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アラ還以上の超オトナ婚。メリットとデメリットは?

アラ還以上の超オトナ婚。メリットとデメリットは?


エッセイストの阿川佐和子さんがアラ還で結婚したのを機に、「シニア婚、オトナ婚もいいんじゃない?」という気運が高まっているようだ。夏木マリさん、桃井かおりさんなどもアラ還結婚だったと再度、話題になっている。

「超オトナ婚」とでもいうべき結婚のメリットデメリットはどんなところにあるのだろうか。現在婚活している女性、過去にしたことがある女性などに話を聞いてみた。


子どもを求められずにすむ

40代後半になって婚活をするようになったカナさん(50歳)は、親の介護などがあって独身を貫いてきた。

「でも45歳のとき、立て続けに両親を見送ったら急に寂しくなって……。2年ほど前から婚活に励むようになりました」

シニア向けの婚活パーティに出かけたり、お見合いをしてみたり。そこで気づいたのは、当然ながら、「子どもを求められずにすむ」こと。

「これが意外と私にとっては気が楽だったんです。そうか、この年齢だと子どもを含めての家庭生活を考えなくていいんだ、と。私は少し年上の方がいいなと思っていたので、相手もバツイチであってももう子どもが大きいことがほとんど。同居を求められることはほとんどありません。ただ、子どもがいないということは夫婦ふたりだけで、終始向き合うということ。よほど気が合う人でなければやっていけないのも事実なんですよね」

今、カナさんにはつきあって3ヶ月ほどになる6歳年上の男性がいる。パーティで知り合ったのだが、お互いに仕事をしているので、ゆっくりとつきあいが進んでいる状態。

「相手は奥さんに先立たれて、男手ひとつで子どもふたりを育て上げた人。子どもたちはすでにふたりとも結婚しているので、彼自身は自宅を長男に譲って、マンションでひとり暮らしをしています。すぐに結婚とは考えていないけど、お互いの家を行ったり来たりしながら、一緒に映画を観に行ったり美術館に行ったりしています。若いころみたいに、恋心に素直に突っ走るという感じではないけど、楽しいなあとは思います」

ただ、この人の介護ができるか、と自分に問いかけてみると、すぐにイエスとは言えないとカナさんは言う。超オトナ婚で、問題になるのはそのあたりかもしれない。


結婚はしたいけれど……

「結婚を考えていた人が、いきなり倒れちゃったんですよね」
そう話してくれたのは、ヨリコさん(55歳)だ。

お互いにバツイチで3年前に知り合い、1年たったときには結婚の約束をした。ふたりとも成人した子どもがいたので紹介もした。だがその直後、当時60歳になったばかりの彼が倒れたのである。

「私は看護したかったけど、あちらのお子さんたちにやんわりと断られて。そりゃそうですよね、大事なお父さんの病床につきあいの浅い女がいるのは許せないでしょう。でも私自身、断られて少しほっとしたんです。やはり年がいってからつきあうと、それまでのふたりの歴史がない分、看護や介護はむずかしいんじゃないかと思います」


過去の関係性、ふたりの歴史も影響する

超オトナ婚は、過去にどのくらいのつきあいがあったかなど、ふたりのそれまでの関係性も大きく影響するのかもしれない。

「私は中学のときの同級生と結婚しました」

アサミさん(56歳)が結婚したのは、中学生時代の同級生と再会してから20年後の昨年だった。再会したときは、アサミさんは離婚して子どもを抱えており、彼は結婚していた。だが、友だち関係はそれからずっと続いたという。

「4年前、彼が離婚したんです。その前後で、いろいろ相談をもちかけられもしました。奥さん側が離婚を切り出したみたい。離婚後はふたりで会うことが多くなりましたね。最初は友だちとしか思えなかったけど、だんだん特別な感情が芽生えてきて……」

昨年、子どもたちにも祝福されて結婚。今は幸せを実感しているそうだ。

「中学生のころのお互いを知っているからかな、いつでも本音で話せるんですよね。大人になってから知り合ったのとはどこか違う気がしています。一緒に生活している時間は短いけど、彼とならお互いに介護もできると感じたからこその再婚ですね」

大人になればなるほど、「家庭を作る」という意識ではなく、「寄り添って生きる」感覚が重要になってくるのだ。男性側には、いくつになっても「日常生活で家事や料理をやってほしい」「老後のめんどうを見てほしい」という意識が強いのが実状だが、それだけでは、超オトナ婚にはたどりつけない。
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