後に90万円、毎月2万円なら5年後には120万円になります。毎月3万円なら3年後に108万円となり、お金を貯めるときの最初の壁といわれる100万円を3年弱で突破できます(いずれも利子は考慮せず元本のみの金額です)。
 

定期預金でお金の目的を可視化する 

昨今は低金利なので、定期預金にしてもたいして利子もつかないし、普通預金に置きっぱなしでいいと思う方もいるかもしれません。しかし定期預金にすることの効能は、金利だけではありません。定期預金=貯めるお金、普通預金=生活用のお金、と目的別に分けられることです。口座と、そこに入っているお金の目的の可視化ができるのです。また、いつでも引き出せる普通預金よりも、満期まで引き出せない定期預金の方が、取り崩しにくいというメリットもあります。

将来は金利が上がる可能性も

また、食料品や光熱費を中心に物価が上がっています。物価が上がると、金利も上がる可能性があります。2023年9月現在はまだ、預金の金利に変化はありませんが、長期金利や固定金利の住宅ローンは上がってきています。将来的には預金金利が上がる可能性もあります。
 

いったん手続きをして積立口座を作るだけ

ネットバンキングでいろいろな銀行取引ができるようになりました。自動積立定期の申し込みができる銀行もあります。1回手続きをすれば、後は自動的に普通預金から定期預金に振り替えられるので、忘れていても貯まっていきます。

給与振り込み口座にセットする 

自動積立は普通預金からの振替なので、普通預金に残高がないとできません。確実に普通預金にお金があるといえば、給与振込みに使っている銀行口座。給与振込口座なら、お金を動かす手間もかかりません。給与振込口座に、給与振込日から2~3日以内にセットするのがコツ。

自動積立定期は、都市銀行や地方銀行ならほとんど取扱っていますから、あとはあなたの決心と手続きだけ。銀行ではNISA口座を使った投資信託の積立もできます。定期預金の積立と投資信託の積立を並行して行えば、お金が貯まるだけではなく、貯めたお金が増える可能性も高まります。

ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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