都心のマンション(1LDK)で北欧風インテリアを楽しむ

愛犬ジャスミンとの一人+一匹の暮らしを楽しむ女性の部屋を紹介します

愛犬ジャスミンとの一人+一匹の暮らしを楽しむ女性の部屋を紹介します

家族と一緒に暮らしていた頃はインテリアに興味がなかったけれど、一人暮らしを始めてからインテリアを楽しむようになったという人は決して少なくありません。今回紹介する一人暮らしさんも、そんなお一人です。

都心のマンションにアメリカン・コッカー・スパニエルという種類の犬と一緒に暮らすアラフィフ女性の部屋を紹介します。白を基調としつつ、動物のオブジェやカラフルな家具などのアクセントとなるアイテムをうまく取り入れた、北欧風のインテリアとなっています。

ペットと一人+一匹暮らしにふさわしい部屋を選んだ

-Profile-
まおさん(53歳)
会社員
一人暮らし歴19年

-Room Data-
東京都在住
間取り:1LDK
一人暮らしの間取り図(1K+WC)。リノベーション済。都心のビジネス街にあるマンション

間取り図(1LDK)。リノベーション済。都心のビジネス街にあるマンション

東京タワー近くの都心のマンションに、愛犬ジャスミンと一人+一匹で暮らすまおさん。この部屋に住む前は横浜に住んでいましたが、東日本大震災の際、東京にある勤務先から帰宅するのに苦労したことをきっかけに、都内への引っ越しを決めました。「一人暮らしで犬を飼っているので、地震のときはジャスミンのことがとても心配で。何かあったときにはすぐに帰れるところに住まなくちゃいけないと、この部屋を購入したんです」。

都内のマンションとなると、さぞかし高くて、普通のシングルの女性なら手が出ないのでは、と思うかもしれません。でも、「地震の後だったので、マンションの値が下がっていたんです。それから、リノベーションできれいにはなっていましたが、築30年の古さだったので、決して手の出ない値段ではありませんでした」とのこと。むしろ会社から徒歩で帰れる場所で、賃貸物件を借りるとなると「家賃が高すぎて、手が出ませんでした。でも、今現在の住宅ローンの返済額は、修繕積立金を入れても月5万円程度。お金が貯まったら、繰り上げ返済をして早めにローンを減らしていこうと思います」と、まおさん。

友人に住んでいる場所を言うと、都心のビジネス街なので驚かれることもあるそうですが、「平日は人が多いですが、休日は人気がなくて静か。24時間のスーパーもあるし、コンビニも多いので、住みやすいですよ」。ペットと暮らすための選択は、一人暮らしだからこそ、よりしっかり考えなくてはいけないようです。

アニマルオブジェあふれる、白が基調の北欧風インテリア

一人暮らしの部屋実例。部屋のあちこちに飾られたアニマルオブジェが可愛い。飾ることを楽しんでいることが伝わるインテリア

部屋のあちこちに飾られたアニマルオブジェが可愛い。飾ることを楽しんでいることが伝わるインテリア

壁や天井、大きな家具は白。全体的にはナチュラルな印象ですが、カラフルで特徴的なデザインのアイテムが部屋のアクセントとなっています。特に目につくのが、動物型のオブジェや雑貨。部屋のあちこちに動物たちがひそんでいて、眺めているだけでも楽しい気分に。ロイヤルコペンハーゲンやアラビア、IKEAなどの北欧アイテムも多く、意識的にではないそうですが、北欧風にまとまっています。
一人暮らしの部屋実例。白や木製品を基調としつつも、カラフルな雑貨や家具を取り入れた北欧風のインテリア

白や木製品を基調としつつも、カラフルな雑貨や家具を取り入れた北欧風のインテリア

今でこそ部屋作りを存分に楽しんでいるまおさんですが、ここに住み始めるまでは、インテリアにまるで興味がなかったそうです。「以前は部屋なんて雨風がしのげればいいくらいだったんですけどね。この部屋に引っ越した頃に、あるインテリアのブログを見て、自由に飾っていくと楽しそうだなぁ、と思ったんです。一人暮らしだからこそ誰になんの遠慮もなくできるんだと気づいて、いろいろと手を加え始めたら、家に帰ってくるのも楽しくなりました」と、まおさん。
一人暮らしの部屋、ディスプレイの実例。(左上・左下)飾り棚には動物たちがたくさん並んでいて、愉快な雰囲気。(右上)これまで飼っていた愛犬の写真も並ぶ。(右下)この中には愛犬ジャスミンによく似たオブジェも

