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無線LAN[WBR-G54]試用記3 WBR-G54無線LAN実効速度(2ページ目)

それでは、お待ちかねの無線LANの実効速度を計測してみましょう。今回は特にIEEE802.11aとの速度比較も行っています。

岡田 庄司

岡田 庄司

LAN・無線LAN ガイド

ライター歴は20年以上。パソコン通信時代からネットワークに興味を持ち、LANや無線LANが一般に普及する前からLANの話題を追いかけ続けている。著作はすでに40冊を超え、テクニカルライターとしても活動している。

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■事前調査    

無線LANの速度を調査するまえに、調査する環境でワイヤースピードがどの程度出るのかを調査してみました。もし、有線で接続した速度が遅ければ調査になりません。調査環境は、写真で見てみましょう。

子機(WLI-CB-G54)の代わりに100BASEのNICを用意します。

PCカードのNICを用意

用意したPCカードタイプのNICをクライアントマシンに設置し、ストライプ色のケーブルを...

クライアント側の接続状態

アクセスポイントのLANポートに接続します。また、アクセスポイントの黄緑色のケーブルを...

APの接続状態

FTPサーバマシンのNICに接続します。

サーバ側の接続状態

これで、信号がサーバからクライアントにワイヤー経由で流れることになります。アクセスポイントは、単なるスイッチングハブとして利用しているだけです。

ここで、FTPサーバ側のIPアドレスを確認してみましょう。Linuxでは、ターミナルで「ifconfig」コマンドを実行します。

サーバ側のLinux

クライアント側でMS-DOSプロンプトを表示しFTPコマンドを実行してファイルをgetしてみましょう。

クライアント側でファイルをget

どうでしょうか。最低でも94Mbpsの数値が出ています。これなら、調査環境として十分でしょう。 それにしても、NICのPCカードやPCカードアダプタは高性能ですね。安心して利用できます。

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