カーメンテナンス

手洗い洗車に必要な道具とキレイに仕上げる方法

洗車機では落としきれない細部の汚れを手洗い洗車でピカピカにしましょう!今回は、特別な道具を使うのではなく身近にあるものでしっかり綺麗にしていく方法をご紹介します。

矢田部 明子

執筆者:矢田部 明子

カーメンテナンスガイド

手洗い洗車、必要な道具とキレイに仕上がる手順をご紹介

皆さんは自分で洗車をしていますか?カーディーラーや洗車機でという方も多いと思います。私の場合は、定期的に自分で洗車をしています。手洗い洗車をすると、洗車機では落としきれない細部の汚れまでしっかり綺麗にできるからです。そこで今回は、特別な道具を使うのではなく、普段家庭で使用している掃除道具で簡単にできる洗車方法をご紹介します。

洗車に必要な道具

■スポンジ
車のボディーを傷つけないように柔らかいものを選びましょう。

車のボディーを傷つけないように柔らかいものを選びましょう。

■車用洗剤
自分の車のカラーに合わせて、車用洗剤を選びましょう。台所用中性洗剤を使用しても良いです。注意する点として、研磨剤などが入っているものだとボディーが傷ついてしまうので、研磨剤の入ってない洗剤を選びましょう。

自分の車のカラーに合わせて、車用洗剤を選びましょう。台所用中性洗剤を使用しても良いです。注意する点として、研磨剤などが入っているものだとボディーが傷ついてしまうので、研磨剤の入ってない洗剤を選びましょう。


■ホース
シャワー水の出し方を調整できるものが良いでしょう。

シャワー水の出し方を調整できるものが良いでしょう。


■バケツ
スポンジに水を含ませたりするのに使います。

スポンジに水を含ませたりするのに使います。

■歯ブラシ
溝などの細部を洗うのに使用します。

溝などの細部を洗うのに使用します。

■吸水拭き取りクロス
洗車後の水滴を拭き取るのに使用します。私は100円位で購入しました。

洗車後の水滴を拭き取るのに使用します。私は100円位で購入しました。

■タイヤホイールブラシ
100円位で購入しました。

100円位で購入しました。

洗車で気をつけること

■ボディが熱い時、気温が高い所での洗車
ボディが熱いときに洗車すると、かけた水の蒸発が早く水滴の跡がついてしまいます。真夏の炎天下では、日光をさえぎる屋根のあるところや、暑くなる前の午前中に洗車をするのがおすすめです。理由は、ウォータースポット(水滴がレンズの役割となり、太陽光を集め、その部位が高温の熱を保ち焼けてしまう現象)の原因になってしまうからです。

■埃っぽいところでの洗車
砂埃が舞いボディに付着すると。布やスポンジで砂をこすりつけていることになり細かいキズの原因になります。特にブラックとかのダーク系のボディ色は目立ちやすくなります

■乾いているボディは擦らない
水道設備の無い駐車場でバケツに水を汲み、濡れた布でボディを拭いている人をたまに見かけますが、これはあまり推奨しません。ボディには、目に見えない細かい砂や塵は付着しています。この状態でボディを拭くと、サンドペーパーをかけているのと変わりません。長くきれいに乗るために絶対やめてほしい洗車方法です。

洗車の手順

■洗車の手順1 全体に水をかける
洗車は、上から下に作業をすることが基本です。つまり、ルーフから洗い始めます。最初に十分に水をかけて埃などを流水で流し、汚れを浮かします。とくに、タイヤホイールは高めの水圧で汚れを飛ばし浮かせていきましょう。そうすることによりあまりゴシゴシ擦らずに汚れを落とすことができます。
たっぷりと水をかけていきましょう。

たっぷりと水をかけていきましょう。

■洗車の手順2 洗い
洗う順番としては、タイヤ・タイヤホイール→窓→ピラー→ボンネット→ドア→フェンダーです。

上から下に洗っていくのが基本ですが、タイヤは1番に洗います。理由は、ホイールはとても汚れやすく、ブレーキからの鉄粉がこびりついているので、せっかくキレイにしたボディにタイヤ汚れが付着したり、鉄粉がボディに付いてしまったらこする度にキズをつけてしまうからです。
泥汚れがこびりついていました。

泥汚れがこびりついていました。

ホイールを洗うときは、ボディーを洗った時とは違う、スポンジか洗車ブラシを使います。必ず注意しなければいけないのは、ホイールを洗ったスポンジはボディには使わないことです。鉄粉などが含まれておりボディを傷つけてしまうかもしれません。
細かい溝は歯ブラシを使って洗っていきます。

細かい溝は歯ブラシを使って洗っていきます。

バケツで洗剤を薄め、スポンジに浸します。
しっかり泡立てましょう。

しっかり泡立てましょう。

ポイントとして、円を描くように汚れを落としていきましょう。水を流しながら洗うのがポイントです。そうすることにより、せっかく落とした汚れの再付着を防ぐと共に洗剤によるシミも防げます。
素早くundefined洗い→水で流すundefinedの作業を行いましょう。

素早く 洗い→水で流す の作業を行いましょう。

エンブレム周りや、細かい溝があるところは汚れが落ちにくく溜まっていることがあります。そういうところの汚れを落とすには、使わなくなった歯ブラシを使うといいでしょう。歯ブラシに洗剤を付け、汚れをかき出すようにします。ここも傷つかないように、あまりゴシゴシ強く力を入れないのがポイントです。
力を入れて擦らないようにしましょう。

力を入れて擦らないようにしましょう。

こういった溝部分は、泡や汚れが溜まりがちなので注意しましょう。
念入りに洗浄していきましょう。

念入りに洗浄していきましょう。


ドアを開けた、この部分も洗い忘れが多いです。
車内に水が入らないように注意しながら洗浄しましょう。

車内に水が入らないように注意しながら洗浄しましょう。


そしてドア、フェンダーを洗い、最後にボディ最下部のバンパー、サイドシルを洗います。
ワイパーを立てると洗いやすいです。

ワイパーを立てると洗いやすいです。

■洗車の手順3 拭き取り
洗いのあとは、必ず拭き取り作業は行いましょう。拭き取りもルーフ(上から下)から始めるのが効率的です。側面から拭いても上部から水滴が落ちてきて二度手間になってしまいます。乾いて水滴の後が付かないようにすばやく拭き取ります。
水滴が残らないように拭き取ると、仕上がりもキレイになります。

水滴が残らないように拭き取ると、仕上がりもキレイになります。

拭き取り用の布は、ボディ用と窓ガラス用を分けたほうがベストです。ボディを拭き取った布にはワックスなどの油脂が付いていることがあり、ガラス面の油膜の原因になる可能性があるからです。

綺麗な車でドライブへ

ピカピカの車でドライブするのは、気持ち良くて爽快です!私が車を綺麗に磨き上げる理由は、ボンネットに映る景色を見るのが好きだからかもしれません。私の愛車はクリーム色なので、あまり映りませんが、黒い車に乗った時は今でも身を乗り出してボンネットに映る景色を見てしまいます。あとは、丁寧に洗車してあげた日は車の発進がスムーズな気がします。「よし、今日は感謝の意を込めて思い通りに運転させてやろう。」とでも言っているのかな?なんて。もちろん気分的なものですが(笑)。
自分で手洗い洗車しましょう!

自分で手洗い洗車しましょう!



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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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