(左上・左下)飾り棚には動物たちがたくさん並んでいて、愉快な雰囲気。(右上)これまで飼っていた愛犬の写真も並ぶ。(右下)この中には愛犬ジャスミンによく似たオブジェも

自分の好きなものを好きなように飾って、自分にとって快適なお気に入りの空間を作る。これぞ一人暮らしのインテリアの醍醐味ですね。

無駄のないオーダー収納ですっきりとした部屋作り

一人暮らしの部屋実例。左手に見えるテレビ台も兼ねた大型収納。大容量で使いやすく考えられている

左手に見えるテレビ台も兼ねた大型収納。大容量で使いやすく考えられている

部屋で一番のお気に入りインテリアは、テレビ台もついた大型の収納。この部屋に合わせて、まおさんがオーダー注文したものです。オーダーとなるとお値段もしそうですが、「何度も買い換えるものではないので、そのお金は惜しくはなかったですね。でも、見積もり価格よりも安く仕上げるために、中を引き出しではなく単なる棚にしたり、床の部分をフラットにしたり、取っ手もつけなかったりという工夫はしました。床の部分がフラットだと掃除がしやすかったり、取っ手がないことで部屋がスッキリ見えたりと、値段以外のメリットもありました」とのこと。
一人暮らしの部屋実例。モノが見渡しやすく、取り出しやすい収納。他の人に見せられる収納を作るのはなかなか難しいこと

モノが見渡しやすく、取り出しやすい収納。他の人に見せられる収納を作るのはなかなか難しいこと

もともと一人暮らしにしては収納スペースが多いこともありますが、収納内部にも余裕があるため、モノがとても見渡しやすくなっています。部屋にあるすべての収納スペースを開けてもらい、見せていただきましたが、なかなかそこまでできる部屋は多くありません。中まで美しい収納、憧れます!

一人暮らしだからこそ大事にしたい、人とのつながり

一人暮らしの部屋実例。窓際に置かれたカラフルなチェアがインテリアのアクセントに

窓際に置かれたカラフルなチェアがインテリアのアクセントに

数カ月前手首を骨折して、手術・入院することになったというまおさん。一人暮らしのケガや病気、しかも入院しなければならないとなると大事です。

「病気になったり、ケガをして動けなくなったりしたら、このままここで孤独死するんじゃないかしら」という想像は、一人暮らしを経験している人なら一度はしたことがあるのではないでしょうか。まおさんの場合、動けないほどのケガではなかったそうですが、朝一で病院に行ったらそのまま検査などが続いて、夜までスマホを触ることもできない状態だったとか。「そんなときに友達が電話をくれたんですよね。朝LINEを送ってくれていたんですが、返事がないならともかく、既読もつかないのはおかしいと思ったから、って。他にもブログをやっているんですが、一週間更新がなかったからと心配して連絡をくれた人もいます。SNSやブログが私の生存表明になっているみたいですね。そんなふうに私のことを気にかけてくれる友達がいると、一人暮らしでも安心感があります」と、まおさん。一人暮らしだからこそ、人とのつながりを大事にする。それがいざというときに自分の身を守ることにもつながるようです。

愛犬とインテリアをテーマとしたブログ『ジャスミン気分』

まおさんの愛犬ジャスミン。    アメリカン・コッカー・スパニエル

まおさんの愛犬ジャスミン。とても人懐こくて可愛いが、よく動くので、写真があまり撮れず……

まおさんは愛犬の名前からとった『ジャスミン気分』というブログを運営しています。ジャスミンのことやインテリアのこと、それからまおさんがボランティアとして携わっている、保護動物の里親を探す「NPO法人アルマ」のことなどがつづられています。

幼い頃からずっと犬を飼う環境にあったというまおさんにとって、犬と一緒に暮らすのはごく自然なこと。「もはやこれが当たり前なのですが、やっぱりジャスミンがいるから、まっすぐ家に帰ってきたり、家で過ごす時間が多くなったりはしますね」と、まおさん。また、犬を通じた友達もできるそうで、「普通は職場だったり、同年代だったり、同じような友達と集まることが多いと思うんですけど、犬友達は年齢も性別も職業もバラバラ。全然違う環境の人と友達になれることは面白いですよね」。
まおさんの愛犬ジャスミン。アメリカン・コッカー・スパニエル

ふわふわと長い毛足が特徴のアメリカン・コッカー・スパニエル。取材中も一度も吠えず、いい子にしてくれていた

「ペットを飼いたい」と思う一人暮らしさんも多いかもしれませんが、そこには楽しいことも大変なこともあります。自分でもできるかどうか考えるのに、実際の経験はとても参考になるもの。まおさんとジャスミンとの日々を引き続きご覧になりたい方は、ぜひブログをご覧ください。

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