■ルータの処理速度は上がったのか?
それでは、ルータ部の速度をみていくことにしましょう。WHR-G54のパッケージには大きく「90/98.7Mbps」と印刷してあります。この数字は、SmartBits2000(専用測定器)で計測したときの数字です 。さて、実際の速度はどうでしょうか?
計測の環境は、WBR-G54のときと同じです。さてどうでしょうか?
2回目:8592.87Kbytes/sec.
3回目:8802.45Kbytes/sec.
平均:8728.12Kbytes/sec.
約69.8Mbps
残念ながら90Mbpsとはいきませんが、70Mbps程度は出ています。70Mbpsでれば、無線LANのルータとしては優れている方と言ってもよいでしょう。それでは、前製品のWBR-G54で計測した際の数値は どうだったでしょうか?
2回目:2757.6Kbytes/sec.
3回目:2757.6Kbytes/sec.
4回目:2757.6Kbytes/sec.
平均:2757.8525Kbytes/sec.
WBR-G54:約22.1Mbps
ん~。かなり遅いですね。この速度が全体の足を引っ張っていました。しかし、WHR-G54では、実に47.7Mbpsも速度が向上しています。
それでは、ルータからのパケットを無線LAN経由で受信した際の速度を計測してみましょう。無線LANのシステムですから、こちらの数字が肝心です。