なぜ勉強をつまらなく感じてしまうのか?

本来、勉強は楽しいものです。

本来、勉強は楽しいものです。

本来、勉強は楽しいものです。人には「知りたい」「できるようになりたい」という欲求があるからです。小学校低学年のときは、ほとんどの人が勉強を楽しいと感じていたはずです。

では、なぜ勉強をつまらなく感じてしまうのか。それはわからないからです。できない、わからないことが多くなりすぎると、勉強がつまらなくなり、あきらめたくなります。

そうなってしまった場合の解決方法はただひとつ。「わかるところまで戻って勉強し直す」こと。急がば回れの精神です。


勉強は「頻度」が重要

人間には忘れる才能があります。例えば、1週間前の晩ごはんが何だったかを即答できる人はほとんどいないはず。辛いことや悲しいことをそのまますべて覚えていては前を向くことはできないからです。でも、同時に大切なことも忘れてしまいます。忘れないようにするためには、くりかえし思い出すことで、脳にその情報が大切だということを覚えさせる必要があります。

疲れて眠ければたった3分間でもいいです。毎日の復習をけっしてゼロにしないでください。勉強する気が起きなくても、3分間であればすぐに取りかかれるはず。やる気は始めると出てくるものです。3分間のつもりでやり始めても3分間で終わらず、意外と長時間取り組めるものです。


あともう少しだけ取り組んでみる

筋トレやジョギング、楽器の演奏など、何ごとも取り組み始めてから成果が出るまでは時間がかかります。勉強も同じこと。勉強の手ごたえを感じられるようになるには3カ月間は必要です。この「ガマンの3カ月」を乗り切ると、勉強のおもしろさを味わえるようになります。あともう少しでおもしろさを味わえるのに、途中でやめてしまうのはじつにもったいないことなのです。

ちょっと取り組んだだけですぐに結果が出るスマホアプリのゲームのようなものは、手軽ですが感動を得ることはできません。成果が出るまでの期間が長いほど、できるようになったときの感動も大きいもの。勉強で得られた感動は一生の宝になります。


的を絞る

「3カ月も耐えられない」という人は、成果が出やすい分野、単元から取りかかるといいでしょう。たとえば漢字の「読み」や英単語、基礎計算などです。成果が出るまで時間がかかるものは、達成したときの感動は大きいものの、忍耐も必要です。

成果が出るまで時間がかからないものには感動はありませんが、快感を得ることはできます。やる気のあるうちに成果を出したいのなら、的を絞って勉強して、その分野を完璧にすることです。

一点集中の力は絶大です。まずはとにかく結果を出すこと。勉強の快感を味わってください。「やればできる」という状態から「やってできた」という段階へステップアップできます。


授業は「受ける」のではなく、「つかみ取る」

学校でも塾でも、授業を「受ける」姿勢で臨むと、退屈になるし眠くなりがちです。授業は受け身ではなく、積極的に情報を「つかみ取る」姿勢で臨むことを強く勧めます。

授業を受け身で臨むと、その成果は先生(講師)に左右されます。たとえ指導力のある先生(講師)であっても、相性が今ひとつであれば、成果もやはり今ひとつになります。

積極的に情報を「つかみ取る」姿勢で臨むと、成果は自分次第になります。「魚が釣れたらいいな~」と釣り糸を垂らして魚がかかるのを待つのではなく、銛(モリ:魚を突いて獲るための道具)をもって海にもぐり、獲物を狙うとアドレナリンが分泌されます。眠いどころか興奮状態になります。「この授業で大切なことはすべてつかみ取る」、そんな姿勢で受ける授業はあっという間に感じるはずです。


勉強するメリット

勉強すると世の中に「おもしろい」と思えるものが増えます。もちろん勉強しなくてもおもしろいものはたくさんあるでしょう。でも、勉強しなくても味わえるおもしろいものは、すぐに飽きてしまいます。一方、勉強することでおもしろく感じられるようになったものは、飽きるどころか、勉強することでもっと奥深いおもしろさを感じることができるようになるのです。

たとえば英語を勉強することで外国人とのコミュニケーションや洋画や洋楽に楽しみを見出すことが可能になります。地理や歴史を知ることで旅行や博物館を楽しめるようになります。国語の勉強を通じて語い力や読解力がつくと読書がおもしろくなります。

また、勉強はその内容の習得とは別に、勉強するなかで物事を整理して頭に入れることや、自分に合った効率の良いやり方を発見したり、疑問を感じたことについて深く考えたりすることができるようになります。これを知力といいます。知力は体力ともに「生きる力」になるのです。


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