ハンドクリームを塗っても手荒れが改善しない……手袋を日中使い!
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ハンドクリームを何度も塗っているのに、手荒れが改善しない時は、他の対策に目を向けてみて!
そんな時には、保湿する以前に、そもそも手を乾燥させないため、手を保護することを意識してみると良いかもしれません。
手が美しい人にその美の秘訣を尋ねると必ず返ってくる答えが、「日頃から手袋をして手を保護している」ということ。一般的に手荒れ対策の手袋というと、洗い物の時に使用するビニール手袋を想像されるかと思いますが、手美人たちの手袋習慣は洗い物のときだけではありません。
ここでは日常生活に簡単に取り入れられる、シーン別手袋活用法をご紹介いたします。
<目次>
デスクワーク、水を使わない家事には綿手袋がオススメ

書類を扱う時も手の油分は奪われていく
とてもスベスベの手をしていたエステティシャンの方にその秘訣を尋ねたところ、車の運転の時にマメができてしまわないように必ず手袋をつけていると話していました。
料理中には薄手の透明ビニール手袋
野菜やお肉を切るときや、テーブル・キッチン周りの拭き掃除をする際には、薄い透明のビニール手袋がおすすめです。ゴム手袋よりも薄く指先を動かしやすいので、作業性の点でも優秀。手が小さいなどで、すぐ脱げてきてしまうという方は、手首を輪ゴムなどで留めると煩わしさが解消します。
お肉やお魚を切ったあとも手袋を捨てるだけで良いので、手を洗う回数を減らすことが可能に。
ただし、細かい作業のときは手を切ってしまわないように、十分気をつけてくださいね。
洗い物の時には「ハンドクリーム+ビニール手袋」
面倒な洗い物ですが、実は手のスペシャルケアに最適なタイミング。洗い物をするときには、まずハンドクリームをたっぷり塗ってビニール手袋をつけ、その上からゴム手袋をはめます。その状態で温かいお湯で洗い物をすれば、スチームパック効果で見違えるように手がしっとり柔らかに!
仕上げにもう一度ハンドクリームをつけてあげれば完璧です。
毎日の洗い物で手が美しくなっていくと考えれば、面倒な洗い物も楽しくなりますよね。
洗濯物干しにもビニール手袋
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洗濯物を干している間にも、手荒れは進行している!
また、洗い物の時と同様に、ビニール手袋をつける前にハンドクリームをたっぷり塗っておくと、作業中に蒸されて手のパック効果が期待できます。
バスタイムにはメッシュ状の手袋
メッシュ状の手袋でバスタイムも手指を保護
就寝中にはシルクの手袋
一日の中で最も長い時間、手を使わずにいられるのが就寝中。一日頑張った手をねぎらう気持ちを込めて、ハンドクリームをたっぷり塗った上に、上質なシルクの手袋をつけてあげるのはいかがでしょうか。蚕の糸からできているシルクは、人の肌に近いたんぱく質を含んでいるため、美肌に効果が高いといわれている素材です。吸水性や放出性にも優れているので、長時間着用する就寝中に適しています。
いかがでしたか。面倒に感じるかもしれませんが、手がひび割れて痛い思いをすることを考えれば手袋生活の方がずっと快適です。もちろん一年中ではなく、手荒れをしやすい冬場や、手が乾燥し始めている時期限定で取り入れてみるのも良い方法です。
ハンドクリームをいくら塗っても効果が感じられないという方は、ぜひ試してみてください!
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