マンション相場・トレンド

ピアース赤坂に見る都心コンパクトマンションの進化

都心居住ニーズが拡大する中、商品ラインアップの充実が目覚ましいのが都心コンパクトマンションです。赤坂駅徒歩3分の稀少立地に全119邸のスケールで誕生するピアース赤坂を例に都心コンパクトマンションの進化を紹介します。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

都心コンパクトマンション拡大。背景に都心居住と資産運用の2つのニーズ

新築分譲マンションのラインアップとして、ここ数年存在感を増しているのが、都心コンパクトマンションです。供給が目立ってきている背景には、単身・カップル世帯の都心居住ニーズの高まりが挙げられますが中でも20代から30代女性の労働力率のアップは、通勤を容易にしセキュリティにも優れた都心コンパクトマンションのニーズを後押しします。
女性の年齢階級別労働力率の推移

女性の年齢階級別労働力率の推移(出典:厚生労働省 HP)


もう一つ挙げられるのが、資産としての保有ニーズの高まりです。相続資産としての魅力や低金利による資産運用商品としての期待から都心コンパクトマンションは注目されています。三井不動産レジデンシャルの「パークリュクスシリーズ」が都心コンパクトのブランドとしては定着してきていますが、三菱地所レジデンスが資産形成コンパクトマンションシリーズ「ザ・パークワンズシリーズ」をスタートしたり、大京がコンパクトマンションを相次いで供給するなど市場のラインナップも増えてきています。

そうした中で、注目したいのはブランド立地に建つ大規模なコンパクトマンションです。赤坂駅徒歩3分の稀少立地に全119邸のスケールで誕生するピアース赤坂(モリモト)は、その一つです。千代田区・中央区・港区の都心3区は用地取得競争が激しく青山・六本木・赤坂・番町といったブランド立地では、オール億ションなどの高価格帯のマンション供給が目立ちます。ピアース赤坂は、東京ミッドタウンも生活圏に入る都心の要衝地にありながら25.28平米~64.19平米のオールコンパクトマンション。第1期の予定価格は、3,700万円台~で都心居住を実現できる価格帯です。
「ピアース赤坂」の建設地

「ピアース赤坂」の建設地

現地は、赤坂サカスのある千代田線「赤坂」駅から徒歩3分の場所。視認性の高い角地の1,200平米超の敷地です。周りには、オフィスとともに高級レジデンスも点在。洒落たカフェやレストランも身近な落ち着いた場所です。さらに進むと、赤坂氷川神社がありその先は、東京ミッドタウンがある六本木エリアへと続きます。
「ピアース赤坂」の建設地

「ピアース赤坂」の建設地

「赤坂」駅周辺は、東京ガーデンテラス紀尾井町なども開業し、オフィス街としての整備も進んでいるエリアです。「大手町」駅や「六本木」駅、「渋谷」駅など各方面にアクセスが良好なのは、都心居住のメリットで、「ピアース赤坂」は、そうした快適性を享受できる場所と言えるでしょう。
「赤坂見附」駅前の風景

「赤坂見附」駅前と東京ガーデンテラス紀尾井町

 

総戸数119戸の大規模コンパクトマンション。ディスポーザー設置など魅力的な暮らしを演出

「ピアース赤坂」の完成予想模型

「ピアース赤坂」の完成予想模型

「ピアース赤坂」の注目ポイントの一つが全119邸のスケールを活かしたスタイリッシュな共用空間。グッドデザイン賞などで受賞歴のあるアーキサイトメビウス 株式会社の今井 敦氏をファサードのデザインに起用。植栽や光壁が美しいエントランスホールが洗練の暮らしを予感させます。戸数規模の小さなマンションでは提供しにくい空間です。
「ピアース赤坂」

「ピアース赤坂」のエントランスホール完成予想図

専有部は、21タイプの間取りを用意。上層階10~14階フロアの2LDKやワイドスパン・角住戸中心の開放的な1LDK、1Kなどバリエーションが豊富です。1Kタイプにもウォークインクロゼットを設けるなど専有面積の制約がある中でも住み心地の配慮を感じます。
「ピアース赤坂」のモデルルーム

「ピアース赤坂」のモデルルーム

注目なのは、コンパクトプランにも関らずディスポーザーや食器洗浄乾燥機が装備されている点。スッキリと清潔感ある暮らしをサポートし、快適な日常生活を演出します。
「ピアース赤坂」のモデルルーム(キッチンにディスポーザー)

「ピアース赤坂」のモデルルーム(キッチンにディスポーザー)

住まいに「もっと」を求める際に、立地と居住空間は重要な要素です。ブランド立地でのコンパクトマンションの供給は、こうしたニーズに応えることにつながります。「ピアース赤坂」は、稀少性のある立地と魅力的なプランニングで既に(2018年2月20日時点)で1300件超の資料請求を得ています。

都心居住と資産運用ニーズを背景に2018年は、都心のコンパクトマンションの供給が活発化しそうです。住居としてだけでなくセカンドハウスや資産運用としても魅力のある都心のコンパクトマンションにこれからも注目したいと思います。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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