ブルーベリーは犬に与えてもいい?

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ブルーベリーは犬が食べられる果物です

ブルーベリーは犬に与えることができる食材のひとつです。ブルーベリーに含まれる栄養素と体への働き、病気や薬との相性を具体的にお伝えします。

<INDEX>

1. ブルーベリーは犬が食べられる果物です
2. 犬の目の疲労回復、皮膚のエイジングケアなどにおすすめ
3. 犬の病気、薬との相性は今のところ気にしないで大丈夫
4. 犬の間食として取り入れる場合、1日に与えていい量の目安 
5. ブルーベリーの加工品を健康な犬に与えることは避ける


ブルーベリーは犬が食べられる果物です

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優しく洗って、生で食べることがおすすめです


健康な犬であれば、ブルーベリーを与えても大丈夫です。生で果実を食べることができます。冷凍ブルーベリーは原材料がブルーベリーだけの商品であれば、犬に食べさせても問題ありません。

ブルーベリーに含まれる成分の働きで一般的に”目に良い”と言われているのは、ブルーベリーではなく野生種であるビルベリーの成分が関係していることがほとんどのようです。

ブルーベリーとビルベリーは見た目に大きく違いはありませんが、ブルーベリーの果肉は薄い黄緑色、ビルベリーの果肉は紫色をしていることが特徴です。

ブルーベリーと色や形が似ているぶどうは、犬の健康に悪影響を及ぼす可能性が非常に高い食材なので、混同しないようにしてください。


ブルーベリーは犬の目の疲労回復、皮膚のエイジングケアなどにおすすめ

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目の疲労回復や、エイジングケアに取り入れてみましょう


1:目の疲れのケアに
ブルーベリーに含まれるアントシアニンという成分に、目の網膜に存在する光を感知するロドプシンという細胞を再生するサポートや、目の疲れの改善作用があるということが発表されています。アントシアニンは品種によって含まれている量に大きく差があり、特にビルベリーに多く含まれています。

他にも、同じくブルーベリーに含まれるルテインという成分が一部の白内障の発生リスクを低下させることへの関連も認められています。アントシアニンとルテインは熱に弱いので、できれば生で与えるようにしてください。

ブルーベリーの働きでよく話題に上がる”視力の改善”については、現在関連するデータが存在していないようです。


2:皮膚のエイジングケアに
ブルーベリーに含まれるルテインは、目の健康へ働きかけるほかにも、皮膚の表面の弾力性や水分量、脂質量の増加が認められたという報告もあります。ルテインはゼアキサンチンという成分と一緒に摂ることでその働きが認められたというデータもあるので、ゼアキサンチンが含まれる食材のひとつ、卵黄と組み合わせて愛犬のおやつ作りをしてみてもいいかもしれません。

ルテイン以外にも、ビタミンEによる抗酸化作用も期待できます。ルテインもビタミンEも油と一緒に摂ることで効率よく働く性質なので、少量の亜麻仁油やエクストラバージンオリーブオイルといった質のいい油を組み合わせることもおすすめです。


3:腸内環境を整える

ブルーベリーには食物繊維が豊富に含まれているので、腸内環境の改善や便通を良くすることが期待できます。

その反面、お腹が弱い犬は食べ過ぎると下痢をしてしまうこともあるので、少量ずつ与えてみると良いでしょう。


ブルーベリーと犬の病気、薬との相性は今のところ気にしないで大丈夫

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ブルーベリーと犬の病気、薬との相性は?


どのような食材でも、良い面と良くない面を持ち合わせています。ブルーベリーを避けた方がいい犬はいるのか、ブルーベリーと相性の悪い薬はあるのか、飼い主としては気になるところ。犬の食生活・健康管理の講座も開催している獣医師の丸田香緒里先生(Animal Life Partner代表)にお伺いしました。

「ブルーベリーに含まれる抗酸化物質は脳などの中枢神経系への効果も認められています。食事にブルーベリーを混ぜたラットは、老化による脳神経障害(※)が抑制されたことが報告されています。このような点も含め、ブルーベリーはエイジングケアとしておすすめできる食材です。

現在販売されているブルーベリー含有のサプリメントは、抗酸化物質であるアスタキサンチンなどと組み合わせて作られている製品が多いです。ブルーベリーを単品で食べた場合とは体への影響は若干異なりますが、目の健康維持やエイジングケアとして取り入れてみてもいいでしょう。

ブルーベリーに関しては、特に飲み合わせの悪い薬はありません。ブルーベリー含有のサプリメントも、今のところ薬との飲み合わせは気にしないで大丈夫ですが、不安なことがあったら自己判断せずに獣医師に相談するようにしましょう。

アレルギーも比較的起こしにくい食材ではありますが、初めて与える場合は犬の様子を見ながら少量ずつ取り入れるようにしてください。」

(※脳神経障害:視覚、味覚、嗅覚、聴覚、咀しゃく運動や眼球運動といった脳から出ている神経に関わる機能に障害が出てしまうこと)


犬の間食として取り入れる場合、1日に与えていい量の目安 

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上記の表を参考に、愛犬の体型や体調を考慮して与える量を調整してください。食物アレルギーはどのような食材でも反応する可能性があります。初めての食材を与える時は必ず少量ずつ与え、体調に変化がないか様子を見てくださいね。


ブルーベリーの加工品を健康な犬に与えることは避ける

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人間用に加工されたものは、原材料をよく確認して判断しましょう


人間用として販売されているブルーベリー入りの加工食品は、どれも犬の食べ物には適しません。
ブルーベリーヨーグルト、ブルーベリージャム、ドライブルーベリーなどは、少しでも舐めたら悪影響が出るというレベルまではいきませんが、犬にとっては砂糖が多く、肥満に繋がる可能性があります。健康な犬の日常的なごはんやおやつの材料としては避けておきましょう。


犬にブルーベリーを与えると健康に期待できること まとめ

  • ブルーベリーは犬に与えても大丈夫な果物
  • 目の疲れの改善や、皮膚のエイジングケアが期待できる
  • ブルーベリーの抗酸化物質の多くは熱に弱いので生で食べる方が効率がいい
  • 病気や薬による飲み合わせ、アレルギーは今のところ気にしすぎないで大丈夫


【執筆協力】
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丸田香緒里 獣医師

丸田香緒里 獣医師(Animal Life Partner 代表)
日本大学卒。動物病院勤務後、飼い主様にもっと近い存在になりたいと思い「人も動物も幸せな生活が送れるためのサポート」をモットーにAnimal Life Partner設立。ペット栄養管理士など様々な資格を取得し、病院での診療や往診の他、セミナー講師やカウンセリング、企業との製品開発など活動は多岐にわたる。
ホームページ:http://animallifepartner.com/

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