運動会のかけっこ……事前準備がケガ予防の第一歩
運動会でかっこいい姿を見せたいと思っているお父さんも多いはず
仕事が忙しくてなかなか時間が取れないという場合は、通勤時間を利用してみましょう。特に仕事帰りであれば余裕をもって練習できると思います。帰り道に一駅手前で降り、ランニングフォームを意識しながら軽くジョギングするだけでも違ってくると思います。動きやすい服装をあらかじめロッカーに準備しておき、職場を出るときに着替えて退社したり、荷物はリュックサックにまとめておいたり。平日は難しいという場合は、短い時間でも構わないので休日の時間を利用して体を動かす習慣をつけるようにしていきましょう。
速く走るコツ1:足が流れないよう強く地面を押すイメージ
速く走るためには「足の回転を速くする」ということと「歩幅(ストライド)を伸ばす」ということをまずイメージしてみましょう。足の回転が速くなればなるほどスピードは上がりますし、歩幅が伸びれば一歩の一歩の距離が伸びるので、ゴールまで速くたどりつくことが出来ます。足の回転数を上げるためには、踏み込んだ足が大回りをせず最短距離で回転することが大切です。特に股関節の前側にある腸腰筋を意識したランニングフォームを心がけましょう。■壁際で腿上げ練習
前足で缶詰を踏みつけるように足底全体で地面を押すようにして走る
右のように後ろから見て足裏が見えるようであれば、足の回転にロスがあり、足が流れているといえる
速く走るコツ2:腕振りはピッチを上げるためにテンポよく
肘は軽く曲げてピッチを上げるつもりで軽やかに振ろう。右のように肩をすくめると腕が振りにくくなる
手は握った方がいいのか開いた方がいいのか悩む人もいると思いますが、力まないで腕振りが出来るように軽く握りこぶしをつくって走るようにしてみましょう。
速く走るコツ3:スタートはやや前傾、その後は前を向いて走る
最初は前傾姿勢でスタートし、身体を横ブレさせずに前を向いて走る
力感のあるランニングフォームはいわばブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいる車のようなもの。より力の伝達をスムーズにするためにも、この3つのポイントを意識して走ってみましょう。急に足が速くなったと実感できるかもしれません。