手洗い洗車、必要な道具とキレイに仕上がる手順をご紹介
皆さんは自分で洗車をしていますか?カーディーラーや洗車機でという方も多いと思います。私の場合は、定期的に自分で洗車をしています。手洗い洗車をすると、洗車機では落としきれない細部の汚れまでしっかり綺麗にできるからです。そこで今回は、特別な道具を使うのではなく、普段家庭で使用している掃除道具で簡単にできる洗車方法をご紹介します。洗車に必要な道具
■スポンジ■車用洗剤
自分の車のカラーに合わせて、車用洗剤を選びましょう。台所用中性洗剤を使用しても良いです。注意する点として、研磨剤などが入っているものだとボディーが傷ついてしまうので、研磨剤の入ってない洗剤を選びましょう。
■ホース
■バケツ
■歯ブラシ
■吸水拭き取りクロス
■タイヤホイールブラシ
洗車で気をつけること
■ボディが熱い時、気温が高い所での洗車ボディが熱いときに洗車すると、かけた水の蒸発が早く水滴の跡がついてしまいます。真夏の炎天下では、日光をさえぎる屋根のあるところや、暑くなる前の午前中に洗車をするのがおすすめです。理由は、ウォータースポット(水滴がレンズの役割となり、太陽光を集め、その部位が高温の熱を保ち焼けてしまう現象)の原因になってしまうからです。
■埃っぽいところでの洗車
砂埃が舞いボディに付着すると。布やスポンジで砂をこすりつけていることになり細かいキズの原因になります。特にブラックとかのダーク系のボディ色は目立ちやすくなります
■乾いているボディは擦らない
水道設備の無い駐車場でバケツに水を汲み、濡れた布でボディを拭いている人をたまに見かけますが、これはあまり推奨しません。ボディには、目に見えない細かい砂や塵は付着しています。この状態でボディを拭くと、サンドペーパーをかけているのと変わりません。長くきれいに乗るために絶対やめてほしい洗車方法です。
洗車の手順
■洗車の手順1 全体に水をかける洗車は、上から下に作業をすることが基本です。つまり、ルーフから洗い始めます。最初に十分に水をかけて埃などを流水で流し、汚れを浮かします。とくに、タイヤホイールは高めの水圧で汚れを飛ばし浮かせていきましょう。そうすることによりあまりゴシゴシ擦らずに汚れを落とすことができます。
■洗車の手順2 洗い
洗う順番としては、タイヤ・タイヤホイール→窓→ピラー→ボンネット→ドア→フェンダーです。
上から下に洗っていくのが基本ですが、タイヤは1番に洗います。理由は、ホイールはとても汚れやすく、ブレーキからの鉄粉がこびりついているので、せっかくキレイにしたボディにタイヤ汚れが付着したり、鉄粉がボディに付いてしまったらこする度にキズをつけてしまうからです。
ホイールを洗うときは、ボディーを洗った時とは違う、スポンジか洗車ブラシを使います。必ず注意しなければいけないのは、ホイールを洗ったスポンジはボディには使わないことです。鉄粉などが含まれておりボディを傷つけてしまうかもしれません。
バケツで洗剤を薄め、スポンジに浸します。
ポイントとして、円を描くように汚れを落としていきましょう。水を流しながら洗うのがポイントです。そうすることにより、せっかく落とした汚れの再付着を防ぐと共に洗剤によるシミも防げます。
エンブレム周りや、細かい溝があるところは汚れが落ちにくく溜まっていることがあります。そういうところの汚れを落とすには、使わなくなった歯ブラシを使うといいでしょう。歯ブラシに洗剤を付け、汚れをかき出すようにします。ここも傷つかないように、あまりゴシゴシ強く力を入れないのがポイントです。
こういった溝部分は、泡や汚れが溜まりがちなので注意しましょう。
ドアを開けた、この部分も洗い忘れが多いです。
そしてドア、フェンダーを洗い、最後にボディ最下部のバンパー、サイドシルを洗います。
■洗車の手順3 拭き取り
洗いのあとは、必ず拭き取り作業は行いましょう。拭き取りもルーフ(上から下)から始めるのが効率的です。側面から拭いても上部から水滴が落ちてきて二度手間になってしまいます。乾いて水滴の後が付かないようにすばやく拭き取ります。
拭き取り用の布は、ボディ用と窓ガラス用を分けたほうがベストです。ボディを拭き取った布にはワックスなどの油脂が付いていることがあり、ガラス面の油膜の原因になる可能性があるからです。