ボーナスは貯蓄すべきか、運用すべきか

待ちに待ったボーナス支給。やみくもに利用すると後からツケが。こうした経験おありではないでしょうか。

また、ボーナスをもとに各種返済を行う方も多いことでしょう。返済後に残ったお金、どのように管理したらよいのでしょうか。どのぐらいの資金を運用にまわしたらよいのでしょうか。「お金を貯めたい人向けボーナスの管理方法とは?」では、20%以上を貯蓄目標にと解説しました。それでは、ボーナスを貯蓄すべきか、運用すべきかを検討した場合、どのように考えていくことが理想といえるのでしょうか。

貯蓄

まずは貯めるべき資金を計算


生活資金と使用予定資金がいくらぐらいかを把握する

ボーナスを貯蓄すべきか、運用すべきかは皆さんの資産状況により異なってきます。そこで、まずは皆さんの家計状況を確認しましょう。家計の資産において、現預金がどのぐらいあるのかをまずは把握します。

次に、ご自身の毎月の生活費の平均を出してみてください。その生活資金の最低3ヵ月分、できれば6ヵ月分は現預金としてお持ちでしょうか。これは、万が一失業、廃業した場合などに備えて、とりあえずの生活資金としてもっておきたい最低限のラインを示しています。この資金に相当する金額が現預金で貯まっていないといった場合には、ボーナスで補充していきましょう。

また、特にご家族がいる場合には、今後数年間で必要となる資金があれば、それも現預金で確保しておくべきといえます。こうした資金は来るべきに備えて確保すべき資金のため、株式や投資信託などの運用にまわすよりも、確実に現預金で貯めるべきです。

余裕資金をもとに運用は検討してみよう

こうした生活資金、使用予定資金を除いても、なおお金が余る(余裕資金がある)といった場合に、はじめて本格的な運用は検討すべきでしょう。余裕資金に関しては、どの程度運用を行うか、期間をどの程度で考えるかは皆さんの考え方によっても異なってきます。3ヵ月間や6ヵ月間といった比較的短期間での運用を希望される場合には、タイミングを見計らった株式投資が向いています。ただし、資産の変動を望まない方は、普通預金で安定的な運用を重視された方がよいといえます。

一方で、年単位での運用が可能といった場合には、投資信託や株式、債券などでの運用も検討してみましょう。

ボーナスはこうした余裕資金を生み出す一手法です。まとまった資金があるからこそ、貯蓄だけではなく投資も検討できます。余裕資金の確保ができていないと感じた方は、運用うんぬん考える前に、まずは必要最低限の生活資金は確保することを目指すべきといえます。

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