時短生活/時短家事のポイント

食洗機で洗えるもの!意外な使い方でスポンジいらずの大掃除

キッチンに置いている食洗機、実は意外な使い方で洗える物が多いというフランスの記事をネットで発見!キーボードやヘアブラシなど、まさかと思うものばかりでした。ただ実は、日本の私たちでも抵抗なく食洗機で洗えるもの、意外とあるのです。

ももせ いづみ

執筆者:ももせ いづみ

時短生活ガイド

食洗機活用の意外な使い方に脱帽

食洗機で洗えるもの!スポンジいらずの大掃除活用術

フランスの食器洗い機の使い方は、まさかのグッズが目白押しで、かなり衝撃的! 実際に試してみたときの写真です

少し前に読んだネットの記事で印象的だったのが、フランスの暮らし情報サイト「astucesexpress」に掲載されていた「食器洗い機で洗える20のもの」という記事です(※現在は削除済み)。

「思いがけないものが洗えます。ただし、温度に気をつけて、デリケートなものは洗濯ネットに入れましょう」と提案されている20個のものたち、いったいどんなものがあると思いますか? 「じゃがいも」くらいなら、なんとなく想像がつくかもしれません。でも、「キーボード」や「ヘアブラシ」、「長靴・サンダル」や「鍵」などは、かなり意外に思うのではないでしょうか。
 
<目次>
 

私たちにもできる、食洗機で洗えるものたち

ガイドもフランスによく滞在しますが、フランス人の衛生感覚は日本とかなり違います。食器洗い機(食洗機)で長靴やサンダルを洗うのは、日本では考えにくいことですが、衛生観念が違うとこういうことも起こるんですね!

とはいえ、食器洗い機は上手に使うと、キッチン周りのお掃除がとても楽になります。今回は日本の私たちでも安心してできる、ちょっとしたアイデアをご紹介します。食器洗い機のサイズによっては入らないものもあるので、おうちの食器洗い機に当てはまるもので試してみてくださいね。
 
  • キッチンの換気扇のフィルター
換気扇フィルターを洗うなら、まず耐熱温度と素材を確認すること

換気扇フィルターを洗うなら、まず耐熱温度と素材を確認すること

まずフィルターの耐熱温度と素材をよく確かめて。食器洗い機は、手洗いよりも高温で時間をかけて洗うからです。アルミ製はアルカリ性の食器洗い機用洗剤で変色したり、塗装が落ちたりしてしまう可能性があります。油だらけになる前に、しばしばフライパンなどと一緒に洗っておくと、いつもきれいに保てます。
 
  • ガス台まわりの金具
五徳(ごとく)や汁受けも、汚れるたびに一緒に洗えば手間が省ける

五徳(ごとく)や汁受けも、汚れるたびに一緒に洗えば手間が省ける

五徳(ごとく)や汁受けも、食器洗いのついでにやっておけば、大掃除の必要もありません。回転するノズルに突起が当たらないよう、気をつけて。
 
  • 魚焼きグリルの受け皿
臭いがちな魚焼きグリルの受け皿も、外して入れられるなら洗ってみましょう。
 
  • 調味料入れ
調味料入れは、食器洗い機で洗える素材(高温への耐熱性がある)でできたものを事前に選ぶのもあり

調味料入れは、食器洗い機で洗える素材(高温への耐熱性がある)でできたものを事前に選ぶのもあり

キッチンで使っている塩や砂糖、重曹の入れものも、たまに食器洗い機で洗っておくといつもきれい。熱による変形を避けるため、ガイド宅では陶器やガラス製のものを使っています。
 
  • スポンジやセルロースクロス
スポンジ類も、高温で洗ってさっぱりスッキリ

スポンジ類も、高温で洗ってさっぱりスッキリ

雑菌が繁殖しやすいスポンジやセルロースクロスも、たまに食器洗い機で洗うと、高温洗浄でさっぱり。ただし、中で対流して故障の原因となることもあるので、しっかりと固定できる場所に置くか、小さい洗濯ネットに入れてセットしておきましょう。洗い終わった直後は熱湯を含んでいるので、扱いには気をつけて。
 
  • キッチングッズ(ツールスタンド、トレー、スポンジラックなど)
ツールスタンド、トレー、スポンジラックなどの不潔になりやすいものも、漂白剤なしで水垢・油汚れが一度にとれる

ツールスタンド、トレー、スポンジラックなどの不潔になりやすいものも、漂白剤なしで水垢・油汚れが一度にとれる

ツールスタンドや洗剤類を置くトレー、スポンジラックなど、不潔になりやすいものもまとめて洗えます。漂白剤なしで、水垢や油汚れも一度できれいに。食器と一緒だと抵抗がある人も多いので、別にまとめて洗い、最後はよく拭きあげるか、空洗いをすると安心です。
 
  • 赤ちゃんのおしゃぶりやおもちゃ
小さな洗濯ネットに入れて洗えば、高温除菌で安心です。
 

キッチンの食洗機のフル活用時・注意点4つ

日本において、食器洗い機(食洗機)のメーカーは、食器以外のものへの使用を避けるように注意喚起しています。上記のような使い方をする場合も、以下のことには十分気をつけてくださいね。

  • 素材の耐熱温度を事前にきちんと把握する
耐熱性のないものを使うと、高温洗浄によって変形、破損してしまう可能性があります。
  • 中で飛んで対流してしまうものは避ける
小さくて軽いものは、中で飛び回って故障の原因になりかねません。洗濯ネットに入れて洗う方法もありますが、メーカーではこの方法も推奨されていないので、行うなら自己責任で。
  • 刃物の扱いは十分気をつけて
ミキサー・フードプロセッサーの刃や、鋭利な金属類は、中で飛び回ると食器洗い機を破損する原因となりますので、設置は十分注意してください。
  • 食器洗い機では洗えない素材の知識を持ちましょう
アルミ製品とカットグラスは、洗剤と反応して変色してしまいます。


食器洗い機の使用上の注意については、各メーカーの商品説明ページも参考にしてくださいね。

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