アウトドアブランドの撥水ダウンジャケットがあれば、寒さ×悪天候も怖くない
冬の終わりこそ、防寒用の定番アイテムをお手頃プライスで手に入れるチャンスで、それはダウンジャケットも然り。とくに狙い目は、実力のあるアウトドアブランドのダウンジャケットです。さらに言えば、雪や雨といった悪天候にも対応する撥水性の高いタイプを選べば防寒用アウターとして活躍してくれるフィールドも一気に広がります。高い機能性を求めるとかなり高額になってしまいそうですが、実力派アウトドアブランドの撥水ダウンジャケットなら、お手頃な価格で見つけることもできるのです。そこで早速、30,000円以下の逸品を紹介します!
エディー・バウアー「ノーブルダウンジャケット」
アメリカではダウンジャケットの代名詞ともなっているアウトドアブランドの名門が〈エディー・バウアー〉。その起源は1936年に誕生した超ロングセラーのキルト調ダウンジャケットで、ブランドのベース固めに貢献しました。その後、エベレストの登頂や北極圏の探検などをバックアップすることで、確固たる信頼と地位を築いてきました。
そんなブランドの伝統を受け継ぎながら、悪天候下でも着用できるようにアップデートしたのがこのダウンジャケット。「ストームリペル」という耐久撥水 (=DWR) 加工を施すことで、水に強く仕上げています。また、ウールライクなヘリンボーン生地とトラッドなコットンナイロン製の生地を組み合わせたデザインで品格と個性を両立。大人に最適な面持ちです。
マウンテンイクイップメント「レトロ・ライトライン・デュベ」
1961年に、マンチェスター郊外の小屋からスタートしたイギリスの老舗アウトドアブランド。クライマーの2人がクライミングショップを営む傍ら、シュラフとダウンスーツを作り始めたのが原点です。
保温性を高めるボックスウォール構造などを駆使したバッフル (ダウンの配置が偏るのを防ぐ仕切り) の工夫や、ダウンのロフト (嵩高、膨らみ) を最大限に引き出すアイデアを多彩に盛り込んだ結果、製作したプロダクトは評判を集め、そんな製品が“マウンテンイクイップメント (=山道具)” と呼ばれるようになりました。
そんな知る人ぞ知る名門アウトドアブランドからは、レトロなダウンジャケットをピックアップ。困難なルートからの登山が盛んになり初めた1970年代に人気を集めたアルパインジャケットをベースにしつつ、少し厚手の丈夫な生地で復刻。インプルな面持ちが大人にぴったりです。もちろん、表地のナイロンファブリックには撥水加工も施されています。
モンベル「プラズマ1000 ダウンジャケット」
世界で愛される登山用具やアウトドアグッズの開発を目指して1975年に大阪で誕生した〈モンベル〉。“Function is Beauty(機能美)”と“Light & Fast(軽量と迅速)”をコンセプトに掲げて商品開発を行い、1978年には日本初のフリースを開発して発売。
その後も、高機能素材を積極的に採用するなど、アウトドア用品の進化を牽引してきました。ハイスペックなアイテムを比較的リーズナブルな価格帯で提供し、現在も人気を高めています。
この一着も象徴的な逸品。薄手ではありますが、世界最高品質の1000フィルパワー・EXダウンを封入しているので見た目以上に温かいジャケットに仕上がっています。さらに、超軽量なのに耐久性も高い極薄シェル素材の「バリスティック エアライト」を表地に起用。撥水加工も施しています。キルティングのパターンや細かいパーツまで追求することで究極的な軽量化も実現。
今回ピックアップしたブランドやモデル以外にも、セール価格などで手が届きやすくなっているダウンジャケットがいくつもあります。今回は撥水機能にこだわってセレクトしましたが、自分にとっての必要な要素や優先順位を決めつつ、公式サイトやECサイトをリサーチして賢く手に入れてみてください。
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