2017年を彩るホテル雅叙園東京のクリスマスケーキを断面図とともにご紹介!
創業90周年を迎えるホテル雅叙園東京内に2017年9月1日にオープンしたペストリーショップ、PATISSERIE「栞杏 1928」のクリスマスケーキをご紹介します。店名の「栞杏(りあん)」は、フランス語で「つなぐ」「絆」を意味する“Lien”に由来し、ギフトを通じて大切な人に気持ちを伝えて欲しいという願いがこめられています。「杏」は「木」の下に「口」という組合せから、美味しいものが実るという意味も込められています。さらに雅叙園の創業年である「1928」を加え、伝統に敬意を払いながら新たに独創的なお菓子作りを心がけるシェフパティシエの想いを表現しています。
ペストリー料理長の生野剛哉さんは「シンプルに素材を生かすこと」をモットーとされ、ホテル雅叙園東京ならではの”和”の要素を取り入れたケーキや、大人向けの上品な味わいのケーキをそろえています。断面図とともにご紹介しましょう。
嘉山農園の苺ショートケーキ
パティシエやホテルが指名買いするほど人気の「嘉山農園の苺」を、ふんだんに使用したショートケーキです。嘉山農園の苺は、完熟の状態を手で選別して摘むので香りとジューシーさが一味違います。完熟状態のため配送はできないので、農園で受け取り車で運ぶそう。切っていると果汁が溢れ、厨房中が苺の香りに包まれるそうです。生クリームは乳脂肪のものを2種ブレンドして、糖分は少し高めのフンワリとしたクレームシャンティ。箱を開けた瞬間から感じる苺の甘い香りと、みずみずしい食感を堪能してください。
Bûche de Noël ”mizuhiki”
チョコレートで仕上げた繊細な”水引”が可憐なクリスマスケーキ。KAOKAのオーガニックチョコレートのカカオ61%と70%をブレンドしており、カカオ61%のチョコレートでも脱脂粉乳が入っていないためか、すっとキレのある味わいが特徴的なムースです。また中心のブラックベリーのコンフィチュールは、冷凍や既製品を使わず、フレッシュなブラックベリーと砂糖のみで炊いた自家製です。だからこそ、ブラックベリーの力強い香りと粒感が感じられ印象的な味わいです。
ダックワーズには、ナツメグがふっと香りショコラの味わいを奥深いものにしています。さらにキルシュのガナッシュはバターを使用せずあっさりとした口どけ。重くなりがちなチョコレートのケーキを、軽やかにすっきりと仕上げてあるところにシェフの腕を感じます。
ノエル・モンブラン
ムースマロンにはクレーム・ド・カシスのリキュールをたっぷりと加え、ダイス状のマロンが食感のアクセントになっています。中心にはカシスのジュレが酸味をプラスし、しっとりとしたクルミのビスキュイケーキの下にはシナモンのクランブルを加え、飽きのこない味わいに仕上がっています。上にはロイヤルティーヌとチョコレートで仕上げたツリーを飾り見た目にも華やかです。作り手のシェフ
ペストリー料理長の生野剛哉さんは1968年生まれ。川崎日航ホテルやパンパシフィックホテル横浜(現・横浜ベイホテル東急)などを経て 2006年にパティスリー葉山庵統括パティシエ就任。その後、ラヴィマーナ神戸やホテル日航東京(現・ヒルトン東京お台場)にてペストリーシェフに就任。2004 年にはクープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2005 日本予選決勝大会出場。2016年5月よりホテル雅叙園東京 ペストリー料理長として就任。
クリスマスケーキ2017 概要
ホテル雅叙園東京東京都目黒区下目黒1-8-1 1階 PATISSERIE「栞杏 1928」
<クリスマスケーキ>
受付期間:~12月16日(土)迄
販売期間:2017年12月22日(金)~12月25日(月)10:00~20:00
電話番号:03-5434-5230(10:00~20:00)
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/
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