GINZA SIX地下2階でチョコレートに出会う!
銀座は美味しいチョコレートが世界中から集まる、日本有数のチョコレートタウン。そんなチョコレートの街にまた新しいチョコレートがやってきました。場所はGINZA SIX 地下2階、フードのフロアです。チョコレートファンのみなさん、まずは地下2階へ向かいましょう!
まずはチョコレート専門店「オリジンヌ・カカオ」へ!
GINZA SIXを訪ねたら、チョコレートファンなら、真っ先にここへ足を運びたいことでしょう。日本を代表するショコラティエ、川口行彦シェフのお店「オリジンヌ・カカオ」が銀座にオープンしました。オリジンヌ・カカオの川口行彦シェフは、日本のショコラティエの先駆者的存在です。
まだチョコレートの専門店が日本に殆どなかった約30年前。1988年、銀座にできたチョコレート専門店「和光チョコレートショップ ルショワ」を立ち上げ、ショコラティエとして15年勤務、2003年には独立して「オリジンヌ・カカオ」を自由が丘にオープン。2005年には、Relais Desserts(ルレ・デセール)のメンバーとなり、現在に至ります。
「26才のときから仕事をしてきた銀座。ここにまた戻ってきましたよ」。川口行彦シェフは、嬉しそうに、笑顔でお話くださいました。
川口シェフは26歳のときから15年間、銀座で真摯にショコラに向き合い続け、そして自由が丘へ。それから、14年の月日が流れました。
銀座でまた川口シェフのチョコレートに会えることが、私もそうですが、和光の時代からのファンの方には感慨深いことでしょう。 新しくオープンした「オリジンヌ・カカオ 銀座店」は、ロゴを一新しています。明るいオレンジ色が、白を基調にした店内に映えます。店名にもあるカカオの実をデザインに取り入れ、モダンな印象に。 人気のボンボンショコラは1個からオーダーできます。気軽に自分用にお買いものしたいですね。ギフト用には、ボックス入りを。ボンボンショコラ専用ボックスも白とオレンジの明るいカラーになりました。
写真右上に並ぶ「ケーク」もぜひ店頭でご覧くださいね。チョコレートを練り込んだ生地に、チョコレートコーティング。銀座店限定のお味「ケーク ショコラ ブラン」「ケーク ブロンド」「ケーク ショコラ」が3種登場しています。
私はオリジンヌ・カカオのケーキのショーケースが以前から好き!人気の定番「ケッツア」「アリキャンテ」「フォレノワール」に加え、新作は「エクレール ショコラ」、「アルモニー」など4種類が登場しています。
そしてこちらもチェックしてくださいね。
「すっととけていく、なめらかな口どけです。生菓子とケーキの中間くらいに位置するような存在です。フルーツの香りが立つように、乳脂肪を低めに。足して割って、掛けて引いて、味を作っていくんですよね」(川口行彦シェフ) 焼き菓子類も豊富に揃っています。銀座でお手土産を探したいときにも、美味しいチョコレートを自分のために買いたい日にも。チョコレートファンのみなさん。ぜひ足を運びましょう。
■SHOPページ
オリジンヌ・カカオ 銀座店
抹茶×チョコレート好きな方は「辻利 銀座店」へ!
創業萬延元年。150年以上の歴史を持つ、京都宇治総本家「辻利」が関東初出店です。抹茶好きであり、チョコレート好きな方は、こちらへ足を運びましょう。モダンなインテリア。ショーケースの中には、「辻利」が誇る、品質のよい抹茶を使ったスイーツが色々と並んでいます。 テリーヌ、という言葉にときめくのは私だけでしょうか?? 抹茶好きなみなさん……。美味しそう、と思われたことでしょう。はい。ご想像どおり、とてもおすすめです。しっとりなめらか、テリーヌのよう!上質な抹茶の香りがお口いっぱいに広がります。
GINZA SIXでこの「京濃い茶テリーヌ」に出会った私は、誠に勝手ながら、先ほどのオリジンヌ・カカオの「テリーヌ ショコラ」とこちらをあわせて、「市川歩美おすすめのGINZA SIX2大ショコラのテリーヌ」と呼ばせていただくことにしました。お店同士はすぐそばなので、両店立ち寄ってください。
抹茶とホワイトチョコレートを使った生地を低温で焼き上げ、しっとりとした食感に。中にはいちごのパートドゥフリュイが入っていて、酸味がアクセントになっています。
お茶の香り高いホワイトチョコレートでコーティングした「ほうじ茶 ノワゼット」「京濃い茶 アマンド」も、お手土産におすすめ。
ヘーゼルナッツを、ほうじ茶チョコレートに、キャラメリゼしたアーモンドは抹茶チョコレートにあわせて。香り高いお茶の香りを、カリッと軽快にお口の中ではじける、キャラメリゼしたナッツとともに味わえます。
■SHOPページ
辻利 銀座店
黒酢を使ったチョコレートを「発酵酢屋 庄分酢」で
