<目次>
たるみ毛穴の原因とは? 早めの段階でケアする!
開き毛穴が悪化してたるみ毛穴に進化
たるみ毛穴が起こる原因・メカニズム
開き毛穴が悪化して起こるたるみ毛穴
35歳を過ぎた頃から目立ちはじめます。「たるみ毛穴」で気になるパーツのNO.1として頬があげられ、メイクをしても隠れにくく、その特徴的な楕円形から、「しずく型・涙型毛穴」とも呼ばれます。
では、どうして肌はたるんでしまうのでしょうか? 肌のたるみは、加齢だけではなく紫外線、喫煙などで発生する活性酸素の影響によって肌のハリや弾力をつかさどる真皮のコラーゲンやエラスチンが変性することで起こるといわれています。
たるみ毛穴がさらに進行して起こる帯状毛穴
たるみ毛穴がさらに進行して起こる帯状毛穴
「開き毛穴」になりやすい、若い頃脂性肌で、なおかつ日焼けをよくしていた、タバコを吸っていた、という人に多く見られるので注意が必要です
徹底した紫外線対策でたるみ毛穴をストップ!
紫外線ケアが重要
若い頃から紫外線対策を怠ってきた人は、その蓄積が加齢にプラスされ、「たるみ毛穴」がひどくなってしまうのです。加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少は止められませんが、紫外線であれば日焼け止めで対策することができます。
日焼け止めを選ぶ時は、UV-AをカットするPAの値をチェックし、最高値である「PA++++」を選ぶと安心です。塗る量も大切。一度塗りしてから再度頬の高い部分など焼けやすい部分に重ね塗りをしましょう。
また、タバコも肌にとって悪影響を与えます。タバコを吸うと体内でビタミンCを大量に消費。ビタミンCは、皮膚のハリや弾力を支えるコラーゲンの生成を助ける役割があり、ビタミンC不足に陥った皮膚はハリや弾力が低下しやすくなってしまいます。また、タールをはじめとする多くの有害物質も身体の内部だけではなく、肌にも悪影響を及ぼします。
その結果、毛穴まわりの皮膚がたるむことで毛穴を引き締める力が弱まり、毛穴が開いたり「たるみ毛穴」ができてしまうのです。美肌を育みたいなら禁煙が鉄則です。
ホームケアに美容皮膚科での施術を組み合わせて
「たるみ毛穴」のケアには、お肌のハリや弾力を取り戻すことが一番重要。コラーゲンやエラスチンを生成している線維芽細胞を活性化させるスキンケアを行います。ホームケアでは、線維芽細胞を活性化させるビタミンC誘導体やナイアシン、 レチノールといった成分が配合されているものや、リフトアップやエイジングケア用のスキンケアアイテムを使用して、これ以上悪化しないようにケアしましょう。ただここまで症状が進んでしまうと、自宅のケアだけでは改善が難しいのも事実です。また、ハリに欠かせないコラーゲンやエラスチンの生成を促すサプリメントを試すのも一つの手。
本気でたるみ毛穴を改善したいならば、美容皮膚科での治療も有効です。
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