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サウンドバー(シアターバー)のおすすめ機種と機能やサイズの選び方

テレビの音を映画館のように大迫力で包みこまれるようなサラウンドサウンドに! 手軽に加えられるオーディオシステム「サウンドバー(シアターバー)」が人気です。おすすめ製品と選び方を解説します。

鴻池 賢三

執筆者:鴻池 賢三

オーディオ・ビジュアルガイド

<目次>

サウンドバー(シアターバー)とは何か?

サウンドバーとは、テレビの前のちょっとしたスペースに設置できる、細長いバー(棒)形状のオーディオシステムです。薄型テレビに内蔵されている小さなスピーカーよりも、大迫力かつ高音質なサウンドが期待できます。また、HDMI入力端子を搭載した製品なら、テレビやレコーダーとの接続がケーブル1本で済み、さらに多彩な連動機能で操作も楽々。

一般的なミニコンポのようなオーディオとは異なり、テレビとの親和性が高く、映画やライブ音楽の再現に適したバーチャルサラウンド機能を搭載している製品が殆どで、音に包みこまれるような感覚を楽しむことができます。
 

おすすめのサウンドバー・ベスト7選

人気のサウンドバーは、各社からたくさんの製品が発売されています。予算や必要な機能に応じて柔軟に選べるので、ピッタリの1台が見つかるはずです。ここでは、オーディオ・ビジュアル評論家である筆者鴻池が、選りすぐりのおすすめ製品をご紹介します。

■コンパクトで音質も最高峰「パナソニック DY-SP1」
超コンパクトで手軽な価格ながら、内蔵サブウーファーによる重低音と、ハイレゾ対応のクリアな高音質はクラス最高峰。最新仕様のHDMI入出力端子を搭載し、テレビやレコーダーとの相性も抜群。パナソニック以外のテレビやレコーダーとの組み合わせもOKです。
 
パナソニック 2.1ch スピーカーシステム DIGAスピーカー DY-SP1

■2万円代でリッチな映画サウンド「ヤマハ YAS-106」
お手軽価格で4K/HDR対応のHDMI入出力端子を搭載。空気の揺らぎを感じるリッチな低音も特筆に値します。また、多彩なサラウンドモードが選べ、包み込まれるようなサウンドはヤハマならではと思えるもの。限られた予算で映画の雰囲気を味わいたいなら、本製品で決まり!
 
ヤマハ フロントサラウンドシステム ブラック YAS-106(B)

■憧れのBoseサウンドを超手軽に!「Bose Solo 5」
デジタル音声入力は光/同軸と限定的ながら、お手頃価格とコンパクトさがウケて、人気急上昇中のモデル。音質はしっかりBoseテイストで、張りのある魅力的なサウンドが楽しめます。
 
■省スペースと大迫力を両立!「ソニー HT-MT500」
コンパクトなバー部分とスリムなワイヤレスサブウーファーの組み合わせで、設置場所を選ばず、大迫力の重低音サウンドを実現。ハイレゾ対応の高音質設計で、さらに対応スピーカーをリアスピーカーとして加えられる「ワイヤレスサラウンド」など、発展性も魅力です。
 
■1本バーの究極形「Bose SoundTouch 300」
シンプルな1本バーのスタイルながら、Bose独自の音響技術で轟くような重低音と、リアルに広がりのあるサラウンドサウンドを実現。HDMI入出力端子を備えた機能性と美しい外観は、従来のBose製品の常識を覆す出来映えです。Wi-Fi対応で、Spotify Connectなど音楽再生機能も充実。これ一台で映画も音楽もリッチに楽しめるでしょう。
 
■驚愕の立体サウンド「ヤマハ YSP-2700」
音をビームにして壁面を反射させるヤマハ独自の技術により、前方に設置したスピーカーのみで、リアルに包み込まれるようなサラウンドが体感できます。価格帯に相応しい音質を備え、音楽リスニングにも好適。HDMI入出力端子、Wi-Fiおよび音楽配信サービス対応など、機能も最先端です。
 
■天井から音が降る!「パイオニア FS-EB70」
サウンドバーとしては唯一、「ドルビー アトモス」に対応する高機能モデル。バー部分に上向きの「イネーブルドスピーカー」を内蔵し、音を天井で反射。頭上からもリスナーを包み込みます。アンプとサブウーファーが別体で、本格オーディオのようにパワフルなサウンドを実現。省スペース性よりも。最高峰のシアター体験を求める方に最適です。
   

サウンドバーの選び方:機能編

サウンドバー製品を選ぶ際に鍵となる機能を整理しましょう。自身に必要な機能が把握すれば、自ずと最適な製品が見えてきます。

■別体サブウーファー
テレビのバー部分とは別に、サブウーファーを持つタイプです。重低音を迫力を求めるなら、サブウーファー付モデルがおすすめ。設置スペースが必要ですが、最新モデルの多くはワイヤレス接続に対応し、コンセントが届く場所ならOK。設置性は向上しています。小音量派なら不要です。

■HDMI入出力端子
サウンドバーはテレビやレコーダーと接続することになりますが、HDMI端子が利用できれば、映像も音も、HDMIケーブル1本でデジタル接続できて便利です。さらに、配線がスッキリでき、テレビリモコンの音量調整ボタンでサウンドバーの音量が調整できたり、電源が連動してON/OFFできるなど、機器同士の連携も大きなメリット(対応機器の確認は必要)。今買うなら、4K/HDRのパススルーに対応した最新仕様のHDMI端子を搭載した製品をおすすめします。

■Wi-Fi
利用できる機能は製品によりますが、スマホで操作できたり、インターネットラジオや音楽ストリーミングサービスをAirPlay経由で出力したり、Spotify Connectのようにキャストできる製品も増えています。こうした先端機能に興味がある方は、メーカー情報を詳しくチェックしましょう!
 

サウンドバーの選び方:サイズ/設置編

■高さ
バー部分が薄型だと、テレビ画面をさえぎりません。最新モデルは薄型が多くなっています。

■幅
横幅は短いほうが省スペースで好まれる傾向にありますが、、音質面では容積が大きい方が有利です。テレビのサイズに合わせて、バランスの良い製品を選びましょう。

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