春が大そうじに向いている3つの理由
大そうじと言えば年末! と思う人が多いと思いますが、春の大そうじにはいいことがいっぱい! 春休みやゴールデンウィークにそうじをするとよい理由が、ちゃんとあるんです。子どもがいる家庭では3月が片付けの最大ポイント。たまった書類や教科書類はこの時期にさっぱり整理。
●理由1
日本では新年度が4月から始まります。新しい学校や職場に進む人、新学年を迎える子どもたちにとっては、一年間使った本やプリント、制服や靴などを整理するのに一番向いている時期。春休みのうちにいらないものを処分して、すっきりと整理をすることで、新生活への意気込みも湧いてきます。
●理由2
また、寒い冬の間に手が回らなかったベランダや庭、ガレージのそうじも春ならラクラク。これ以降は梅雨を経て夏となり、雨と暑さで外の作業はどんどん辛くなっていくことに。家の外回りのそうじはこの時期に手をつけておきましょう。
●理由3
そして、年末に落としきれなかったキッチンや風呂場の汚れも、気温が高くなると落としやすくなっていきます。大そうじは冬よりも春が向いているんです。
春休みや5月の連休のスプリング・クリーニングを習慣にすると、年末の大そうじのプレッシャーからもラクになれますよ。
ひとりでやらず、みんなでやろう!
整理して出た古タオルや古シーツなどはどんどんおそうじ用におろして、みんなで使いましょう
●時間を決めて取り組み、時間がきたらきっぱりやめる
終わるまで、と決めるとそれぞれの終わる時間に差が出て、気がついたら一人だけがやっているということも。午後の2時間だけ取り組むなど決めて、時間できっぱり止めるのがコツです。
●終わったら楽しみなごほうびを用意する
終わったら焼肉に行く、洋服を買いに行く、お風呂に行くなど楽しみに思えることを用意して、ごほうび目指して頑張りましょう。
●完全分担よりひとつの作業を二人でするほうが楽しい
部屋ごと、場所ごとに分担して一人きりで作業するよりも、一人が家具を動かして一人が掃除機をかけるなど、一緒に一つの作業に取り組むほうがイベント感覚で楽しめます。「しなくちゃ」と思うのではなく、「楽しい」と思える取り組み方を。
梅雨と夏を乗り切るためにも、春は大切な季節
これからやってくる梅雨の季節、日照時間が減り湿気が増えることで、家に残った埃や汚れをエサに、カビやダニが繁殖しやすくなります。夏の高温でダニはさらに繁殖し、秋になるとその屍骸がアレルギーなどを引き起こすとも言われています。梅雨と夏が来る前の気候の良い春に、カビやダニのエサとなりがちな汚れは、さっぱり落としておくのが、家を健康に保つ秘訣。
そうじの外注は年末に頼むより春の方が融通が利きます。新生活キャンペーンをしていることもあるので要チェック!
気持ちも新たに、家族で春の大そうじ。さっぱり汚れを落として、夏以降も元気に過ごしたいものですね。