福岡県大川市で300年続くお酢の醸造元「庄分酢」が、都内初の旗艦店をGINZA SIXにオープンしました。江戸時代から続く、伝統的な製法を使って作られる「食酢」、あとはドリンクとして楽しめる「飲む酢」が揃います。きれいなお酢の瓶が光るように並ぶ店内。ふと冷蔵のショーケースに目を移すと……、
チョコレートが並んでいます!こちらは「くろ酢の生ショコラ」。GINZA SIXの店舗オープンと同時にデビューし、こちらの店舗で、限定販売されています。
チョコレートに練りこんであるのは、店舗で特に人気の高い「有機玄米黒酢」です。甕の中で3ヶ月かけて発酵させてお酢を造り、貯蔵タンクで半年以上かけてじっくりと熟成させたもの。
伝統的な工程を経ることで、お酢の風味は強く、深いものになります。私はこの黒酢をまずドリンクとしていただいて、とても気に入りました。この黒酢の風味を引き立たせるために、ハイカカオではなく、ホワイトチョコレートとミルクチョコレートをあわせることで、ベストバランスに。
口の中で、すぅっと溶けて、黒酢の味と香りがふわーっと広がってきます。暑い日などは、爽やかだと思いますよ。
また、生クリームではなく、豆乳を使う事で、すっきりとした後味です。表面にキラキラしているのはオブラート(ちょっと昭和な“和テイスト”、ですね!)。ココアパウダーや粉糖を使わないことで、清涼感のある見た目と、黒酢の風味をストレートに味わえることを両立しています。
老舗の酢蔵の酢とチョコレートのマリアージュ。試してみてください。
■SHOPページ
発酵酢屋 庄分酢
「白い恋人」ファンの方は「ISHIYA GINZA」へ!
北海道銘菓「白い恋人」でお馴染みの、石屋製菓が、北海道外初の直営店をオープンしました。その名も「ISHIYA GINZA」。こちらでユニークなチョコレートのお菓子を見つけましたのでご紹介します。
一見、普通のチョコレートの丸いスナック?と思うかもしれません。
ところが実はこちら、お麩にチョコレートを染みこませたお菓子なんです。お麩??と後から知って、意外でした。
軽くてしっとりしていて、ザク、というより、私は、サクサクしっとり、という感じを受けますが、とにかくなんだか手がのびる感じです。
石屋製菓の方によると「お麩を使ったお菓子や手土産が北海道に少なく、石屋製菓として和テイストのお菓子が少なかったため、銀座の店舗オープンを機に、北海道産小麦を使ったオリジナルのお麩を作り、チャレンジしました」とのこと。
お味はホワイト、ストロベリー風味、ビター、きな粉の4種。手頃なお値段なので、気軽におやつにしても、ちょっとしたプレゼントにもよいと思います。
そしてこちら。「白い恋人」の面影があります!
こちらもGINZA SIXのオープンにあわせて登場しました。チョコレートをラング・ド・シャでサンドする技術は「白い恋人」と同じ、また、サイズも「白い恋人」と基本的には同じです(チョコレートの厚さは種類ごとに、若干変わっているそうです)。
北海道チーズ、北海道ワイン、ジャンドゥーヤ、抹茶ミルク、ビター、ハイミルクの6種類。ワインは、北海道産の葡萄「キャンベルアーリー種」を使っています。
チョコレートを使ったユニークなお菓子に出会えるお店です。
■店舗ページ
ISHIYA GINZA
GINZA SIXの地下2階フーズフロアは見どころたくさん!
他にも、フィリップ・コンティチーニ では、様々なチョコレートを使ったスイーツが楽しめますし、Ben's Cookiesでは、1983年創業のイギリスのクッキー専門店の、ミルクチョコレートを使った人気クッキーに出会えます。カフェ・ユーロップには、クラシカルなチョコレートを使ったスイーツが揃っていました。期間限定ショップとしては、2017年4月20日から6月4日まで、八芳園オリジナルチョコレートのお店「Kiki-季季-」がオープンしています。紅玉を使った「りんご」、そして「あまおう」はGINZA SIXの店舗先行販売。 この記事でご紹介したお店は、すべてGINZA SIXの地下2階にあります。たくさん歩き回って、美味しい、楽しいチョコレートたちに出会ってくださいね。
DATA
GINZA SIX 公式サイト: https://ginza6.tokyo/
GINZA SIX アクセス: https://ginza6.tokyo/access
<GINZA SIX関連記事>
GINZA SIXでゆったりとスイーツを楽しめるカフェ
GINZA SIXのおすすめ手土産スイーツ店リスト
GINZA SIXにフランス系パン屋さんが2店舗オープン!
GINZA SIXのレストラン「絶対ハズさない」2店
GINZA SIXを1時間で満喫する方法と全テナント情報