■事前調査
無線LANの速度を調査するまえに、調査する環境でワイヤースピードがどの程度出るのかを調査してみました。もし、有線で接続した速度が遅ければ調査になりません。調査環境は、写真で見てみましょう。
子機(WLI-CB-G54)の代わりに100BASEのNICを用意します。
用意したPCカードタイプのNICをクライアントマシンに設置し、ストライプ色のケーブルを...
アクセスポイントのLANポートに接続します。また、アクセスポイントの黄緑色のケーブルを...
FTPサーバマシンのNICに接続します。
これで、信号がサーバからクライアントにワイヤー経由で流れることになります。アクセスポイントは、単なるスイッチングハブとして利用しているだけです。
ここで、FTPサーバ側のIPアドレスを確認してみましょう。Linuxでは、ターミナルで「ifconfig」コマンドを実行します。
クライアント側でMS-DOSプロンプトを表示しFTPコマンドを実行してファイルをgetしてみましょう。
どうでしょうか。最低でも94Mbpsの数値が出ています。これなら、調査環境として十分でしょう。 それにしても、NICのPCカードやPCカードアダプタは高性能ですね。安心して利用できます。